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てまえどりはおかしい?食品ロスは消費者のせい?!反対の声とは!

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最近は、コンビニで「てまえどり」のPOPは当たり前ですよね。あなたは「てまえどり」は「おかしい?」 と思っていませんか?

食品ロス削減はわかるけど「食品ロスを消費者のせいにしてる」など「おかしい」という反対の声が多くあるんです。

「てまえどり」は2022年のユーキャン新語・流行語大賞でトップ10にノミネートされていて世間の関心も高いことが分かりますよね。

私もコンビニに行ったときに、正直同じ値段なのに「どうして古い方を選ばなきゃならないの?」「おかしい?」と思っていました。

私のようにモヤモヤしている人も多いと思い、「てまえどり」のことを正しく理解して食品ロス削減に貢献できるように、まとめてみたのでご覧ください♪

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てまえどりはおかしい⁈取り組みの目的や反対の声

あなたはいつから「てまえどり」が始まったか覚えていますか?私は、気が付いたら始まっていたという感じだったんです。

「てまえどり」とは2021年6月から、農林水産省、日本フランチャイズチェーン協会、消費者庁、環境省が連携して開始しています。

購入してすぐに食べる場合に、棚の手前から販売期限が近づいた商品を積極的に選んでもらうという「食品ロス」を減らすための取り組みです。

初めてコンビニで「てまえどり」のPOPを目にしたときは、「てまえどりをしなくてはいけないんだ!」と、感じてしまったのは私だけでしょうか。

どうしよう…てまえどりしなきゃダメだよね~

では、なぜ「てまえどり」を始めたのでしょう。原因となった「食品ロス」のことも調べてみました。

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てまえどりとは食品ロスを減らすことが目的!

「食品ロス」の定義とは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことで、じつは30年も前から問題提起をされているそうなんです。

日本の食品ロスの量は、令和4年6月に農林水産省と環境省から発表されています。

令和2年度の推計値によると1年間で「食品ロス」は522万トンにもなるんです。

国民1人あたりにすると、毎日お茶碗1杯分なんだそうです。驚きですよね!

まだ食べられる食品が、お茶碗1杯分も毎日捨てられていると思うと、やはり「自分にもできることがあればいいな~」と思ってしまいました。

自分にできることは協力しなきゃね!

これを知るとあなたは、簡単に食品ロス削減に協力できる「てまえどり」から始めようと思いませんか?

では、なぜ「おかしい」や「うざい」などの反対の声が多いのでしょうか。どんな声が多いのかをまとめてみたんですよ。

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てまえどりはおかしいやうざいなどの反対の声とは

「てまえどり」に反対する声は「おかしい」「うざい」の他にも数多くあったので紹介しますね。

調べていくと消費者側にもリスクがあることが反対の声がでる理由だと分かりました。

ネット上での反対の声を、大きく分けるとこのようになります。

  • いろんな客が、棚に戻したり触っているかもしれないので「汚い」と感じる
  • 「食品ロス」を消費者のせいにしている感じがする
  • 同じ値段だったら新鮮な方を選びたい
  • そもそも店側の発注予測ミスでは
  • 割引してくれれば買う
  • 店側の努力が感じられない

など、他にも「違和感を感じる」や「モヤモヤする」などの意見もありました。

確かに、客側が同じ値段で古い食品を選びたくないのもよく分かりますよね。

でも…古いの買って期限内に食べきれなかったらどうしよう~

実際に、すぐに食べるつもりで買ったけど食べきれずに残ってしまったが、消費期限が少なかったため結局、捨ててしまったなど。

そして、その中でも多かった意見が、「汚いと感じる」というものでした。

私は正直汚いと思ったことが無かったので、意外だったんですよ。

ネット上では「親の見てない所で小さな子供が触ったりなめたりしていた」や「棚に戻す人があとをたたないから誰が触ったか分からない」など。

汚いだろ~かんべんしてくれよ!

あなたなら、この反対の声を聞いてどう感じますか?やっぱり「おかしい」と思いますか?

私も、食品ロス削減の効果はあるかもと思いつつも、納得もできないという意見も分かる気がします。

では、実際に「てまえどり」には反対の声ようなデメリットはあるのでしょうか?

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てまえどりはおかしい⁈デメリットは店側にも!

確かに、一方的に「てまえどり!」と言われると、やはり「何で?」「自分で選ばせて!」と反対したくなるのも分かりますよね。

「おかしい」などの反対の声が、すでにデメリットだとも思いますが、わかりやすくまとめてみました。

消費者側のデメリット
  • 同じ値段で古い方を選ぶこと
  • 消費期限を気にして食べなければならないこと
  • 汚いと感じる商品でも選ばなければならないこと

このデメリットを見て、あなたも「やっぱりイヤだな~」と思いましたか?これだけを見ると確かにイヤですよね。

「てまえどり」には、「おかいしい」や「うざい」の他にも、「汚いと感じる」などの消費者側のデメリットがモヤモヤの原因なのかと思いました。

農林水産省のHPを見ると「消費期限」は未開封かつ適切に保存された状態で「安全に食べられる期限」のことでお弁当などの傷みやすい食品に表示されるそうです。

また、「賞味期限」はスナック菓子やカップ麺、ペットボトル飲料などの傷みにくい食品に表示され「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」の事だそうです。

しかし、実際には消費者側だけでなく店側にもデメリットはあるようで、ネット上にあがった店側の声もまとめてみました。

てまえどりはおかしいの反論?ネット上の店側の声

消費者側の「おかしい」などの反対の声ばかりクローズアップされていました。

しかし、店側の貴重な意見もネット上にあがっていたので紹介します。

  • 店側の努力が足りないとか価格を下げろとか言って、奥から取るのを正当化しないでほしい
  • 店に納品されてから廃棄までだいたい3日くらいしか持たないことも理解してほしい
  • 店側から「てまえどり」をやりずらかったので国が主導してくれてありがたい
  • 客側も手前はゴミ箱に行くかもしれないことを自覚してほしい
  • 自分は無関係と他人事と思っている人は「てまえどり」しない

もしかしたら、耳が痛かった人もいたのではないでしょうか。

でも、店側の意見が聞けたことで、私は1人の消費者側として「考えを変えなければいけないな」と思いました。

店側も大変なんだよ~

あなたも店側の苦悩を聞いて、店側も「大変そう~」と食品ロス削減も大事と思えれば「てまえどり」は積極的にできそうですね!

では、食品ロス削減以外はデメリットばかりなのかと言えばそうではありません。ちゃんとメリットもあるんですよ。

てまえどりは食品ロス以外のメリットもある!

じつは、「てまえどり」にも「食品ロス削減」以外でメリットがあるという声も!

「てまえどり」で食品ロスを意識することで冷蔵庫のなかのものを意識して食べるようになり、消費期限切れを防ぐことができます。

「てまえどり」は消費者にメリットがないようにも思えますが、すぐに食べるならデメリットも無いという意見もあります。

そうね!すぐに食べる分を「てまえどり」すればいいんだよね!

さらに、「値下げが無かったとしても、何かしらのカードなどでポイントが付いければ、その分が間接的に値下げされていると思う。」

などというような意見もあり、デメリットばかりに目を向けず「素敵な考えだな~」と感じました。

あなたもポイント付けたりしていませんか?私はコンビニでもスーパーでも必ずポイントはつけていますよ。

値引きはなくてもポイントで得しているんですよね~。

でも、なぜそれほどまでに「食品ロス」がおこってしまうのかはこのような理由だったんです。

てまえどりはおかしい⁈食品ロスの原因と消費者の心理

「てまえどり」の目的は食品ロスを減らすことですが、あなたは消費期限が切れた食品でも食べることはありませんか?

私はモノにもよりますが消費期限が切れたからといって、すぐに傷むわけではないので冷蔵庫で保存して2~3日は当たり前に食べています。

食品ロスを放置して、このまま大量の食品を無駄にしていると環境悪化や人口増加による食料危機に対応できなくなると言われているんです。

環境悪化の理由は、廃棄されたゴミは運搬や焼却の際に二酸化炭素(CO2)を排出しているからなんだそうです。

食品ロスの原因は売れ残りや食べ残しがほとんど

食品ロスの原因はさまざまで、このようなことが主な理由なんです。

あなたは知っていましたか?私はなんとなくしか知らなかったのでそんなに多いなんて思ってもいませんでした。

「てまえどり」はおかしいと思っている人に、知ってほしいと店側の人の意見にもありましたよね。

食品ロスの原因
  • スーパーやコンビニなどの売れ残った商品や返品されたもの
  • 飲食店での食べ残し
  • 売り物にならない規格外品
  • 家庭での食べ残しや使わずに捨ててしまったもの
  • 料理で出た皮など

日本人は鮮度志向が高いらしいようで、スーパーなどでは「てまえどり」をせずに新鮮なほうから取るのが当たり前のようになっていますよね。

食品ロスを調べていくと、化学ジャーナリストの松永和紀氏が「賞味期限を過ぎたらすぐに品質が変化すると誤解されていている。」

「食品ロスを減らすにはそうした消費者心理を変える必要がある」と書かれていたんです。

わたしも消費期限や賞味期限に神経質になってたかも…

私もその中の1人で、新鮮な方ばかりを選んでいました。どこかで「てまえどり」は「おかしい」と思っていたのかもしれないですね。

例えばコンビニのおにぎりの消費期限は余裕をもって設定されているそうですが、保存方法で変わるそうなんです。

<コンビニおにぎりの日持ちの目安>

  • 冷蔵保存…消費期限後、3日程度(工場から店舗に陳列するまでの時間差を考慮して)
  • 常温保存(夏)…消費期限後、半日から1日以内
  • 常温保存(冬)…消費期限後、1日から1日半以内

このような目安だそうです。冷蔵庫だったら3日も持つというのは少し驚きでした。

これだけ余裕をもって消費期限をもうけているのなら「てまえどり」は「おかしい」などと言えなくなってきそうですよね。

世界ではいまなお9人に1人が栄養不足といわれ、日本ではたくさん輸入しているのにたくさん捨てているのが現状なんだそうです。

まとめ

  • 「てまえどり」には「食品ロス削減はわかるけど」や「食品ロスを消費者のせいにしてる?」などおかしいという反対の声が多くある
  • 「てまえどり」とは2021年6月から、農林水産省、日本フランチャイズチェーン協会、消費者庁、環境省が連携して開始している取り組み
  • 「てまえどり」とは、購入してすぐに食べる場合に、棚の手前から販売期限が近づいた商品を積極的に選んでもらうこと
  • 「てまえどり」は「食品ロス」を減らすことが目的
  • デメリットが、同じ値段で古い方を選ぶことや、汚いと感じる商品でも選ばなければならないことだから「おかしい」との意見がある
  • 「てまえどり」で食品ロスを意識することで冷蔵庫のなかのものを意識して食べるようになり、消費期限切れを防ぐことができまる
  • 「てまえどり」はすぐに食べるならデメリットも無いという意見もある
  • 食品ロスを放置して、このまま大量の食品を無駄にしていると環境悪化や人口増加による食料危機に対応できなくなる

「てまえどり」には実際、さまざまな意見があります。

ですが「食品ロス」の現状などを正しく理解することで、1人1人ができることとは何かを考えるきっかけになれば反対の声もなくなるのではないでしょうか。

私も、これからは消費期限に神経質にならず、食べられる食品は簡単に捨てないように行動をしていこうと思いました。

あなたも「てまえどり」が「おかしい」などと思わずに食品ロス削減に自分ができる事からはじめてみませんか?

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