あなたは、黒豆を煮たり、もらったりしたらその煮汁をどうしていますか?
私の祖母もお正月によく黒豆を煮ていましたが、煮汁をそのまま捨てていました。
最近、祖母が煮た黒豆を食べたら改めて「美味しいな〜」と思いました。
そして「このまま煮汁を捨てないで上手く保存とかできないのかな?」と考えました。
黒豆の煮汁は常温、冷蔵もできますが、冷凍保存が一番おすすめなのが分かりました!
さらに黒豆の優しい甘さに気付いて、煮汁を使ったスイーツもいいな!と思いました。
ここでは黒豆の煮汁を使ったスイーツのアレンジレシピも紹介しています!
また、黒豆は腐りやすいのでその見分け方についても紹介しますね。
黒豆をたくさん作り過ぎてしまって保存に困っているあなたや、私のようなスイーツ好きなあなたにも必見です!
黒豆と言えば「丹波の黒豆」が有名ですよね。機械乾燥ではなく天日乾燥しているので皮にダメージがなく、初めてのあなたでも簡単に煮ることができますよ♪
黒豆の煮汁は冷凍保存が断然おすすめ!解凍方法も紹介!
黒豆ってついたくさん作り過ぎて、その保存も難しいイメージがありますよね?
調べてみたら、黒豆は、常温、冷蔵でも保存はできますが、冷凍保存が断然おすすめなのが分かりました。
また、どの方法でも清潔なタッパーまたはジップロックなどの袋に黒豆を入れ替えて保存してくださいね。
ここでは黒豆と煮汁を分けての保存や、煮汁と一緒に保存する方法を紹介します。
また、その解凍方法についても紹介しているので、今黒豆を煮たあなたにぜひ読んで欲しいです!
黒豆の冷凍保存は煮汁と分ければ約1か月も日持ちする!
冷凍保存の場合は煮汁と一緒に保存するのも良いですが、煮汁と分けて保存すれば約1か月間保存できます!
その理由は、煮汁などの水気を取れば他の保存方法よりも長持ちできるからです。
冷凍で保存する際のポイントが3つあります。まとめると以下の通りです。
- なるべく薄く平らにして冷凍庫へ
- アルミのトレイがあれば早く冷えやすい
- 冷凍室をできるだけ「強」に設定する
また、チャック付きのフリーザーバッグに移して冷凍保存もできます。
その際は空気を入れないように注意しながらチャックをしめましょう。
続いては、黒豆を煮汁ごと保存する方法です。次を読めば、煮汁ごと保存するメリットも分かるので、そのまま読み進めてくださいね。
黒豆を煮汁ごと冷凍保存すれば豆のシワ防止になる!
黒豆を煮汁ごと冷凍すれば、ツヤツヤの黒豆のまま解凍して食べることができます。
日持ちは、煮汁と分けての保存よりも短い約3週間となってしまいますが、解凍した後もツヤツヤの黒豆を食べることができます。
反対に、黒豆と煮汁を別にして保存してしまうと、場合によっては豆にシワが寄ってしまいます。
煮汁ごと冷凍保存する場合は、小分けにしての保存がおすすめです!その時のポイントを下記でまとめてみました。
黒豆と煮汁を分けて冷凍保存するのも良いですが、短い期間で食べる予定があれば煮汁ごと冷凍保存しても良いですよね?
小分けにすれば、必要な時だけに使えたり、お弁当に入れたりできそうです。
次は、冷凍した黒豆の解凍方法について紹介します!
冷凍した黒豆は冷蔵庫での自然解凍にするべし!
冷凍した黒豆は、食べたい前日に冷蔵庫に入れて自然解凍するのがおすすめです!
ちなみに、常温でも解凍はできますが黒豆が傷みやすくなるので、常温で解凍したら当日に食べ切るようにしてください。
また、解凍と言えば電子レンジでもできますが、温めすぎてしまうと食感が悪くなる可能性があります。
それでも、時間がないなどで電子レンジで解凍したい場合は、解凍モードにしながら適度に様子を見ながら慎重に解凍してください。
以上が、黒豆の煮汁の冷凍保存とその解凍方法についてでした。
冷凍庫などがパンパンなど、状況によっては冷凍保存じゃなくて常温や冷蔵で保存することもあると思います。
安心してください!次は、常温と冷蔵保存について紹介します。
黒豆と言えば「丹波の黒豆」が有名ですよね。機械乾燥ではなく天日乾燥しているので皮にダメージがなく、初めてのあなたでも簡単に煮ることができますよ♪
黒豆の煮汁の保存は冷凍の他に常温や冷蔵でもできる!
ここまでで、黒豆の煮汁の冷凍保存について焦点を当ててきました。
「でも、そんなに黒豆を煮てないし…」、「すぐ食べるのに…」と思ったそこのあなた!
安心してください、黒豆の煮汁の保存は冷凍以外でも常温、冷蔵でもできますよ!
それでは、早速1つずつ紹介していきます。最初は常温保存についてです。
黒豆の煮汁の常温保存は気温10度以下の環境ならOK
常温保存ができるのは、気温10度以下の環境のみです!使いきれなかったら冷蔵庫に入れましょう。
常温保存は最大で1週間ほど日持ちします。夏の場合はもう少し早く傷む可能性があるので、豆から異臭がしないかや糸を引いていないか確認してから食べましょう。
さらに、保存してから2~3日に一度のペースで火入れをすれば、通常の常温保存より日持ち期間を約2倍に延ばすことができます。
その時のポイントは、黒豆煮を鍋に入れて加熱し、沸騰してから1分ほど経ったところで火を止めることです。
もし、煮立たせてしまうと風味が薄くなってしまうので注意してください。
黒豆の煮汁の冷蔵保存は砂糖を足せば2週間持つ!
冷蔵保存は、常温の時と同じで1週間程度ですが、味付けの時に砂糖を気持ち多めに入れれば、2週間ほど持ちます。
その際に、手作りの場合は粗熱が取れた後に密封可能な容器に煮汁と一緒に移して保存してください。
また、黒豆は他の豆より腐りやすいので、常温保存よりも冷蔵のほうがおすすめです。
さらに、煮汁と一緒に保存することで豆にシワが付くのを予防できます。
以上が、黒豆の煮汁の保存方法でした。前述しましたが、黒豆は他の豆より腐りやすいんです。
もし、「腐ったかな?」と思った時の見分け方について、次に続きます。
黒豆の煮汁は腐りやすい?!その見分け方は主に3つ!
黒豆が腐りやすい理由は、黒豆にタンパク質が多く含まれているからです。
タンパク質を微生物がアミノ酸からアンモニアに分解すると、見た目やにおいに異変が起きて食べられなくなります。
黒豆の煮汁が腐っている場合の見分け方は、主に3つあります。
1つ目は黒豆から異臭がすること、2つ目はカビのような白っぽい膜が張っていること、3つ目は黒豆を食べた時に酸っぱい味がすることです。
「傷んでるところだけ取り除けば食べられるんじゃない?」と思ったそこのあなた!それは危険です!
傷んでいないところだけ食べようとしても、食中毒になる可能性があります。
なので、上記のうち1つでも当てはまったら、食べないようにしてください。
以上が、黒豆の煮汁の常温、冷蔵保存についてと黒豆が腐っている場合の見分け方についてでした。
続いては、黒豆を使ったスイーツのアレンジレシピについて紹介します!
この記事では、スイーツ好きな私が「絶対食べたい!」と思ったスイーツのレシピを集めました。
ぜひ、スイーツ好きなあなたに読んでほしいです。
黒豆の煮汁のレシピで3つのスイーツに大変身!
あなたは今まで黒豆を食べてきて、おせち料理やお弁当のちょっとしたおかず以外にも何かレパートリーを増やしたいと思ったことはありませんか?
私も久しぶりに祖母の黒豆を食べた時、子どもの時より変に豆の味がなくて「もしかしたらスイーツにしてもおいしいんじゃないか?」って思いました。
調べてみたら、黒豆の煮汁を使ったスイーツのアレンジレシピがたくさんありました!
どれも美味しそうで迷いましたが、スイーツ好きの私が、「これだったら美味しいこと間違いない!」と思ったレシピを下記の通り、3つ厳選しました。
スイーツ好きにはたまらないアレンジレシピばかりですね。1つずつ見ていきましょう!
黒豆の煮汁入りホットケーキ
私が、祖母が作った黒豆を食べて最初に思ったアレンジレシピでした。
いつものホットケーキに黒豆の煮汁を入れることで甘すぎず、優しい味に生まれ変わります。
材料は以下の通りです。4枚分の材料を想定しています。
- ホットケーキミックス 150g
- 黒豆 約60g
- 黒豆の煮汁 約50cc
- バナナ(完熟)1本
- 卵 1個
- 水 40-50cc
- お好みのトッピング(粉砂糖や果物など)
作り方は、最初にボウルにバナナを潰しながら卵を入れます。
次にホットケーキミックスと黒豆と煮汁を入れます。
軽く混ぜ合わせたら、生地の固さを見ながら水を足していきます。
この後はいつもホットケーキを焼くように枚数分焼いて完成です!
1つ目のレシピから美味しそうです(笑)このレシピは手作りの黒豆を想定しています。
もし、市販の黒豆煮しかない場合は水を増やせば作れるので試してみてください。
黒豆のマフィン
1つ目と同じようになってしまいますが、ホットケーキミックスに黒豆を入れればマフィンにも生まれ変わります。
今回は、卵とバターなしという健康的なマフィンです。
材料は下記の通りです。Mサイズでマフィン6個分を想定しています。
- ホットケーキミックス 200g
- サラダ油 20cc
- 牛乳と黒豆の煮汁合わせて 130ccから140cc
- 黒豆 適量
作り方は、上記の材料を全部ボウルに入れて混ぜて、型に入れて180度のオーブンで15分程度焼くだけです。
なんて簡単なんでしょう(笑)まだ2つ目なのに、どっちにしようか迷ってしまいます。
黒豆のプリン
3つ目は少し変わって、黒豆の煮汁を使ったプリンです。
定番なのは定番ですが、プリンって手間がかかって作るのが大変そうというイメージはありませんか?
今回は、簡単にできる黒豆のプリンのレシピを調べました!
材料は下記の通りです。プリンカップ2個から5個分を想定しています。
- 黒豆の煮汁 150cc
- 牛乳(豆乳でもOK) 150cc
- 粉ゼラチン 5g
作り方は、事前に粉ゼラチンをお湯でふかすことから始まります。
その後、鍋に煮汁と牛乳を入れて人肌程度まで温まったら、粉ゼラチンを入れてしっかり溶かします。
溶かしたら、容器に流し入れて粗熱を取ったら冷蔵庫に入れて3時間程度冷やしたら完成です。
3時間程度冷やすと少し柔らかめのプリンができます。固さの好みは個人差があるので冷やす時間は調整してみてくださいね。
以上が、黒豆の煮汁を使ったアレンジレシピでした。
どれも美味しそうで迷ってしまいます(笑)私は、黒豆の煮汁入りのホットケーキが気になります。
いつもホットケーキには、はちみつしかかけないので黒豆の煮汁を入れたら新しい味に出会えそうです!
あなたも気になったレシピを試してみてくださいね。
まとめ
- 黒豆の煮汁は常温、冷蔵でも保存できるが、冷凍保存が一番おすすめ
- 冷凍保存は煮汁と一緒に保存するより、煮汁と分けて保存すれば約1か月間保存できる
- だが、黒豆を煮汁ごと冷凍すればツヤツヤの黒豆のまま解凍して食べることができる
- 冷凍保存した黒豆は食べたい前日に冷蔵庫に入れて自然解凍するのがおすすめ
- 常温保存ができるのは気温10度以下の環境のみで、使いきれなかったら冷蔵庫に入れて保存する
- 冷蔵保存は味付けの時に砂糖を気持ち多めに入れれば2週間ほど保存できる
- 黒豆は早く腐りやすいため、異臭がする、白っぽい膜(カビ)が張っている、酸っぱい味がしたら食べない方が良い
- 黒豆の煮汁を使ったスイーツのアレンジレシピがたくさんあり、黒豆の煮汁入りのホットケーキやマフィン、プリンなどがおすすめ
以上が、黒豆の煮汁の保存やそのアレンジレシピについてでした。
今回調べてみて、黒豆が他の豆よりも腐りやすいことと保存も丁寧にしないといけないなど今まで知らないことばかりでした。
煮汁を捨てていた祖母にも早速教えたいと思います!
家に黒豆があるあなたも紹介した保存方法やアレンジレシピを試してみてくださいね。
黒豆と言えば「丹波の黒豆」が有名ですよね。機械乾燥ではなく天日乾燥しているので皮にダメージがなく、初めてのあなたでも簡単に煮ることができますよ♪