寒天を沸騰させすぎちゃった！どうしよう！？ちゃんと固まるかなぁ？
あなたは寒天を煮溶かす時、沸騰させすぎて心配になったことはありませんか？
寒天は沸騰させすぎても大丈夫！ちゃんと固まりますよ。
寒天はいくら沸騰させても固まる力は落ちないので安心してくださいね。
むしろ沸騰させて完全に寒天を溶かし切らないと固まらないんです。
寒天はほろっとした食感が良く、ヘルシーで美味しいですよね。牛乳かんや寒天ゼリーが私は大好きです♪
この記事では寒天を沸騰させる理由や、寒天が煮溶けた時の見極め方、固まらなかった時のやり直し方について書いています。
この記事を読んだら「寒天を沸騰させすぎた！」と心配しなくても大丈夫。ぜひ最後まで読んでくださいね！
寒天は沸騰させすぎても大丈夫!しっかり煮溶かして♪
あなたは寒天を沸騰させすぎたらどうなるんだろうと不安に思っていませんか？
寒天は沸騰させすぎたら上手く固まらないのかなぁ？
寒天は沸騰させすぎてもちゃんと固まるので安心してくださいね！
むしろ寒天は沸騰してから約2分間弱火で温めて、完全に溶かし切らないと固まりにくくなるんですよ。
弱火と言っても表面がフツフツとするくらいの火加減で温めてくださいね。煮立たないくらいの火加減では寒天は溶け切りません。
温めすぎると固まりにくくなるゼラチンと違って、寒天は煮すぎても固まる力は落ちないので安心して弱火で煮立たせましょう♪
強火で煮立たせると水分が蒸発して寒天と水の分量が変わってしまいます。弱火でフツフツ程度がポイントですよ。
次では寒天が溶け切った時の見極め方を説明しますね。
寒天は90度以上で溶ける!煮溶けた時の見極め方を伝授!
寒天は90度以上で溶ける性質のため、沸騰させて溶かす必要があるんです。
先ほど説明したように、沸騰させてから表面がフツフツとなるくらいの弱火で約2分温めないと完全に溶け切らないんですよ。
寒天が完全に溶け切っていないといくら温度を下げて固めてもうまく固まりません。
きちんと固めるためにも寒天は完全に溶かし切りましょう！溶けたかどうか見極めるポイントは次のとおりです。
- スプーンを寒天液につける
- スプーン表面にツルッとした液だけつけば完全に溶けたのでOK
- スプーン表面につぶつぶが見えたらまだ溶け切っていないので弱火で煮る
この方法で寒天が完全に溶けたか確認してくださいね！
次では、沸騰させてもなかなか寒天が溶け切らないなぁという時について解説しますね。
沸騰させても寒天が溶けない⁉︎原因と解決法を紹介
寒天を沸騰させてもなかなか溶け切らないの。なんでかしら？
グラグラ煮ても寒天が溶け切らない理由は以下の2つあります。
- 砂糖を混ぜて煮た
- お湯に寒天を混ぜて煮た
＜砂糖を混ぜて煮た＞
寒天に砂糖を加えて甘いゼリーを作る時ありますよね。
砂糖を加えるタイミングは完全に寒天が溶けてからなんですよ。
寒天が溶け切っていないときに砂糖を入れる、または寒天と砂糖を同時に煮出すと寒天が溶けにくくなります。
＜お湯に寒天を混ぜて煮た＞
寒天を煮る時は必ず水と混ぜてから加熱してくださいね。
お湯に寒天を混ぜてしまうとダマになったり、加熱を続けても溶けなくなったりします。
寒天は沸騰させすぎても大丈夫ですが、あまりにグラグラ煮続けると先にお伝えした通り寒天と水の分量が変わってしまうので注意してくださいね。
次では寒天の種類や溶かし方のコツについて解説していきますね。
寒天には3種類ある!それぞれ溶かし方のコツを紹介♪
寒天には3種類あります。あなたはどの寒天を使っていますか？
- 棒寒天
- 糸寒天
- 粉寒天
棒寒天は角寒天とも呼ばれます。棒寒天や糸寒天は海藻らしい匂いがして弾力のある寒天が作れますよ。
天日にさらして乾燥させているので埃やゴミをとるためにもよく洗い、ふやかしてから煮溶かして使います。
ふやかす時間は30分〜1時間程です。ふやかす時間が短いと長く煮溶かす必要がありますよ。
棒寒天も糸寒天も形が見えなくなるまで煮溶かしてくださいね。
粉寒天は水と混ぜてから加熱して溶かします。水と混ぜるだけでは溶けきらないので、しっかり加熱することをお忘れなく！
粉寒天は水と混ぜただけで溶けたように見えるけど、実はまだ溶けきっていないのね。
どの寒天も沸騰させすぎてもちゃんと固まりますよ。しっかり加熱して溶かしきりましょう！
寒天が固まらない！そんな時は再加熱してやり直せるんですよ。次で詳しく説明しますね。
寒天が固まらない時はやり直しできる!再加熱法を伝授!
寒天が固まらない〜！なんで〜！？
寒天ゼリーを作ったのに固まらないとショックですよね。寒天が固まらない時はやり直しができるんですよ！
寒天は一度固まっても再度加熱すると溶ける性質があるんです。
寒天は加熱したら溶けますが、常温では溶けませんよ。
やり直し方は寒天に何を混ぜたかで変わります。
- 寒天と水を混ぜて作った場合
- 寒天と牛乳やジュースなどを混ぜて作った場合
＜寒天と水を混ぜて作った場合＞
寒天と水を合わせて作った寒天ゼリーは、鍋に移して沸騰後約2分間しっかり加熱して完全に寒天を溶かすことで固まります。
寒天が完全に溶けきってなかったことが固まらない原因だったんだね。
＜寒天と牛乳やジュースなどを混ぜて作った場合＞
寒天と牛乳やジュースを混ぜて作った寒天ゼリーは再加熱しても分離してうまく固まらないことがあります。そんな時は以下のやり直し方を試してくださいね。
- 固まらなかった寒天ゼリーを火にかけ溶かす
- 新しく寒天液を作り、そこに人肌程度に温めた牛乳やジュースを入れる
- 1と2を混ぜ合わせる
新しい寒天液を足すことで固まりますよ。しっかり煮溶かしてくださいね！
まとめ
- 寒天は沸騰させすぎても固まる
- 寒天は沸騰してから約2分、表面がフツフツするくらいの弱火で加熱してしっかり溶かすことが重要
- 寒天が溶け切ったか判断するには寒天液にスプーンをつけてつぶつぶが見えなければ溶けている
- 砂糖やお湯と寒天を混ぜて加熱すると寒天が溶けにくくなる
- 寒天には棒寒天、糸寒天、粉寒天の3種類あり、棒寒天と糸寒天は煮溶かす前にしっかりふやかす必要がある
- 寒天には固まっても再度加熱すると溶ける性質があるのでやり直しができる
寒天を沸騰させすぎても心配ないことがこの記事でわかりましたね。
むしろ沸騰させすぎたくらいの方が寒天が完全に溶けて固まるんですね。知らなかった〜！
この記事が寒天を使うときの役にたてれば幸いです。
寒天の日持ちや保存方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。ぜひ読んでみてくださいね！
あなたは寒天ゼリーを子供のおやつに作ろうと思っていませんか？こちらの記事には子供に食べさせる時の注意点やおすすめレシピが載っています。
