12月〜2月が旬のぶり。脂がのって美味しいですよね!ぶりはとても栄養価が高く、青魚の中でもトップクラスなんですよ。
養殖も多いからスーパーで1年を通して売られているよ!
そんなぶりですが、あなたはぶりと食べ合わせが悪い食材があるか気になっていませんか?
身近な魚だからこそ悪い食べ合わせがあるのか気になりますよね。私も気になったので調べてみました!
すると、ぶりと食べ合わせの悪い食材は見つかりませんでしたが、漢方薬の葛根湯(かっこんとう)と組み合わせると頭痛などの症状が出る場合があることがわかりました。
この記事では、ぶりと葛根湯の組み合わせについてやぶりと食べ合わせが良い食材、また、ぶりと梅干しの食べ合わせについても紹介しています。ぜひ最後まで読み進めてくださいね!
ぶりと食べ合わせが悪い食材なし!葛根湯には注意して!
ぶりと食べ合わせの悪い食材はあるのかな?
先にお伝えしたように、ぶりと食べ合わせの悪い食べ物はありませんが葛根湯との組み合わせには要注意です!
養殖がさかんで1年を通してスーパーで売られているぶりですが、旬の時期は12月〜2月。ちょうど風邪が流行る時期ですよね。
風邪っぽいからと葛根湯を飲んで、ぶりを食べると大変なことに!?
次ではぶりと葛根湯を組み合わせたらどうなるか詳しくお伝えしますね。
葛根湯とぶりの組み合わせで頭痛や発熱のおそれが⁉︎
葛根湯は風邪のひき始めに飲むと効くとされている漢方薬ですよね。
子供が風邪をひいたとき予防のために葛根湯を飲みます。風邪が流行る冬の時期には特に欠かせない存在です!
そんな葛根湯とぶりを組み合わせると顔面紅潮(がんめんこうちょう)や頭痛、じんましん、嘔吐(おうと)、発熱する可能性があるんですよ。
ぶりはヒスチジンという、疲労感の緩和(かんわ)や貧血予防の役割を持つ栄養素を持っています。
ヒスチジンは体内でヒスタミンという成分に変化します。
実はこのヒスタミンは摂りすぎると顔面紅潮や頭痛、じんましん、嘔吐、発熱などの症状を起こす一因になるのです。
葛根湯はそのヒスタミンを体内に取り込む性質があるため、ヒスタミンの元となるヒスチジンをもつ食べ物と一緒に飲むと体内のヒスタミン濃度が上がってしまいます。
よほどの量を食べない限り症状は出ないと思いますが、注意するに越したことはないですよね!
ちなみに、ヒスチジンを含む食べ物はぶりだけではありません。
マグロ、カツオ、イワシ、さんま、さばもヒスチジンを多く含むので、葛根湯を飲むときは気をつけてくさだいね!
ぶりは栄養満点!健康や美容に嬉しい栄養がつまった魚!
ぶりってこわい成分を持っているんだね!?
ここまで読んだらそう思うかもしれません。でも、ぶりは身体に嬉しい栄養満点の魚なんですよ!ぶりの主な栄養素は以下の通りです。
- 良質なタンパク質
- ビタミンD
- DHAやEPAの脂質
<良質なタンパク質>
良質なタンパク質とは、アミノ酸がバランスよく含まれているタンパク質のことです。このアミノ酸は体内で作ることができないため、食べ物から摂る必要があるんですよ。
良質なタンパク質は身体の中でたくさん使われ、余分な老廃物が少なくなるのが特徴です。
タンパク質は筋肉や臓器や髪、肌などを作る材料になります。またホルモンや免疫機能など身体の機能を調整する働きもあります。
アンチエイジングにも良質なタンパク質は必須です。
ぶりに含まれる良質なタンパク質で美容効果が期待できるんですよ♪
<ビタミンD>
ビタミンDはカルシウムの吸収を促し、骨を丈夫にする働きがあります。骨粗しょう症の予防のためにぶりを食べるのもいいですね!
<DHAやEPAの脂質>
DHAやEPAの脂質は血液をサラサラにしたり、血中のコレステロールを減少させる効果があります。
DHAは脳の活性化にも役立っています。特に成長期にDHAを摂ると脳の発達に良いと言われているんですよ。
受験生の子供にピッタリね!今夜はぶりで決まり!
健康にも美容にも頭にも良く悪いところなしのぶり、積極的に食べたいですよね!
次ではぶりと食べ合わせの良い食材や、栄養を余すことなく摂れる食べ方についてお伝えしますね。
日本一のぶり養殖生産量を誇る鹿児島県長島市のブランドぶり、鰤王(ぶりおう)。
その名の通り味も安全性もトップです。「リピート決定!」の声が続出!
一度食べたら虜になるぷりっぷりのぶり、あなたも堪能してみませんか?
ぶりと食べ合わせが良い食材は大根や大豆製品!ご飯も!
青魚の中でもトップクラスの栄養をもつぶり、あなたは食べ合わせの良い食材は何か知っていますか?
ぶりと言ったら定番の大根と相性が良いのかな?
そうですね!私もぶり大根が最初に思い浮かびました。
ぶりと相性の良い食べ合わせは大根やカルシウム豊富な大豆製品、ご飯なんですよ。ひとつずつ説明していきますね。
大根でぶりを食べやすく♪栄養も一緒にいただき!
ぶり料理の定番であるぶり大根は、もちろんぶりと相性の良い食材です。
大根にぶりの煮汁が染み込んで美味しですよね。私も大好きです!
大根がなぜぶりと相性が良いかというと、大根の酵素が脂のたっぷりのったぶりの消化を助けるためです。
ぶりのコッテリさも大根と一緒に食べるとこで食べやすくなるんですね。
また、DHAやEPA、ビタミンは加熱すると溶け出しやすい栄養素なのですが、ぶり大根として一緒に煮込むことで煮汁が大根に染みて溶けでた栄養素も余すことなく摂れるんですよ。
美味しくて栄養満点!今夜のおかずに作らなくっちゃ♪
ぶりと大豆製品の組み合わせで骨を強く健康に!
ぶりにはビタミンDが豊富と先にお伝えしました。ビタミンDはカルシウムの吸収をよくする働きがあるんです。
なので、カルシウムが豊富な大豆製品と一緒にぶりを食べると効率よくカルシウムを摂れるので相性のいい組み合わせなんですよ。
大豆製品の中でも、がんもどき、こうや豆腐、木綿豆腐がカルシウムを多く含んでいますよ。
ぶりと大豆製品を一緒に食べて骨を強くしましょう♪
栄養まるっと!ご飯とお刺身でエネルギーチャージ♪
ブリに豊富に含まれるDHAやEPA、ビタミンは先でお伝えしたように加熱すると溶け出しやすい栄養素です。
栄養満点のぶり、せっかくなら栄養そのままに摂りたいですよね!
そんなあなたにおすすめの食べ方はズバリぶりのお刺身です!お刺身ならぶりの栄養をまるっと摂れますよ。
ご飯と一緒に食べると、ブリに含まれるビタミンBがご飯の糖質を効率よくエネルギーに変えてくれます!
美味しくて栄養満点のぶり、ぜひ相性の良い食べ合わせで楽しんでください♪
ブリと梅干しは食べ合わせ良し!おすすめレシピも紹介
ここまででブリと葛根湯の組み合わせが良くないことや、ブリと食べ合わせが良いものがわかりましたね!
ブリは魚の中でも脂がのっていて食べ応えがあるのが特徴ですよね。
そんなブリは、さっぱりとした梅干しとも食べ合わせが良いんですよ。
梅干しは胃腸の活動を活発にし、ブリの脂を消化する手助けをしてくれます。
また、ブリと梅干しを一緒に煮込むと梅干しに含まれるクエン酸の効果でブリの臭みがなくなります。
食べ合わせも調理の相性も良いのね!
次では梅干しを使ったおすすめレシピを紹介しますね♪
いつもの照り焼きをアレンジ♪ブリの梅照り焼き
ブリの照り焼きに梅干しを加えてさっぱりアレンジレシピです♪
梅干しの塩味によって醤油の量を調整してくださいね。
いつもの照り焼きに梅干しを加えることで、さっぱり爽やか照り焼きに変身します。ぜひ一度お試しください♪
ご飯がすすむ!さっぱり美味しいブリの梅なめろう
刺身に味噌や薬味を合わせ、粘りが出るまでたたいて作るなめろう、ブリで作っても美味しいんですよ。
ここでは梅干しを使ったブリのなめろうレシピを紹介しますね。
たくさんたたけば粘りが出てねっとりし、味噌の風味が広がります。粗くたたくと薬味の味をしっかり感じますよ。
ご飯のお供としてはもちろん、酒のつまみとしてもブリの梅なめろうは合います。ぜひ作ってみてくださいね!
まとめ
- ぶりと食べ合わせが悪い食べ物はないが、葛根湯との組み合わせは注意が必要
- ぶりは良質なタンパク質やビタミンA、ビタミンD、DHAやEPAの脂質を含む栄養満点な魚
- ぶり大根はぶりの栄養を余すことなく摂れて食べ合わせが良い
- がんもどきなど大豆製品とぶりを食べ合わせると効率よくカルシウムが摂れる
- ぶりの栄養そのまま摂るならお刺身で食べるのがおすすめ
- ぶりと梅干しは食べ合わせが良く、梅干しがぶりの脂の消化を手助けする
- この記事には梅干しを使ったぶり料理のレシピが紹介されている
ぶりには食べ合わせの悪い食材はないことがわかって安心しましたね。
むしろ食べ合わせると栄養が効率よく摂れる食材があるんですね!
美味しくて栄養満点、悪いところなしのぶりをいろんな食べ方で堪能してくださいね♪この記事があなたの役に立てれば幸いです。
日本一のぶり養殖生産量を誇る鹿児島県長島市のブランドぶり、鰤王(ぶりおう)。
その名の通り味も安全性もトップです。「リピート決定!」の声が続出!
一度食べたら虜になるぷりっぷりのぶり、あなたも堪能してみませんか?