あなたは筑前煮や肉じゃが、大根の煮物が濃い味になって困ったことはありませんか?
醤油を入れ過ぎて筑前煮が濃い味になってしまったわ!
煮物が濃い味になってしまった時には…以下の対処法を試してみてください!
- 薄い出汁(だし)で煮直しする
- 酒と水を足して煮直す
- 水分の多い具材を追加する
我が家の家族は煮物が大好きなので、私もよく作るのですが…味付けが濃くなってしまい、味の調整をすることもしばしば…。(笑)
こちらの記事では煮物の味が濃い時の対処法や煮物の味付けで失敗しないポイントを紹介しています。
煮物が濃い味付けになってしまって困っているあなた、ぜひ読んでくださいね!
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煮物の味が濃い時は?出汁で煮直すなど対処法3選!
煮物って簡単なようで、出来上がりの味が「あれ?濃くなってしまった!」ということがありますよね。
レシピ通りに作ったはずなのに~!!しょっぱくなっちゃった!
せっかく作った煮物の味が濃いと、とっても残念ですよね。煮物の味が濃い時にはどのような対処法がよいのでしょうか?
味が濃くなってしまった煮物の味を薄味に戻すには以下の3つの方法があります!
- 薄い出汁で煮直す
- 酒と水を足して煮直す
- 水分の多い食材を追加する
なんとかする方法があるのね!よかったわ~!
単純に水で薄めたり、他の調味料を足してしまえばいいんじゃない?と思ったあなた、実は違うんです!
水を足したり、さらに調味料を足して調整していくと味がぼやけてしまって、後戻りできなくなってしまうかもしれません!
せっかく作ったのに濃い味になってしまった煮物…処分してしまってはもったいないですよね!ここから薄味に戻す方法を詳しく見ていきましょう♪
煮物の味が濃くなった時は薄い出汁で煮直して!
煮物を作るときに使った出汁を薄めに作って具材を煮直すと味の調整ができます。
だしパックを使って薄めに作ったらいいわね!
出来上がった煮物の具材に味があまり染み込んでいない場合は、薄めの出汁を足すだけで改善できることがあります。
煮物の具材に味がしっかり染み込んでしまっている場合は、濃い味になってしまった煮汁と具材を分けて、具材を薄めの出汁で煮直しましょう。
取り分けた煮汁は捨てないでね!!
煮物に染み込んでいた味が出汁に染み出てきて味付けは薄まります。ここで、味を見て薄いようなら、取り分けておいた煮汁を少しずつ足してもう一度味付けをしましょう♪
また味が濃くならないように、ここはひとつ慎重にね!
煮直す時に、里芋やじゃが芋などのイモ類の具材があると煮崩れしやすいので、一旦取り出してから炊き直してくださいね!
一度煮直してもまだ味が濃い場合は、煮物の温度が冷めてからもう一度、薄めの出汁で一緒に炊き直しをしましょう。上手く調整できるとよいですね♪
酒と水で煮直して味を薄くすることもできる!!
濃い味になってしまった煮物に、水を加えれば味は薄くなるのでは?と思いますよね。
水を入れるだけだと、味付けが水っぽくなってしまいます。
そこでよい働きをしてくれるのがお酒なんです!この場合のお酒はできるだけ塩などが入っていない料理酒や日本酒がおすすめです。
お水で味を薄めながらも、お酒の旨味で味をととのえてくれます。水とお酒の割合は1:1になるようにしましょう。
水分の多い大根やしらたきなどの食材を追加する!
薄めの出汁で煮直す…といっても、もう一度出汁を取り直すのも面倒な時がありますよね!
そんな場合は冷蔵庫の中をチェックしてみてください!
大根、しらたきやこんにゃく、豆腐やきのこ類などの水分を多く含む食材があればラッキーです♪
これらの食材は水分を多く含んでいるので、煮物の味を薄めてくれます。
また、食材そのものが煮物にも合うし、旨味を持っている食材なので煮物の味に深みを持たせることができますよ!
煮物が濃い味になってしまったけど出汁を作るのが面倒!
こんな時にはとっても役に立つ食材です!煮物の味が濃くなって困っている時にはぜひ試してくださいね。
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煮物の味を染み込ませるには?濃い味にならないコツ!
よ~く味を染み込ませた煮物って美味しいですよね!私は味をよく染み込ませたおでんや筑前煮が大好きです♪
でも、味を染み込ませる=味が濃いではありませんよね!
味が濃い煮物にならないように、上手に味を染み込ませる方法を紹介しますね!
ちょっとしたポイントなので、ぜひ今日から取り入れてみてください♪
大根やかぼちゃの煮物、ひじきの煮物…いろんな煮物を美味しく作りましょう!
煮物の仕上がりをよくするには⁉下茹でも効果的
煮物に使う食材ってそれぞれの硬さが違いますよね?
硬さの違う食材を一緒に煮てもいいのかな?
大根やレンコン、カブなどといった食材は下茹でして柔らかくなってから他の食材と合わせて煮ることをおすすめします。
下茹でをすることで、野菜の組織が壊れるのでその後に煮る時に味が染み込みやすくなりますよ。
色々な硬さの食材を初めから一緒に煮込むと、硬い素材を柔らかくするために長時間煮込むことになり味が濃くなってしまいます。
硬い素材の下茹でをしておくと、長時間煮込まなくてもよいので味が濃くなってしまうことも防げますね♪
味が濃くない煮物を作るには火加減も重要!
煮物を作る時には火加減がとっても大事になります。味を染み込ませるためにも、高い温度を保ちながら、弱火でコトコト煮込むと美味しく仕上がります。
この時のポイントは味が濃くなりすぎないように薄味の煮汁で煮込むことです!
いきなり強火にかけて炊くと具材が煮崩れする原因になります。また、煮汁が早く煮詰まってしまうので焦げ付きの原因にもなります。
煮物をする時の火加減は弱火~中火、時間をかけてコトコトと♪を意識しましょう。
落とし蓋をすると蒸気や火の通りが均一になり味も全体にまんべんなく染み込みますよ。
最近は落とし蓋の代わりになるクッキングシートもあります。火加減に注意して美味しい煮物を作ってくださいね♪
味が濃すぎる煮物にならないように味付けの順番も大事
ここまでは味が濃すぎる煮物になってしまった時に、味を薄める方法を紹介してきました。できれば、味が濃すぎる煮物になってしまわないように完成させたいですよね!
ピタッと味が決まるとよくやった、私!!って嬉しくなるわ♪
味が濃すぎる煮物にならないようにするには味付けの順番にもポイントがあります。詳しく紹介していきますね!
さしすせその順番が大事!煮物の味付けのポイント
料理の味付けの順「さしすせそ」を聞いた事がありますか?
さ(砂糖)、し(塩)、す(酢)、せ(醤油、昔は「せうゆ」と書かれていたそうです)、そ(味噌)。
この「さしすせそ」の味付けの順番で、煮物を作る時に味つけをしていくことがポイントなんです!
まずは砂糖のように「甘味」から入れていきます。
なぜ甘いものが先なの?と気になりますよね。ちゃんとした理由があるんですよ♪
砂糖を構成している分子は塩の分子よりも大きいので、食材に染み込みにくいという特徴があるんです。
塩を含む食塩や醤油、味噌よりも先に入れる事で食材にじっくりと砂糖の甘味を染み込ませることができます。
反対に塩分のある調味料を先にいれると、甘味が入りにくくなります。
また、塩分は食品中の水分を引き出して食材を引き締めてしまう力があるため、具材が硬くなってしまうんです!
硬い仕上がりにはなりたくなーい!!
醤油は必ず最後に入れるようにしましょう!ちなみに、酒やみりんは?と気になりませんか?
酒やみりんは「さしすせそ」より前、一番最初に入れる方がよいんです。
酒は食材の臭みを取ってくれます。また、酒もみりんもアルコールが含まれるので、アルコールを飛ばすためにも一番最初に入れましょう。
お酒はなるべく塩分が含まれていない料理酒を使う方がいいですね!
味付けの順を守って、美味しい煮物を作って下さいね♪
それでもちょっと失敗!味が濃すぎる!!ってなった時には、味を薄くする以外にもリメイクする方法もあるんです♪これから紹介していきますね。
煮物の味が濃すぎた時はリメイクもOK♪2品紹介
気を付けて味付けしていても、ちょっと煮物の味が濃くなってしまって困った!ということもありますよね。
煮物の味付けが濃すぎた時は、味を薄く煮直す以外に別の料理にリメイクすることができるんです!おすすめの2品を紹介しますね。
煮物の代表格「筑前煮」の味付けが濃くなってしまった時のリメイクを紹介します。
お正月に作ったお煮しめも三が日、炊き直していると段々と味付けが濃くなってしまうこともありますよね。
作り過ぎて食べ飽きてしまった時にもリメイクレシピを知っておくと便利ですよ♪それでは見ていきましょう!
<炊き込みご飯>
お米にもち米を混ぜて炊いたら、五目おこわ風になって美味しいよ!
続いて、和風カレーを紹介しますね。ピリッと辛いカレーが食欲をそそりますよ♪
<和風カレー>
味が濃い煮物をお出汁の効いた和風カレーにリメイクしましょう!
私は以前、作り過ぎて残ったおでんをカレーうどんにリメイクしました!
おでんの具材を小さめに切って、煮汁に水を足して煮込んでカレールゥを入れて味を調整しました。
誰も昨日のおでんだとは気づいていませんでしたよ(笑)
まとめ
- 煮物の味が濃い時には、「薄めに作った出汁で煮直す」「酒:水=1:1の分量を入れて煮直す」「水分を多く含む食材を追加する」方法がある
- 煮物の味が濃い時には水だけ足したり、さらに他の調味料を足したりする調整はしない方がよい
- 煮物の仕上がりをよくするには、素材別で下茹でするとよい
- 煮物を美味しく仕上げるには火加減が大事
- 煮物の味付けには調味料の「さしすせそ」の順番を守る
- 濃い味の煮物になった場合は「炊き込みご飯」や「和風カレー」など他の料理にリメイクすることもできる
この記事では煮物が濃い味付けになってしまった時の対処法や、煮物の味付けが濃くならないようにするポイントを紹介しました!
あなたの美味しい煮物を食べた人が笑顔になりますように♪
下記の記事では、この記事とは逆に煮物の味付けが薄い時の対処法が書かれています。あわせて参考にしてみてくださいね!
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