あなたはよく土鍋を使って料理をしますか?土鍋でおでんやキムチ鍋を作るとアツアツで美味しいですよね♪
でも土鍋って火にかけるとすぐ焦げ付いてしまってショックを受けることも…。
土鍋の焦げ付き防止には「目止め」をするといいんです!
「目止め」とは米のとぎ汁や片栗粉を溶いた水で土鍋の小さな穴をふさぐことをいいます。目止めのやり方は本文で詳しく伝えますね。
また土鍋が焦げ付いてしまった場合はお酢や重曹をつかって焦げ付きを落とすこともできますよ。
あなたも土鍋を大事に使って長持ちさせたいですよね!?この記事では下記の内容について紹介しています。
- 土鍋の焦げ付き防止(目止め)と焦げ付きの原因
- 土鍋が焦げ付いてしまった時の焦げの落とし方
- 土鍋を長持ちさせるコツ
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね♪
土鍋を火にかけていたら吹きこぼれて焦げ付いてしまった!なんてこともありますよね。
吹きこぼれにくい土鍋を使えば土鍋の焦げ付き防止にもつながりますよ。
この土鍋はレンジOK、オーブンOK、さらに食洗器でも洗えて便利な土鍋です♪
土鍋の焦げ付き防止には米のとぎ汁で目止めをしよう!
土鍋が焦げ付いてしまうと焦げを落とすのは大変なので、防止できたら嬉しいですよね?
新しい土鍋を使う前に「目止め」を行うと土鍋の焦げ付き防止になるんです!
目止めとは…土鍋にはもともと微小の穴(目)があいているため、米のとぎ汁や片栗粉(でんぷん質)を使って土鍋の穴をふさぐ処理のこと
目止めを行うことによって焦げ付きを防止できるのはもちろん、土鍋の水漏れやひび割れ、におい移りを防ぐことができるんです!
土鍋を長く大事に使うために大切な目止めのやり方を説明しますね。
土鍋の目止めは使い始めだけでなく定期的に♪
土鍋にとって重要な目止めですが、そんなに難しくないので安心してくださいね。
米のとぎ汁は片栗粉や小麦粉でも代用できます!その場合は水の量の10%程度の片栗粉や小麦粉を溶かして使います。
私も半年ほど前に新しい土鍋を購入し、使い始める前に目止めを行ったのですがとても簡単にできましたよ。
また目止めについて調べていて初めて知ったのですが、新しい土鍋だけでなく定期的に土鍋の目止めを行うと土鍋が長持ちするそうなんです!
そしてもうひとつ手軽にできる土鍋の焦げ付き防止方法があったので紹介しますね。
土鍋でご飯を炊くときに塩や昆布で焦げ付き防止
あなたは土鍋でご飯を炊いたことがありますか?私は炊いたことがないのですが、土鍋ご飯ってとっても美味しいのでいつか挑戦してみたいと思っていました。
土鍋で炊いたご飯ってふっくらしてて美味しいけど、焦げ付きが心配…。
土鍋でご飯を炊くときに強火で!と聞いたことがあって、強火だと焦げ付いたりしないのか気になったので調べてみました。
- 土鍋でご飯と炊くときに粗塩をひとつまみ入れる
- 土鍋に昆布を一枚敷いてからお米を入れる
この2つのどちらかをやると焦げ付き防止に効果があります。
どちらも手軽に出来そうなので、私も土鍋でご飯を炊くときにやってみようと思います!
また土鍋の焦げ付き防止方法を調べていたら「焦げ付き防止プレート」というものがあり、どんなものか気になったので調べてみました。
すると「焦げ付き防止プレート」というよりは、「IH用土鍋の中に敷く専用のプレート」のようでした。
確かにそのプレートを敷くと焦げ付き防止になりますが、あなたの土鍋がIH対応でなければ使えない可能性があります。確認してから購入するようにしましょう。
ここまで土鍋の焦げ付きを防止する方法について紹介してきました。
次に「気を付けていたけど土鍋が焦げ付いてしまった!」というあなたに焦げの落とし方を紹介します。
土鍋を火にかけていたら吹きこぼれて焦げ付いてしまった!なんてこともありますよね。
吹きこぼれにくい土鍋を使えば土鍋の焦げ付き防止にもつながりますよ。
この土鍋はレンジOK、オーブンOK、さらに食洗器でも洗えて便利な土鍋です♪
土鍋の焦げ付きは酢や重曹で落とせる!やり方は簡単
土鍋の焦げ付きを防止するには目止めをしっかり行うのが大事でしたが、あなたはうっかり土鍋を焦がしてしまったことはありませんか?
大変!少し目を離したら、お鍋の具材が焦げ付いてしまった!
実は土鍋の焦げは「酢」や「重曹」で落とすことができるんです!焦げの原因になった食材が酸性かアルカリ性かによって2つを使い分けるといいんですよ。
軽い焦げの場合は水を入れて一晩置いておくと焦げが柔らかくなり、布や柔らかいスポンジで優しくこすると焦げを落とすことができます。
ひどい焦げの場合は何が原因で焦げ付いたのかによって、焦げの落とし方が変わっています。
- お酢…アルカリ性の焦げ(野菜やきのこ)
- 重曹…酸性の焦げ(米、肉、魚)
それぞれの焦げ付きの落とし方を説明していきますね♪
野菜やきのこの焦げはアルカリ性になります。なので酸性であるお酢で中和させて焦げ付きを落とすことができるんです。
- スポンジで焦げをこする
- 土鍋の八分目まで水とお酢(60ml)を入れ、沸騰させる
- 沸騰したら火をとめ、一晩置く
- 一晩置いたら土鍋の水を捨て、スポンジでこすり洗いをする
ちなみにお酢はおでんや煮込みで出来た黒ずみやカビも落とすことができますよ!
次に米や肉、魚の焦げの場合は酸性になるので、アルカリ性の重曹を使って焦げ付きを落とします。
- 土鍋の八分目まで水、重曹(大さじ2~3杯)を入れ沸騰させる
- 沸騰したら火を止め、一晩置く
- 一晩置いたら土鍋の水を捨て、スポンジでこすり洗いをする
どちらもスポンジで優しくこすることが大事になります!
金属製のたわしで土鍋をゴシゴシあらうのはNGです。土鍋はデリケートなので、すぐに傷がついてしまいます。
また焦げ付きを落としたいからと言ってクレンザーを使用するのもNGです!
土鍋の小さな穴がクレンザーを吸収して土鍋が焦げやすくなってしまうんです。
焦げ付きを落としたくてたわしでゴシゴシやっていたわ!これからは気を付けましょ。
土鍋の焦げ付きの落とし方を紹介しましたが、あなたは土鍋がなぜ焦げ付いてしまうのか気になりませんか?
私も、原因がわかれば土鍋の焦げ付きが防止できると思ったので調べてみました!
土鍋の焦げ付きの原因は火の強さや加熱時間にあった!
土鍋が焦げ付いてしまう原因は3つあったので紹介しますね。
それぞれなぜ土鍋が焦げる原因になってしまうのか説明していきます。
<火力が強すぎる>
コンロの火力が強すぎることが原因になります。「レシピ通りの火力にしたのに焦げてしまった」ということもありますよね。
なぜレシピ通りの火力でも焦げてしまうのかというと、各家庭のコンロの火力、気温、土鍋の種類がそれぞれ違うからなんです。
土鍋はとてもデリケートで、強火にするとすぐに焦げ付きやひび割れの原因にもなるので注意しましょう。
<加熱時間が長い>
土鍋でおでんや煮込みを作ると美味しいですよね~♪しかし長い時間火にかけると焦げ付きの原因になってしまいます。
土鍋を火にかけているときはできるだけそばを離れず、焦げくさいなと思ったらすぐに火を止めるようにしましょう。
また家族で鍋を囲むときにガスコンロをつけっぱなしにすることもあるのではないでしょうか?
鍋の具材が煮えたら一度火を止めるなどして長い時間火にかけるのは避けるようにしましょう。
<材料の入れすぎ>
材料を土鍋にギュウギュウに入れすぎると、下の方の具材が焦げ付いてしまうんです。
一度に材料をいれないようにするか、時々土鍋の中を混ぜると焦げ付きを防止できますね。
ここまでは土鍋の焦げ付きの落とし方や焦げ付きの原因を紹介してきました。
続いて、焦げが土鍋の外側の場合はどのように落としたらよいのか紹介します♪
土鍋の焦げ付きが外側の場合も重曹やクエン酸が便利!
土鍋の内側の焦げ付きの落とし方をお伝えしましたが、焦げ付きが外側の場合はどうやって落としたらよいのでしょうか?
土鍋の焦げ付きが外側の場合も重曹やクエン酸で落すことができるんです!
土鍋の内側同様に金たわしなどでゴシゴシこすらないように注意しましょう。
軽い焦げ付きの場合は内側と同じように水に一晩つけておく方法もあります。
水に一晩つけて置いても焦げ付きが落ちない場合は次に紹介する方法を試してみてください。
土鍋の外側の焦げ付きには重曹やクエン酸が使える
土鍋の外側の焦げ付きを落とす方法は3つありました♪
- 重曹ペーストを布やスポンジにつけてこする
- 重曹水に土鍋を浸して2~3時間放置する
- クエン酸やお酢を混ぜた水を浸したキッチンペーパーを土鍋の外側に貼って放置する
<重曹ペースト>
重曹ペーストは重曹:水=3:1の割合で作ります。作る際に重曹と水をいっぺんにまぜるのではなく、少しずつ混ぜるのがポイントです!
重曹ペーストができたら布やスポンジにペーストを付けて焦げの部分をこすり、最後に水ですすいでしっかり乾燥させます。
<重曹水>
重曹水は土鍋よりひと回り大きな容器を用意して、ぬるま湯200ccに対して重曹を小さじ2杯の割合で溶かします。
重曹水ができたら土鍋の外側の焦げの部分が浸かるように入れて2~3時間放置し、布やスポンジでこすり、最後に水洗いします。
大きな容器を用意できない場合は重曹水にキッチンペーパーを浸して、そのキッチンペーパーを土鍋の外側に貼って数時間放置する方法もあります!
<クエン酸やお酢>
水200ccにクエン酸やお酢を小さじ2杯溶かします。あとは重曹水と同じようにキッチンペーパーを浸して土鍋の外側に貼り、数時間放置します。
最後に水洗いして乾燥させて終わりです!どれも手軽にできるのでぜひ試してみてくださいね。
キッチンペーパーなら家にあるし、簡単に出来そうね!
土鍋はしっかり管理すればとても長持ちするものです。長持ちさせるコツも調べたので参考にしてみてください♪
土鍋を長持ちさせるコツは優しく洗ってしっかり乾燥!
私は半年前に新しく土鍋を買ったばかりなので土鍋を長持ちさせるコツを調べてみました。
- 土鍋を定期的に目止めをする
- 急熱、急冷を避ける
- 柔らかいスポンジで優しく洗う
- 水気を取りしっかり乾燥させる
新しい土鍋だけでなく定期的に目止めを行うことによって、焦げ付き防止はもちろんひび割れやにおい移り防止にもなります。
土鍋はとてもデリケートなので急激な温度変化に弱いです。
水が付いたまま火にかけたり、アツアツの土鍋を水につけたりするとひびが入って割れてしまうこともあります。
また土鍋を洗う時は洗剤を柔らかいスポンジにつけて優しくこすり洗いすると良いでしょう。
硬い金たわしなどでゴシゴシ洗うと土鍋を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です!
土鍋を洗った後は布巾などでしっかり水気をふき取ります。さらに土鍋を弱火で15~20秒空焚きすると水分が抜けていきます。
余裕がある日は風通しの良い場所でしっかり乾燥させてくださいね♪
土鍋を保管する場所は湿気の少ない場所がおすすめです。土鍋を大事に扱うと愛着がわいてきますよね!
ぜひ土鍋を長持ちさせるコツを参考にしてみてほしいです。
まとめ
- 土鍋の焦げ付き防止に米のとぎ汁や片栗粉を水で溶いて土鍋の穴をふさぐ「目止め」をすると良い
- 目止めは焦げ付き防止だけでなく、土鍋の水漏れやひび割れ、におい移り防止にもなる
- 土鍋でご飯を炊くときは粗塩をひとつまみ入れるか、昆布を入れてからお米を入れると焦げ付き防止になる
- 野菜やきのこのアルカリ性の焦げにはお酢、米や肉、魚の酸性の焦げには重曹を使うと焦げ付きが落ちる
- 土鍋の焦げ付きを金たわしでゴシゴシ洗ったり、クレンザーを使うのはNG
- 土鍋の焦げ付きの原因は火が強すぎる、加熱時間が長い、材料を入れすぎなどがある
- 土鍋の外側の焦げ付きには重曹ペーストや重曹水、クエン酸やお酢が便利
- 土鍋を長持ちさせるコツは定期的に目止めをする、急熱や急冷を避ける、柔らかいスポンジで洗う、しっかり乾燥させること
土鍋の焦げ付きが防止できたら料理が楽しくなりますよね!
また土鍋がもし焦げてしまった場合はこの記事を読んで焦げを落とす参考にしてみてください。
あなたの土鍋が少しでも長持ちしてくれたら嬉しいです♪
土鍋を火にかけていたら吹きこぼれて焦げ付いてしまった!なんてこともありますよね。
吹きこぼれにくい土鍋を使えば土鍋の焦げ付き防止にもつながりますよ。
この土鍋はレンジOK、オーブンOK、さらに食洗器でも洗えて便利な土鍋です♪