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納豆とブロッコリーの食べ合わせは互いの不足を補い合う!管理栄養士が相性を解説!

食べ合わせ
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あなたは納豆とブロッコリーは好きですか?私は大好きで、日々の食事の中で取り入れることが多いです。

納豆もブロッコリーも健康、美容面によいというイメージがありますね。納豆は他の食材と食べ合わせることでより体に嬉しい効果を得られますよ。

納豆とブロッコリーの食べ合わせはいいのかな?

納豆とブロッコリーの食べ合わせは納豆に少ないビタミンCをブロッコリーが補ってくれるという嬉しいポイントがあります!

せっかく納豆を食べるなら体にもっとプラスになる食べ方をしたいなぁ。

お任せください!管理栄養士である私が納豆とブロッコリーの食べ合わせや、キムチやトマトなど他の食材との組み合わせについて紹介していきます。納豆好きのあなた、必見ですよ!

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納豆とブロッコリーの食べ合わせは互いの不足を補える

納豆もブロッコリーも栄養価が高いです!そしてそれぞれしっかりと個性を持っています(笑)

栄養素にはビタミンやミネラルなどがありますが、1つの食材で全ての栄養素をしっかり含んでいる食材はなかなかありません。

納豆とブロッコリーは食べ合わせることで納豆には少ないビタミンCをブロッコリーが補ってくれるというメリットがあります!

食べ合わせることで、補い合っていくことが大切なんですよ。

人と一緒で、補い合って助け合っていくことが大事なのね♪

私は管理栄養士として仕事をしていますが、食材について「これって体にいいの?」と聞かれることがよくあります。

納豆について聞かれることは多いですね。やはり健康面を気にしている方が多いんだなぁと思います。

では、納豆やブロッコリーにはどんな栄養素が含まれるのでしょうか?解説していきますね。

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納豆とブロッコリーの栄養素は?体への効果を解説!

ここから、納豆やブロッコリーには主にどんな栄養素が含まれているのかみていきましょう。

<納豆に含まれる栄養素とその効果>

納豆
  • 大豆イソフラボン…女性ホルモンに似た働きをする
  • 鉄分…貧血の予防になる
  • カリウム…高血圧予防やむくみ改善
  • カルシウム…骨を丈夫にしてくれる
  • ナットウキナーゼ…血液をサラサラにする効果が期待できる
  • 納豆菌…腸内環境を整えてくれ、便秘予防になる
  • ビタミンK…カルシウムが骨へ吸収されるのを助ける、血液の凝固に関わる

納豆は大豆を納豆菌で発酵させて作られます。「ナットウキナーゼ」は納豆菌によって作られ、納豆にしか含まれません!

ナットウキナーゼは納豆のネバネバの部分に含まれ、血液をサラサラにする効果が期待されています。

なんだか可愛い名前だけど、すごいパワーがあるんだね!

また、納豆にはビタミンB群が多く含まれるため、髪や肌、爪や粘膜などを健康に保つ働きがあります。美容効果にもとってもよいですね!

ただ、納豆はビタミンCの含有量がとても少ないんです。

納豆を食べる時には納豆に足りない栄養素を足して食べるとよいですね。そこでおすすめな野菜のひとつにブロッコリーがあります!

<ブロッコリーに含まれる栄養素とその効果>

ブロッコリー
  • ビタミンC…免疫力UPやお肌のサポートする
  • カリウム…高血圧予防やむくみ改善になる
  • ビタミンK…カルシウムの吸収に必要な栄養素である
  • β(ベータ)-カロテン…体の粘膜を守り免疫力をUPさせる
  • スルフォラファン…抗酸化作用のある成分、体の酸化を抑え老化予防、ガン予防になる

ブロッコリーは野菜の王様とも呼ばれてるんだって!

ブロッコリーにはビタミンCが多く含まれます。納豆にあまり含まれないビタミンCをブロッコリーと一緒に摂ることで補えるということになります。

納豆とブロッコリーを組み合わせて食べてもよいですし、納豆がある献立の中にブロッコリーの一品をもってきてもよいですね。

湯がいたり、レンジでチンしたブロッコリーをごま和えにしたり、おかか和え、ツナ和えにしても美味しいですよ。納豆のある献立の一品として添えてみてくださいね。

また、茹でただけのブロッコリーを冷蔵庫に常備しておくととても便利です!

ブロッコリーの保存方法について知りたいあなたは、こちらの記事が参考になります。ぜひ読んでみてくださいね。

我が家は朝ごはんに3房ぐらい添えてだしています。野菜も摂れるし、彩りも良くなって作る側の気分も上がります。

管理栄養士
管理栄養士

今日も朝から野菜も摂れるし、よくやった!私!という気分になれますよ♪

また、納豆もブロッコリーにも体によい栄養素が含まれていますが、注意が必要なケースがあります。これから紹介していきますね。

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納豆とブロッコリーの食べ合わせで注意が必要な場合も⁉

納豆やブロッコリーにはどちらもビタミンKが多く含まれます。ビタミンKは私たちの体内で血液の凝固に関わったり、骨の形成を促す働きをしています。

血栓(けっせん)を防ぐための抗血栓薬を服用している場合は、血液中のビタミンKの濃度が高くなると薬の効果が弱まってしまうことがあります。

服用している場合は医師、薬剤師に相談の上、納豆やブロッコリー、ほうれん草や小松菜、青汁などビタミンKが多く含まれる食材の摂りすぎは避けた方がよいですね。

また、納豆には尿酸値を上げるプリン体が含まれています。プリン体は過剰摂取になると痛風を引き起こす原因になります。

納豆は体によい食材ですが食べ過ぎには注意してくださいね!

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納豆とブロッコリースプラウトの食べ合わせ効果は⁉

納豆とブロッコリーの食べ合わせについて解説してきました。ここで、ブロッコリースプラウトの効果についても紹介しておきたいと思います!

ブロッコリースプラウトって体にいいって聞くけどホント?

ブロッコリースプラウトには「スルフォラファン」という、体内で解毒(げどく)や抗酸化力を高めてくれる成分が含まれています。

栄養価の高い納豆と秘めたるパワーを持つブロッコリースプラウトを一緒に食べると体に嬉しい食べ合わせになりますね!

スルフォラファンとは?

解毒(げどく)や抗酸化で重要な働きをしてくれる「酵素」が体内で生成されるのを促す働きがある。

ブロッコリースプラウトを摂取することで体の解毒力や抗酸化力をアップさせることが出来るんです。

ちょっと言いにくい名前なんですが、このスルフォラファンのパワーはぜひ取り入れていきたいですね!

ブロッコリーにスルフォラファンは含まれないの?

実はスルフォラファンはブロッコリーよりもスプラウト(新芽)の方が多く含まれているんですよ。

ブロッコリースプラウトはスーパーで手軽に購入できます。ピリッとした辛さが納豆の美味しさを引き立ててくれますよ。

また彩りもよくなるので、納豆の上に乗せたり、納豆と一緒に混ぜたりして食べるとよいですね!

納豆と食べ合わせの良い食材4選を管理栄養士が解説!

納豆はそのまま食べても栄養がしっかり摂れますが、ネギやニラ、キムチなどと食べ合わせることでさらに体にプラスになります!

納豆とブロッコリーの他にも納豆と食べ合わせの良い食材を紹介しますね。

  • 納豆+ネギやニラ
  • 納豆+キムチ
  • 納豆+トマトやアボカド
  • 納豆+ネバネバ食材

とっても手軽、簡単に合わせられるものばかりです。まず、納豆とネギやニラの食べ合わせから紹介しますね。

ネギやニラ

ネギやニラには硫化(りゅうか)アリルが多く含まれています。

ネギやニラに含まれている硫化アリルは納豆に含まれるビタミンB1に働きかけて、疲労回復する力を助けてくれるんです!

硫化アリルとは?

硫化アリルは体内での栄養素の代謝に欠かせないビタミンB1の吸収に役立つ成分

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える役割があり、疲労回復の役割をする栄養素でもあります。

管理栄養士
管理栄養士

ちょっと疲れている時や、夏バテの時におすすめの食べ合わせですよ!

納豆にネギやニラを混ぜて、冷奴に乗せて食べたり冷やしうどんやそうめんのトッピングにも良いですね!

キムチ

キムチは納豆と同じで発酵食品です。納豆は納豆菌による発酵、キムチは乳酸菌による発酵で、それぞれ持っている菌が違います。

「菌」と聞くとなんだかドキッとしますが、体に良い菌もたくさんあるんですよ♪

納豆とキムチ、それぞれ違う菌達が腸内で相乗効果を生み腸内の良い菌(善玉菌)を増やしてくれたり、活性化してくれるんです。

管理栄養士
管理栄養士

便秘気味のあなたや腸内環境を良くしたいあなたにおすすめですよ。

納豆にキムチを和えてそのまま食べても美味しいですし、ご飯に乗せて納豆キムチ丼にしても良いですね。

トマトやアボカド

納豆の特徴としては、栄養価は高いのですがビタミン類は含まれる量が少ないんです。

そのビタミンを補えるもの、そして食べ合わせて美味しい食材のおすすめがトマトやアボカドになります。

管理栄養士
管理栄養士

トマトやアボカドは色がきれいなので、納豆と混ぜると彩りもよく食欲をそそりますよね。

トマトやアボカドはビタミンCが多く、抗酸化作用もあるため美肌効果も期待できますよ。

私は夏になると、よく納豆にトマトやオクラを合わせて食べます。そうめんの上にトッピングしてめんつゆをかけて食べるととても美味しいのでおすすめですよ!

ネバネバ食材

納豆+ネバネバ食材もよい食べ合わせです。ネバネバする食材は色々ありますよね。

ネバネバ成分は食材によって種類が違います。食材と効果を紹介しますね!

  • 納豆…血液サラサラ効果
  • オクラ、モロヘイヤ…整腸作用、コレステロールの排出
  • 長芋…胃腸粘膜の保護
  • もずく、めかぶ…コレステロールの排出、整腸作用、免疫力アップ           

ネバネバ食材って結構あるんだね~!

オクラやモロヘイヤは一度、ゆでてから合わせるようにしましょう。

納豆とネバネバ食材を一緒に食べると口当たりや喉ごしがよくなります。特に暑い季節には食べやすい一品になりますね。

ぜひ納豆にプラスして食べてもらいたい食べ合わせです!

ナットウキナーゼの効果が弱まる!?食べ合わせ方に注意

納豆の食べ合わせで注意しておきたいことがあります。

納豆に含まれるナットウキナーゼという成分は温度が50℃以上で活性が鈍くなります。

アツアツのご飯に納豆を混ぜてしまうとせっかくのナットウキナーゼが十分に働けなくなってしまいます。

納豆をご飯と合わせる時はほんのり温かい適温のご飯にしましょう!

また、納豆と生卵の食べ合わせはよくない!?と聞いたことはありませんか?

理由は生の卵白に含まれるアビジンという成分が、納豆に含まれるビオチンというビタミンの吸収を妨げるからなんです。

しかし、ビオチンは納豆からだけではなく、肉や魚類、野菜やきのこ類など多くの食材に含まれるのでバランスよく食事を摂っていると不足する心配はない栄養素です。

結論、納豆と生卵の食べ合わせがよくないと言われていることについては心配する必要はありません!

納豆と生卵の組み合わせってとても美味しいですよね。気にすることなく楽しんで下さい♪

まとめ

  • 納豆とブロッコリーの食べ合わせは互いの不足を補えるメリットがある
  • 納豆には「大豆イソフラボン」「鉄分」「カリウム」「カルシウム」「ナットウキナーゼ」「納豆菌」「ビタミンK」が含まれる
  • ブロッコリーには「ビタミンC」「カリウム」「ビタミンK」「β-カロテン」「スルフォラファン」が含まれる
  • 抗血栓薬を服薬中の場合、納豆やブロッコリーの食べ方は医師や薬剤師に相談が必要
  • ブロッコリースプラウトは抗酸化作用が強く、納豆との食べ合わせもよい
  • 納豆と食べ合わせのよい食材は「ネギやニラ」「キムチ」「トマトやアボカド」「ネバネバ食材」がある
  • 納豆に含まれるナットウキナーゼは50℃以上の高温に弱い

納豆とブロッコリーの食べ合わせについてや、納豆と食べ合わせの良い食材について紹介してきました。

ちょっとの工夫で体にプラスになる食べ方ができるので、自分のため、家族のため、大切なひとのために♪お試し下さいね!

納豆の健康効果をさらに高めて食べたいあなたは、こちらの記事もあわせてお読みください。保存方法についても書いていますよ。

食べ物の食べ合わせって気になりますよね。他の食材についての食べ合わせの記事は、こちらをお読みください。

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