もうすぐ赤ちゃんが産まれるご夫婦にとって、ベビー用品の準備は初めてのことでわからないことだらけですよね。
ベビーベッドって結構大きくて場所とるんだよね~。用意するか悩むね。
夜寝る寝室は狭くてベビーベッドは置けないわ。代わりになるもの何かないかな?
ベビーベッドは用意するか悩むこともありますが、代わりになるコンパクトなワゴンタイプベッドや折りたためるプレイヤードなど4つのアイテムで代用できるんですよ。
この記事ではベビーベッド代わりの寝具を夜または長時間のお昼寝に使う時の注意点、ハイローチェアや大人用の布団・ベッドを使用する危険性について詳しく解説します。
あなたも最後まで読んで、赤ちゃんの快適で安全な睡眠を守ってあげてくださいね。
ベビーベッド代わりに夜使えるアイテムは4つ!
あなたは、赤ちゃんが一日どのぐらいの時間眠るか知っていますか?新生児の赤ちゃんは昼夜問わず、一日約18~22時間眠ると言われています。
赤ちゃんが眠る場所と言ったらベビーベッドが一般的ですよね。でも場所をとるし、リビングにベビーベッドを置いたら夜は赤ちゃんをどこに寝かせたらいいでしょう?
ベビーベッドを夜寝かせる寝室用と、2台も用意するのはちょっと…。代わりにできるものないかしら?
それに、赤ちゃんを連れての旅行や帰省のときにも、夜どこにどうやって寝せたらいいのか悩みますよね。
ベビーベッドの代わりにできるのは、下記の通りワゴンタイプのコンパクトベッドやプレイヤードなど4つのアイテムがあるんですよ!
- ワゴンタイプのベッド
- プレイヤード
- 床置きマットレスタイプ
- ベッドインベッド
これらベビーベッド代わりになる4つのアイテムの特徴や、使うときの注意点もそれぞれ詳しく説明するので要チェックですよ!
ワゴンタイプのコンパクトベッド
大きなベビーベッドはキャスターがついていても動かすのは大変ですよね。
ワゴンタイプのコンパクトベッドなら、キャスターがついていてサイズも小さいので移動も簡単にできるんですよ。
上の写真のように添い寝ができるよう片面が開くようになっていたり、高さが調節できるようになっていたりするので大人のベッドにくっ付けて使えます。
キッチンのそばに移動させて様子を見ながら料理をしたり、デスクの近くに置いてリモートワークをしたり、目を離すのが心配な時に便利ですね!
ただしキャスターがついているのでしっかりストッパーをロックして動かないようにしてくださいね。
プレイヤード
プレイヤードは日本ではあまり馴染みがないかもしれないですが、海外で主流なベビーアイテムなんですよ。
ベッドにしたり、遊び場のサークルとして使ったりできる四角いカゴの形で、側面がメッシュなっています。
ベッドとして使わなくなっても、ベビーサークルにもできるので長く使えてお得ですよ。
ただ、ベッドとして使いたい時は、取扱説明書を読んで連続使用ができるかどうかを確認するようにしてくださいね。
床置きマットレスタイプ
床置きのマットレスタイプは、普通のベビー布団とマットレスが組み合わさったような作りの床置きのベッドです。
折りたたみができるので移動も可能で、こちらも帰省や旅行の時に持って行くことができます。
ホコリや湿気の影響を受けやすいので、こまめに干したり床掃除をしたりするのをお忘れなく!
ベッドインベッド
ベッドインベッドは、大人用のベッドや布団に置いて使う赤ちゃん用マットレスです。
同じ寝具の上でも、赤ちゃんの寝るスペースとママ・パパの寝るスペースとを区切ることができるので、ある程度安全を確保できます。
同じ寝具の上で眠るのですぐそばで赤ちゃんの様子を見られるのがメリットですが、あまりママ・パパの近くには置かないようにしてください。
4つの代わりになるアイテムを紹介しましたが、それぞれにメリットや注意点があることがわかりましたね!
ベッド派なのか布団派なのかなど各家庭で睡眠スタイルも違うので、どのアイテムを使うのかは慎重に決めましょう。
赤ちゃんにはやっぱり快適に眠れるベッドを用意してあげたいと迷っているあなたに。
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乳幼児用ベッドに設けられている安全基準を満たしているので、夜でも安心して使用できます。詳細はこちらから↓
ベビーベッド代わりにハイローチェアを使うのはダメ!
ベビーベッドの代わりになるものを探しに赤ちゃん用品店に行く機会もありますよね。
お店に行くと、ベビーベッドはもちろん、バウンサーやハイローチェアなどいろいろな製品が販売されています。
自動スウィングやリクライニング機能がついているハイローチェアは特に人気ですよね。
ハイローチェアってベッドみたいに布団もついているしこれをベビーベッドにしちゃダメ?
一見するとベビーベッドのようなハイローチェアですが、長時間の使用は赤ちゃんに悪影響が及ぶことがあるので、ベビーベッドの代わりするのはNGなんです!
有名メーカーのコンビやアップリカのハイローチェアの取扱説明書にも「簡易ベッドとして」や「一日の合計使用時間は3~4時間までに」との注意書きがあるんですよ。
ハイローチェアはフカフカなクッションで赤ちゃんを包み込んでくれる構造になっているので、赤ちゃんも落ちついて過ごすことができます。
ただ包み込まれている分、狭くてあまり体を動かすことができません。さらに背中に熱がこもりやすいのでムレてあせもやかぶれの原因になることがあるんです。
私は家電などもほとんど取扱説明書は読まないのですが、赤ちゃんの安全にかかわる注意事項が書いてあるので必ず読まないとダメですね!
ハイローチェアは短時間のお昼寝や帰省先などでの一時的な居場所として利用し、長時間寝かせるベビーベッド代わりにはしないようにしてくださいね!
ベビーベッド代わりには安全基準のマークがある製品を
ベビーベッド代わりにできるアイテムには、避けた方がいいものもあることがわかりましたね。
でも、ベビーベッド代わりにしても大丈夫かどうかはどうやって判断したらいいの?
たしかに、いいと思って購入した製品が実はベビーベッドの代わりに使うには向いていなかった!なんてことになったら困りますよね。
実は日本では乳幼児用ベッドには安全基準が設けられていて、基準を満たしている製品には「PSC」と「SG」のマークが付けられているんです。
PSCマークの「特定製品」は、使用する上で安全性の問題でケガをしたり命にかかわる事故の恐れがある製品のことです。
圧力なべ、石油給湯器などの器機や、一時期問題になった水で膨らむボールやマグネット玩具も特定製品です。
そしてさらに基準を厳しくした「特別特定製品」もあり、ベビーベッドやライターなどがそれに該当しています。
この2つのマークがついていれば、ベビーベッドとしての使用について安全性が確認されているということなので安心して使えますね。
ただし海外製品については、生産国の安全基準を満たしているのか、その基準がどんなものかをきちんと確認して購入するようにしてください。
ベビーベッド代わりが必要なのは寝返りが始まるまで
赤ちゃんは安全な場所で安全基準をクリアした寝具に寝かせることが必要だとがわかりましたよね。
でも、赤ちゃんはどんどん成長するけどベビーベッドっていつまで使うの?代わりのものは特にサイズが小さいよね。
たしかに、赤ちゃんは手足を活発に動かすようになってどんどん体も大きくなってきますよね。
実は、赤ちゃんにベビーベッドや代わりの寝具が必要なのは、寝返りが始まる6か月ぐらいまでなんですよ。
寝返りをすることでベッドの壁に頭をぶつけたり、寝返りができずにうつぶせになったりする危険があるからです。
私の姉の長男はよく寝がえりをする子ですぐゴロゴロと転がっていってしまうため、寝返りを始めて早々にベビーベッドは片づけていましたよ。
また、8か月になるとつかまり立ちを始める子もいて、ベビーベッド代わりのワゴンタイプのベッドやプレイヤードは高さがあるので、柵を乗り越えて転落する危険があります。
床置きマットレスも布団よりは高さがあるし、ベッドインベッドはサイズがかなり小さく、寝返りしただけではみ出てしまい危険です。
事故を防ぐためにも寝返りを始めたらこれらのアイテムは卒業する必要がありますね。
じゃあ、ベビーベッドを卒業した後はどこに寝かせればいいの?
次は、ベビーベッド卒業後の赤ちゃんの寝かせる場所について解説しますね!
ベビーベッド卒業後は赤ちゃんをベビー布団に寝かせて
赤ちゃんが成長して寝返りができるようになれば、ベビーベッドや代わりのワゴンタイプのベッドやプレイヤードでは転落の危険が伴うことがわかりました。
では、ベビーベッドを卒業したらどこに赤ちゃんを寝かせればいいのでしょうか?
答えはズバリ!赤ちゃん用の布団セットに寝かせるのが一番です。赤ちゃん用の布団は赤ちゃんの体が真っすぐになる硬さに作られているからです。
大人用の布団じゃダメなの?広々使えるし、添い寝も楽じゃない?
大人用の布団やベッドのマットレスに赤ちゃんと一緒に寝るのは授乳やお世話が楽でいいのですが、それは骨格がしっかりする1歳半ぐらいからにしましょう!
実は、大人用の布団やマットレスは赤ちゃんには柔らかすぎるので、体が沈み込んでしまい体を真っすぐ保てず、筋肉や骨の発育、呼吸にも影響の出る恐れがあるんです。
フカフカ柔らかな布団やマットレスは赤ちゃんには良くないんだね!
またベッドのマットレスはママやパパが寝返りをうつと揺れるので、赤ちゃんの睡眠も邪魔されてしまいますよね。
それからベッドインベッドの所でも説明しましたが、やはり寝相の悪いママやパパだと腕や足が赤ちゃんに当たってしまったり布団が顔にかぶさったりする危険があります。
私は赤ちゃん用の布団セットと大人用の布団を並べて和室に敷いて使っていました。ベッドより床の上の方が落下する心配もなく安心だったからです。
ただ、寝返りが激しい赤ちゃんは、ベビー布団から脱走してしまうこともよくありますよね。
朝起きたらとんでもないところで寝ていたり、壁や柱にぶつかって泣いていたりすることも!
柔らかなジョイントマットを部屋全体に敷いておいたり、柱の角には柔らかい素材のセーフガードを取り付けておくなど対策をしておくといいですよ。
1歳半ぐらいになれば、同じ布団やベッドに添い寝できるようになるので、成長するまでは別々の寝具で寝るようにしましょうね!
私の体験談!ベビーベッドは使いたくても使えなかった!
ここで、私のベビーベッドにまつわる体験談をお話しようと思います!
私には3人の子供がいるのですが、それぞれ赤ちゃんの時に使った寝具は下記の通りです。
- 長男…ベビー布団のみ
- 長女…ベビーベッドとベビー布団
- 次女…ベビー布団のみ
長女の時だけは友達から「上の兄弟がいる時はベビーベッドを使った方がいいよ!」とアドバイスを受け、貸してもらいました。
でも、ほとんど使わなかったんです…。なぜなら、長女は抱っこしていないとずーっと泣いている赤ちゃんだったからです(笑)
新生児期~2か月くらいまではとにかく抱っこ、抱っこでちょっとでもベビーベッドに寝かそうものなら大泣き!
もう、泣きたいのはこっちだよ~と何度も思ったんですよ!
なので、ベビーベッドはおむつ替えの時に使ったくらいで、ほとんど寝かせることはなかったんです。
うちの長女のように、抱っこが好きすぎてほとんど寝具では寝てくれない赤ちゃんもいるので、ベビーベッドいらなかったんじゃ…?ということもあるかもしれないですよね。
でも、年の差が1~2歳の兄弟がいると、まだ物事の分別がついていない時期なので上の子が下の子にちょっかいを出すこともあり、ちょっと心配ですよね。
そういう場合は、やはり生後半年くらいまではベビーベッドや代わりのワゴンベッドなどで囲っておく方が安心です。
用意していなくて「やっぱり必要かも!」という場合には、レンタルを利用するといいですよ。逆に、やっぱり必要なかった…という場合は返却すればOKです!
まとめ
- ベビーベッドの代わりになるアイテムはワゴンタイプ・プレイヤード・床置きマットレス・ベッドインベッドの4つある
- ハイローチェアに夜やお昼寝で長時間寝かせると赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす恐れがある
- ベビーベッドは国が定めた安全基準「PSC」マークと一般社団法人製品安全協会が定めた基準「SG」マークがついたものを選ぶと良い
- ベビーベッドや代わりのアイテムが必要なのは寝返りが始まる6か月ぐらいまで
- ベビーベッドを卒業したら赤ちゃん用布団に寝かせるのが良い
- 大人用の布団やマットレスは赤ちゃんには柔らかすぎて体を真っすぐに保てないので呼吸や筋肉・骨の発達に影響が出る恐れがある
- 抱っこが大好きな赤ちゃんはそもそもベビーベッドに寝てくれない場合もある
- 上の兄弟がいる時はちょっかいを出したり無理やり抱っこしようとしたりする心配があるのでベビーベッドや代わりのワゴンベッドやプレイヤードで囲っておくと安心
ベビーベッドの代わりに夜寝かせておけるアイテムは4つもあること、さらに赤ちゃんを寝かせる寝具の選び方で、発育にも影響が出ることがわかりましたね。
私は授乳やおむつ替えなどで疲れていた時、夜間はついつい大人用の布団で添い寝してしまうことがありました!
幸い子供たちに影響は出ていませんが、やはり安全や発育を第一に考えなくてはいけなかったと反省です。
あなたも赤ちゃんを大人用の寝具に寝かせたり、ハイローチェアに長時間寝かせたりはしないようにして、赤ちゃんを危険から守ってあげてくださいね。
ココネルエアーのコンパクトベッドなら、通気性があり体圧分散もできるマットを採用しているので赤ちゃんの体の負担を軽減!
乳幼児用ベッドに設けられている安全基準を満たしているので、夜でも安心して使用できます。詳細はこちらをご確認ください↓