いちじくは8月〜11月にスーパーなどで売られている、甘くて美味しい果物ですよね。私も、いちじくが大好きで庭に木を植えたことがあります。
甘くて美味しいいちじくを、何歳からお子さんに食べさせても大丈夫なのか気になりませんか?
いちじくは、離乳食後期の11ヶ月〜1歳頃から食べても大丈夫なんですよ!
食べさせて良いなら離乳食にして、たくさん食べさせてあげなくちゃ♪
美味しいものは、たくさん食べさせてあげたくなりますよね。ただ、食べさせても大丈夫な量が年齢別で決まっているんですよ!
さらに、アレルギーや白い汁にさわるとかぶれるなど、何歳からでも注意することがあるので慎重に食べさせてくださいね。
何歳から、量はどれくらいまでOKかも説明します!さらに甘さひかえめのジャムのレシピも紹介するので読んでみてくださいね。
いちじくは何歳から食べて良い?生後11ヶ月〜1歳からOK
あなたは、いちじくをお子さんに食べさせるときに、何歳から大丈夫なのか心配になったことはありませんか?
何歳から食べても大丈夫なのか知らないまま、お子さんに食べさせて具合が悪くなったら大変ですよね。
私も心配になって、いちじくが何歳から食べられるのか調べてみたんですよ。
なんと、いちじくは生後11ヶ月〜1歳頃から食べても大丈夫なんですよ♪ただし、初めて食べさせるときは加熱したいちじくを少量からにしてくださいね。
アレルギーの心配もあるので様子を見ながら食べさせましょう!
今年のいちじくは甘くて美味しいから、欲しがる分だけ食べさせたいな。
欲しがるだけあげたくなる気持ちはわかるのですが、何歳ごとに食べても大丈夫な量があるので、たくさん食べさせるのはやめてくださいね。
なぜなら、いちじくは消化するのにとても時間がかかるんですよ。
どのくらいの量なら食べても大丈夫なのか、詳しく紹介していきますね!
いちじくの食べてもOKな量を紹介!最初は4分の1から!
いちじくは消化に時間がかかるので、初めてのときは小さいスプーンに少量から食べさせて様子を見てくださいね。
食べさせても良いとされる11ヶ月〜1歳頃では、1/4個(約15g)くらいを目安にしてください。3歳くらいからなら、いちじくの半分くらいまでは食べても大丈夫ですよ!
年齢別に食べても大丈夫とされる量の目安を表にしてみました。
食べさせるとき何歳か | 食べさせても大丈夫な量 | 食べさせるときの大きさ |
11ヶ月〜1歳 | 1/4個(約15g)大さじ1杯まで | 5mm角 |
1歳〜2歳 | 1/3個(約20g)大さじ1杯と小さじ1杯まで | 1cm角 |
2歳〜3歳 | 2/3個(約40g)大さじ2杯と小さじ2杯まで | 1cm角 |
11ヶ月ごろに初めて食べさせるときは、皮をむいたいちじくをスプーンやフォークでつぶしたものか、5ミリくらいに切ったものをあげてくださいね。
私は、いちじくが消化に時間がかかると知ったときは意外でビックリしました。
また、いちじくに含まれるタンパク質分解酵素が赤ちゃんの胃に負担になるんですよ。
大人がいちじくを食べると消化を手伝ってくれますが、赤ちゃんにはタンパク質分解酵素が胃の負担になってしまうので気をつけましょう!
いちじくは何歳でアレルギーが出る?常に注意が必要!
いちじくは何歳からアレルギー反応に気をつけなければいけないのか、あなたは心配になったことがありませんか?
いちじくに含まれるタンパク質が、アレルギーを引き起こす原因になるんですよ。最近は、何歳でも花粉症になってしまう子が増えていますよね。
花粉症の子は特にいちじくでアレルギーが出やすいので何歳でも注意が必要です。また、アレルギーによってアナフィラキシーショックを起こすこともあるんですよ!
アナフィラキシーショックを起こすと、たくさんの症状が一度に全身に出ることがあるんですよ。軽くでも症状が出たときは、すぐに病院に行きましょう!
私も、花粉症を持っているのでいちじくを食べるときは注意しています(汗)
また大人でも、ラテックスアレルギーという、ゴムにアレルギーがある人は特に注意が必要です!
実はいちじくは、食べるだけでなくさわるだけでもアレルギー反応が出ることがあるんです。詳しく説明していきますね。
いちじくはさわるだけでもアレルギー反応が出る!?
いちじくの皮をむくときに、白いベタベタした汁が出てくるのを知っていますか?
実はこの白い汁は、タンパク質分解酵素のフィシンなんですよ。いちじくが害虫から身を守るために出しているんです。
えっ!?タンパク質分解酵素って、消化を助けてくれて体に良いんじゃないの?
消化を助けてくれるのですが、タンパク質を分解するので口や手などの皮膚につくとヒリヒリしたりかゆくなることがあるんですよ。
皮膚の40%くらいはタンパク質でできているので、皮膚の弱い人はかぶれることもあるので注意してくださいね。特に赤ちゃんは肌が弱いので、より注意が必要です!
もし皮膚についてしまったときは、たくさんのお湯で洗うかサラダ油をつけて洗うと白いベタベタが取れやすいですよ。
いちじくは何歳から離乳食でOK?後期から!注意点も紹介
「いちじくは11ヶ月過ぎてたら何歳でも食べられるんだ!なら、離乳食の食材として使おうかな?」と思いましたか?
いちじくは離乳食後期である11ヶ月を過ぎれば食材としても使って大丈夫なんですよ!ただし、無理に離乳食の食材にする必要はないです。
なぜなら、アレルギーの心配があるからなんですよ。様子を見ながら食べさせるなど工夫してみてくださいね。
調理するときや、食べさせるときにはどんな注意が必要なのかしら?
何歳のお子さんに食べさせるときも、最初は加熱したものが良いと言われています。また生のいちじくを食べさせるときは、しっかりと皮をむきましょう!
いちじくは手でも簡単に皮をむくことができますが、包丁を使った方法のコツも紹介していきますね。
いちじくが完熟していて皮がむけないときは、半分に切るか四等分にして中身だけ食べさせるようにしてくださいね。
生のいちじくの食感がイヤというお子さんには、ヨーグルトにまぜると食べやすくなりますよ!
次に、いちじくを加熱してジャムにするレシピなどを紹介します♪料理が苦手な私でも簡単に作れるので、あなたも「いちじくジャム作り」にチャレンジしてみてくださいね。
甘さひかえめ!完熟いちじくを使ったジャムのレシピ!
はじめて食べさせるときは加熱した方がいいと言っても「どう調理すれば良いのかな?」と思いますよね?
まずは甘さひかえめな簡単ジャムを作ってみてください。普段ジャムを作らない私でも簡単に作れるので、レシピ通りにすれば大丈夫ですよ!
ジャムは、何歳から食べさせて大丈夫なのかしら?
市販のジャムは砂糖やグラニュー糖などがたくさん入っているので、1歳過ぎてから食べさせるのがオススメです。
しかし、今回は甘さひかえめで手作りするので11ヶ月頃から食べさせても大丈夫なんですよ!ただし、初めてジャムを食べさせるときは小さじ半分以下にしましょうね。
完熟いちじくを使って作るので、砂糖が通常より少なめでも甘くて美味しいジャムができるんですよ♪ヨーグルトなどに入れるのもオススメです。
大人も食べられるので、あなたも美味しい「いちじくジャム」をお子さんと一緒に食べてみてくださいね!
いちじくを使った簡単レンチンするだけミルクパン粥!
次に、レンジを使って簡単にできるミルクパン粥を紹介していきますね!お湯にといた粉ミルクを使うので、年齢に合わせて豆乳などに変えても大丈夫ですよ♪
<ミルクパン粥>
何歳のお子さんに食べさせるかによって、ミルクの量などで固さを調整してみてくださいね。
パンは、軽くトーストしたものを使っても美味しくできますよ。ただし、しっかりトーストしてしまうと固くなってしまうので注意してくださいね。
粉ミルクの代わりに、豆乳や牛乳などでも作れますよ。お子さんの体質に合わせてアレンジして、食べさせてあげてくださいね!
離乳食や幼児食のメニューづくりは大変ですよね。
5ヶ月の離乳食から6歳のご飯までこの1冊で簡単に作れます!栄養バランスも考えられているのでオススメですよ↓
まとめ
- いちじくは何歳から食べても大丈夫か、それは生後11ヶ月〜1歳頃の離乳食後期からOK
- いちじくは年齢別に食べても大丈夫な量が決まっており、生後11ヶ月〜1歳は1/4個(約15g)1〜2歳は1/3個(約20g)2〜3歳は2/3個(約40g)である
- いちじくは何歳の子であってもアレルギー反応が出るので、常に注意が必要である
- いちじくの白い汁はさわるだけでも、タンパク質分解酵素によってアレルギー反応を起こすことがある
- いちじくをはじめて食べさせるときは、加熱したものが良いので「甘さひかえめ!完熟いちじくを使ったジャム」のレシピを紹介している
いちじくは何歳から食べられるかというと、生後11ヶ月を過ぎた離乳食後期から食べることができるんですね!
美味しい「いちじく」ですが、アレルギーの危険があることにびっくりしました。
あなたのお子さんにいちじくを食べさせるときは、少しずつ様子を見ながら食べさせてくださいね。甘くて美味しい「いちじく」を、みんなで楽しみましょう!