オキシクリーンは最近「オキシ漬け」という言葉が流行るほど有名になってきていますが、あなたは使ったことがありますか?
この前、オキシクリーンで子どもの上履きを洗おうとしたときに、ふと「ゴム部分が溶けるかな?」と心配になったんです。
そういえば、オキシクリーンってゴム製品にも使えるのかな?
調べたところ、オキシクリーンを使ってもゴムの部分は溶けることはありませんでした!
しかし、お湯の温度や漬ける時間を守らないとゴム部分の接着剤が溶けることがあるんです。
今回は、オキシクリーンはゴムにも使えるのか、上履きとゴムパッキンの洗い方や守ってほしいポイントを紹介していきます。
これから初めて使う方はもちろん、オキシクリーン愛用中のあなたにも役立つ内容なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
オキシクリーンは洗濯やお風呂掃除など色んな場面で役立ちますよね。
たくさん活躍してくれるので、たっぷり使える大容量を選ぶのがおすすめです♪
オキシクリーンでゴムが溶ける!?漬けすぎに注意!
上履きってすぐに真っ黒になりますよね。私も毎週末、子どもの上履きを見てげんなりしています(泣)
そんなときにオキシクリーンで洗えば「真っ白になるんじゃない!?」と期待できそうですが、気になるのはゴムの部分。
オキシクリーンってゴムにも使えるの?溶けるんじゃない?
オキシクリーンはゴムにも使うことができるので、上履きを洗うときにもピッタリなんです!
他にも、オキシクリーンはさまざまなところで使うことができます♪
- 衣類などの布製品
- 食器
- 油汚れ
- お風呂掃除
家じゅうの掃除がオキシクリーンでできそうなくらい万能ですね!
オキシクリーンを使って上履きも洗うことができますが、長時間漬けおきするとゴムの接着剤が溶けることがあるんですよ。
ゴム部分が外れたらパカパカして履けなくなるので困りますよね…。
そんなことは絶対に避けたいので、オキシクリーンを使ったゴムの接着剤が溶けない上履きの洗い方を紹介していきますね!
大事なポイントも合わせてお伝えするので「いつも使っているから使い方は分かっているよ~。」というあなたも必見ですよ!
オキシクリーンで上履きを洗おう!漬けおき方法を紹介
これからオキシクリーンを使った上履きの漬けおき洗いの方法を紹介しますね!
方法を守れば、ゴムの接着剤が溶けることなくキレイに洗うことができますよ~♪
ゴムの接着剤を溶かさないためには、40~50℃のお湯を使ったときは1時間程度、60℃に近い温度のときは20分程度と、漬けおき時間を守ることが大切になってきます!
上履きを洗えない洗濯機もあるので、その場合は流水でよくすすいでから干して乾かしましょう。
上履きの漬けおきは、大きめのチャック付き保存袋を使えば場所も取らず、お湯も少しで済むので節約になっておすすめです♪
チャック付き保存袋を使う場合は、チャックを完全には閉めず少しだけ開けておくことが大切なんです。理由は後ほどお伝えしますね!
水だと効果が半減!40~60℃のお湯で溶かして!
オキシクリーンを溶かすために使うお湯は40~60℃でしたよね。
「粉が溶ければいいんだから、水でもいいんじゃない?」と思いませんか?
オキシクリーンの主な成分である過炭酸ナトリウムは40~60℃のお湯で溶けて、汚れを分解するための酸素を放出するんです。
放出された酸素の泡が衣類などについた汚れだけを浮き上がらせて、汚れを落としてくれます。
溶かす水の温度が低いと酸素放出量が少なくなり、効果が半減してしまうんですよ。
酸素のパワーを最大に引き出すために、必ずお湯でオキシクリーンを溶かしましょう!
また、40~60℃で溶かしても水温が下がるにつれ、汚れを分解する酸素の量も少なくなってしまいます。
オキシ漬けをするときは、ふきんやタオル類をかぶせてから放置すると、水温を保つことができるよ!
かぶせたふきんやタオル類の漂白もできるので、さっそく私もやってみようと思います♪
6時間以上経つと効果なし!?漬けおき時間は守ろう!
オキシクリーンは、漬けて放ったらかしにできるのが嬉しいポイントですよね!
しかし「気付いたら半日以上も放ったらかしていた~!!」なんてことありませんか?私はよくあるんですよ…(汗)
オキシクリーンは6時間以上放置すると、アルカリ性のナトリウム溶液へと変化するため酸素の効果がなくなるんです。
6時間以上経過した溶液では汚れが落ちないので、6時間以上漬けないようにしてください。
オキシクリーンの成分が汚れを落とすのが20分経った頃なので「漬けおき時間は20分以上6時間未満」と覚えておきましょう!
時間が経つと効果がなくなるので、オキシクリーンをお湯に溶かして作りおきするのもやめましょうね。
オキシ漬けをするときには、温度を下げないようにするなど効果を長く継続させるための工夫をすることで、より汚れを落とすことができるようになるんですね!
オキシクリーンでゴムパッキンを洗おう!カビに効果的?
高温で長時間放置するとゴムの接着剤が溶けてしまうことが分かりましたね。
水筒のフタに付いているゴムパッキンや、お風呂場のゴムパッキンはどうだろう?
水が漏れないように水筒のフタに付いているゴムや、お風呂場の扉の下などについているゴムをゴムパッキンと言いますが、黒ずんで汚れが気になることはありませんか?
私も「洗えるのかな?」と気になっていたものの、ゴムパッキンにオキシクリーンは使ったことが無かったんですよ。
調べたところ、オキシクリーンをゴムパッキンに使うと、除菌効果があり黒カビも取れるのでおすすめなことが分かりました!
オキシクリーンは酸素のチカラで汚れを落とす酸素系漂白剤で、弱アルカリ性の性質をもっています。
弱アルカリ性の性質をもっているのでしつこい茶渋(ちゃしぶ)や、皮脂汚れにも効果的なんです!
これから水筒のゴムパッキンと、お風呂場のゴムパッキンを隅々までピカピカにする方法をお伝えしますね♪
水筒を漬けおき!塩素系よりもニオイがきつくない!
水筒って毎日の汚れが溜まって茶渋や黒カビが発生しやすいのよね…。
特に湿気の多い時期や夏場など、ニオイも残りやすくて「洗うのがメンドクサイな~。」ってときもありますよね。
オキシクリーンを使って水筒をピカピカにする方法はこちらです!
いつも塩素系漂白剤を使っているんですが、塩素系だとどうしてもニオイがきつくて気分がわる~くなっちゃうんですよね(泣)
オキシクリーンは酸素系漂白剤なのでニオイが残らないのが嬉しいポイントです。お子さんの水筒にも安心して使えますね~!
水で洗い流しても汚れが落ちない場合は、汚れの程度にもよりますが軽くこするとカンタンに取れますよ。
お風呂場のゴムパッキンにはオキシペーストを使おう!
お風呂場の扉の下や、タイルとタイルのあいだにあるゴムパッキンは水が溜まって黒カビがこびりつきやすいですよね。
お風呂場ではどんな風にオキシクリーンを使うのでしょうか?
お風呂場のゴムパッキンを洗うときは、オキシクリーンと重曹(じゅうそう)とお湯を混ぜてオキシペーストを作りましょう!
基本的な比率が【オキシクリーン1:重曹1:水1】ですが、作りたいペーストの硬さに合わせて水の量を調整してくださいね♪
オキシペーストを硬めに作れば、タイルや壁などに塗っても垂れずに使えます!
重曹と混ぜることで研磨作用をもたせることができるため、汚れをこすり落とすときの力がアップして掃除に役立つようになりますよ。
カンタンに作れるオキシペーストを使って、お風呂をピカピカにしましょう!
オキシクリーンは洗濯やお風呂掃除など色んな場面で役立ちますよね。
たくさん活躍してくれるので、たっぷり使える大容量を選ぶのがおすすめです♪
オキシクリーンはゴム手袋をつけて使おう!手荒れ防止!
あなたは素手で掃除をしていますか?私は肌が弱いのでゴム手袋をつけています。
最近は、肌に優しくて素手でも大丈夫な洗剤も売られていますよね。
オキシクリーンにはたんぱく質を溶かす性質があり、手荒れの原因になるため必ずゴム手袋をつけて使いましょう!
オキシクリーンを扱う際に注意することはこちらを参考にしてくださいね。
- 必ずゴム手袋をつけて使う
- 密封容器に詰め替えない
- 水洗いできないものには使わない
順番に詳しく説明していきますね!注意点を知って安心安全にオキシクリーンを使いましょう!
素手で触ると角質が溶ける!?ヌルヌルには要注意!
私は肌が弱いので掃除中にゴム手袋をつけることは習慣になっていますが、夫は「皮膚が強いから大丈夫!」と言って素手で触ったことがあるんですよ(汗)
オキシクリーンにはたんぱく質を溶かす性質があるため、必ずゴム手袋をつけて使ってください!
人間の皮膚の主な成分はたんぱく質なので、素手でオキシクリーンを触ると手が荒れてしまうことがあります。
漂白剤を手で触ると肌がヌルヌルすることがありますよね。これは何かがついてヌルヌルしているんじゃなく、手の角質が溶けているからなんですよ!
夫が素手でオキシクリーンを触ったときも「手がヌルヌルする~!!」と大騒ぎしていたわ~。
もし、あなたがオキシクリーンを素手で触ってしまった場合はすぐに水で洗い流すようにしてくださいね!
オキシクリーンを密封するとふくらんで破裂する!?
オキシクリーンを溶かしたお湯からは常に酸素の泡が発生している状態です。
スプレー容器など密封されたものに詰め替えると、ふくらんで破裂する場合があります。
上履きをチャック付き保存袋に入れて洗うときに完全に閉じないのは、破裂を防ぐためなのね!
溶けていない状態でも少量の酸素が出ているので、粉をほかの容器に入れ替えるときも密封された容器には入れないようにしましょう。
販売されているオキシクリーンの容器には小さな穴が開いていて、密封状態にならないようになっているのでそのまま使うことをおすすめします!
取っ手がついていて便利なので、私は詰め替えずそのまま使っています♪
小さなお子さんやペットを飼っている場合は必ず手の届かない場所に保管しましょうね。
オキシクリーンが使えないものは?革製品がボロボロに?
とても万能なオキシクリーンですが、どんなものに使えないのでしょうか?
オキシクリーンは、水洗いができないものや酸素の成分が反応する素材には使えません。
オキシクリーンが使えないものを一部紹介していきますね!
- 水洗いできないもの
- 革製品
- 畳(たたみ)
- 大理石
- シルク
- 金属
- ウール
ウールのような動物の毛を使ったものはデリケートなので、オキシクリーンを使うと黄ばみの原因になることがあります。
革製品や畳にオキシクリーンを使うと、素材がいたんでボロボロになることがあるから使わないでね。
今回紹介した使えないものは一部なので、ここに載っていないものを洗いたいときはオキシクリーンを使って大丈夫かどうか調べてくださいね!
まとめ
- オキシクリーンを使って長時間漬けおきすると上履きのゴムの接着剤が溶けることがあるが、お湯の温度や漬けおき時間を守れば、溶けることなくキレイに洗える
- 上履きの漬けおきは大きめのチャック付き保存袋を使えば場所も取らず、お湯も少しで済むため節約になる
- オキシクリーンは40~60℃のお湯で溶かすことでパワーを発揮するため、冷水だと効果が半減する
- オキシクリーン溶液は6時間以上経過する汚れが落ちないため、6時間以上漬けないようにする
- オキシクリーンをゴムパッキンに使うと茶渋や黒カビが取れる
- オキシクリーンにはたんぱく質を溶かす性質があるため、必ずゴム手袋をつけて使う
- スプレー容器など密封されたものに詰め替えると、ふくらんで破裂する場合がある
- オキシクリーンは、水洗いができないものや革製品や畳などには使えない
今回は、オキシクリーンを使ったらゴムは溶けるのか、洗うときのポイントや注意点を紹介しました。
オキシクリーンは漬けおき洗いができるところが一番の魅力ですよね。あなたもオキシクリーンを使って時間を有効活用しませんか?
オキシクリーンは洗濯やお風呂掃除など色んな場面で役立ちますよね。
たくさん活躍してくれるので、たっぷり使える大容量を選ぶのがおすすめです♪