あなたは「知育菓子って昔から売っていたの?」と気になっていませんか?
知育菓子という言葉は最近よく耳にしますが、商品は昔から売られていたのでしょうか?
知育菓子は1978年にはじめて発売されていて、もう40年以上歴史のあるお菓子なんですよ!
- 1978年(昭和53年)…現在の知育菓子のもとになる「水と粉を練って遊ぶお菓子」が発売された
- 1986年(昭和61年)…知育菓子が注目されるキッカケとなった「ねるねるねるね」が発売された
今回は、昔からある知育菓子の歴史や身に付くチカラなどを紹介します。
知育菓子は脳の活性化に繋がる(つながる)ので、実は子どもだけじゃなく大人にもおすすめなんですよ!
「ねるねるねるね」のふしぎな仕組みや、私が子どもと一緒に作ってみた感想もお伝えするのでぜひ最後まで読んでみてくださいね〜!
ちぎったり丸めたり色んな作業があるので、最後まで飽きずに作ることができます!
プレゼントにもおすすめ!みんなで一緒に食べ比べするのも楽しいですよ♪
知育菓子は昔からあるの?1978年に誕生していた!
あなたは「知育菓子って昔からあるのかな?」と気になっていませんか?
知育菓子という言葉は最近聞くようになった気がするけど、お菓子は昔から売っているの?
実は、知育菓子がはじめて発売されたのは1978年(昭和53年)なので、もう40年以上の歴史があるんですよ!
カネボウフーズ(現在のクラシエ)が「水と粉を練って遊ぶお菓子」を販売したことがはじまりなんです。
昔も、今のように粉と水からお菓子を作る体験を楽しめる商品だったんですね♪
知育菓子が注目されるようになったのは、1986年(昭和61年)にカネボウフーズから発売された「ねるねるねるね」が大ヒットしたからなんですよ。
知育菓子といえば「ねるねるねるね」が一番に思い浮かぶくらい代表的な存在ですよね!
知育菓子を多く販売しているクラシエには、現在約20種類以上の商品があります。大きく分けると4つのシリーズがあるんですよ。
何気なく目にしている知育菓子にも、こんなに種類があるんですね!
最近の知育菓子は本物そっくりに作ることができるので、子どもだけでなく大人や外国の方からも注目されているんですよ。
そんな知育菓子で遊ぶメリットはこちらを参考にしてくださいね!
脳が活性化すると、もの忘れ防止になるので大人にもおすすめなんですよ。
では、知育菓子を作ることで身に付くチカラから順番に紹介していきますね!
知育菓子で身に付く2つのチカラ!創造力を育てよう!
知育菓子は豊かな創造力を育むことを目的としていますが、ほかにどんなチカラが身に付くのでしょうか?
楽しくお菓子を作って美味しく食べて、チカラも身に付くって本当なの~?
実は、私は少し疑ってました(汗)しかし、調べてみると知育菓子でさまざまなチカラが身に付くことが分かったんです!
子を持つ親としてはどのチカラも身に付いてほしいですよね!では、順番に紹介していきますね。
<創造力、思考力>
まず、知育菓子を作ることで「創造力」や「思考力」が身に付きます。
知育菓子は、グミやゼリーなど作るものが決まっていますよね。
特にポッピンクッキンシリーズだと、お寿司やピザなど身近な食べ物を本物そっくりに作ることが目的なので、上手に完成させるためにはどうしたらいいか考えるんです。
また「この色とあの色を混ぜるとどうなるんだろう?」と考えて、実際に試してどんな色になったか結果がすぐに分かるので、お子さんの好奇心を満たすことができます。
好奇心が満たされると、他のことにもどんどん興味が出てきて積極的に学ぶようになるんですよ。
私も、問題の答えが分からずモヤモヤしているよりも、答えがすぐに分かったほうがサクサク次に進める気がします。
小学校の自由研究の課題として知育菓子を使用するご家庭もあるくらいなので、ぜひお子さんにも知育菓子を作ってもらいたいですね!
<集中力>
知育菓子は小さいパーツをちぎったりこねたりする作業があるので、指先を使うトレーニングになります。
小さい頃から指先をたくさん動かしておくと、手先が器用になりますよ!
普段はおしゃべりな小学生の息子もジッと集中して手を動かして作業していました。
同じ動きが続かないように変化を持たせながら、最後まで楽しさを維持できるように考えられているんだって!
子どもが夢中になる作業内容を考えて、工程に入れてくれているのは嬉しいですね。
子どものやってみたい!という気持ちは自信に繋がる!
あなたは、子どもに「料理をしてみたい!」「包丁を使ってみたい!」と言われたことはありませんか?
私はどれも子どもから言われたことがあります(汗)
そのたびに「もう少し大きくなってからね。」と言って、子どものやってみたい気持ちに寄り添えず、モヤモヤしていたんですよ。
知育菓子なら、お子さんの「やってみたい!」という気持ちを叶えることができるんですよ!
実際に火を使わせたり包丁を使わせたりするわけではないので、お子さんがお菓子を作り出す様子をおおらかな気持ちで見守れるんです。
お子さんが「自分でイチからお菓子を作った。」という達成感が得られるのも嬉しいポイントだね!
自分で作ることができた!課題を乗り越えた!という達成感は、子どもが自信を持ち次のチャレンジへと踏み出すことに繋がります。
私も小さい頃に作って、自分で作ることができたという経験は強く記憶に残っているんですよね〜。
子どもの成長に欠かせない「やってみたい!」というチャレンジ精神を知育菓子で叶えましょう!
知育菓子は脳の活性化にもなる!大人にもおすすめ!
知育菓子は、袋を開けてそのまま食べるお菓子と違って、作るプロセスを楽しむお菓子なんです。
商品によりますが、基本的に「混ぜる」「こねる」「ちぎる」「形を作る」「飾り付けをする」などのプロセスを行う必要がありますよ。
特に大人の場合は子どもに比べて手が大きいので、小さい知育菓子を作るときは手をたくさん動かすことになるんですよね。
手は「第2の脳」と呼ばれていて、脳に繋がる神経がたくさんあります。
なので、知育菓子を作って指先を動かすことで脳が刺激され活性化に繋がるんですよ。
脳が活性化すると、記憶力がアップするというメリットがありますよ!
また、作ったものを目で見て、匂いや味で楽しむことで五感も刺激されるので、ほかのお菓子では得られない満足感があります。
あなたもお子さんと一緒に知育菓子を作って、脳を活性化させましょう!
ちぎったり丸めたり色んな作業があるので、最後まで飽きずに作ることができます!
プレゼントにもおすすめ!みんなで一緒に食べ比べするのも楽しいですよ♪
クラシエの知育菓子を紹介!親子で一緒に作ってみた!
あなたは、どの知育菓子を見たことがありますか?
知育菓子は色んなメーカーから販売されていますよね。
その中でも、知育菓子のほとんどはクラシエから販売されているんですよ!
今回はクラシエから販売されている、こちらの知育菓子4種類を子どもと一緒に作って食べてみました!
- ねるねるねるね
- どどっとつぶぴょん!
- つかめる実験!ふしぎ玉
- たのしいおまつりやさん
近所のスーパーに探しに行ったんですが、どれも100円〜300円の間で買えましたよ♪
実際に子どもと作ってみると「これはこうしよう!」「この作業はお願い!」と色々話をするので、知育菓子はコミュニケーションをとるのにもぴったりなことを実感しました!
順番に感想を紹介するので「久しぶりに知育菓子を買ってみようかな?」と思っているあなたはぜひ、参考にしてみて下さい♪
ねるねるねるね
「ねるねるねるね」は現在「ブドウ味」と「ソーダ味」の2種類あります。
今回は、ブドウ味の「ねるねるねるね」を作って食べてみました!
知育菓子といえば「ねるねるねるね」を思い出す方も多いのではないでしょうか。
あなたも一度は見かけたり食べたりしたことがあるはず!
色が青からピンクに変わりモコモコとふくらむ様子は昔から変わっていませんね♪
後ほど、色が変わったりふくらんだりする仕組みを詳しく説明するので、楽しみにしておいてくださいね~。
子どもたちも「色が変わった~!」と大はしゃぎしていました。
ブドウの匂いがとても良くて、味もジューシーさが感じられました!
モコモコふくらませたあとは、最後にキャンディチップを付けていただきましたよ〜♪
作り方にすべてフリガナがふっているので、ひらがなが読めるお子さんなら1人で作れますよ!
スプーンが付いていて、用意するものは少量の水だけなのも嬉しいですね。
「ねるねるねるね」は混ぜるだけで完成するので、スプーンを握れるようになれば一緒に作ることができますよ!
どどっとつぶぴょん!
私が一番気になっていて絶対買おうと決めていた「どどっとつぶぴょん!」!!!
パッケージのタコの顔が絶妙にゆるくて可愛いんですよね…。
スポイトで吸い上げてジュースに垂らすと、小さいつぶつぶゼリーができていきます!
ちゃんと一粒一粒分かれているので子どもたちも大興奮!
つぶつぶゼリーを作ったら、次はスライムを作ります。
はじめはシャバシャバの液体ですが作ったつぶつぶゼリーを入れて混ぜると、粘度が出てきてビヨーンと伸びるようになりました!
思わず、子どもよりも大きな声で「どういうこと!?なんで!?」と言ってしまいました(笑)
子どもたちと「なんでだろうね?なんでだと思う?」と話して盛り上がりました。
作業内容が全然難しくないので、小さいお子さんと一緒でも楽しく作れますよ♪
スポイトで垂らしてつぶつぶゼリーを作るのが楽しい!ぜひ私と同じ不思議体験をしてみてくださいね~!
つかめる実験!ふしぎ玉
小学生の息子が選んだのは「つかめる実験!ふしぎ玉」です。
売り場で見つけた瞬間に目を輝かせていました!
このカラフルなパッケージ、子ども心をくすぐりますよね〜!
まず、粉と水を混ぜてジュースを作ります。次に別のトレーで玉のもとを作ったら最初に作ったジュースの中に少しずつスプーンを使って入れて玉を作っていきます。
それから5分待つと、つかめるほどしっかり固まっていました〜!すごい!!
玉を作る作業が少し大変で、カンタン過ぎないところが集中して取り組めるポイントですね。
好きな大きさに作れるので「次は特大サイズにしよう!」や「小さいのをいっぱい作ろう!」と、自由度が高いのもいいですね!
あなたもつかめるふしぎ玉を作ってみませんか?待つ時間もドキドキ楽しいですよ~!
たのしいおまつりやさん
最後はポッピンクッキンシリーズの「たのしいおまつりやさん」です。
これまで紹介してきた3つに比べると、作業工程が多くて難易度が上がります!
パッケージがカラフルで見てるだけでワクワクしてきますよね~。
「かき氷やとうもろこしが作れちゃうってどういうこと!?」と思いますよね。
こねたり転がしたりといったたくさんの工程があり、子どもだけじゃなくて私も夢中になっていました。
完成したものがこちらです!かなりリアルだと思いませんか?
実はかき氷を作ったときに水を入れすぎてしまい、パッケージのようにはならなかったんです。
それを見て子どもたちが「水を減らしたらもっとかき氷になるのかな?」「少しずつ入れたら分かりやすいかも!」と考えていたことに驚きました。
失敗したからぐずって泣くかな~嫌がるかな~?と心配したけど、それを上回るほど楽しかったのね!
ポッピンクッキンシリーズは、ほかにも「ピザ屋さん」「お寿司屋さん」「ハンバーガー屋さん」などがありますよ。
商品によっては、甘い味じゃなくて本物の味に寄せているものもあるので好みに合わせて選んでくださいね♪
たのしいおまつりやさんなら、本物そっくりなシャリシャリのかき氷やチョコバナナも作ることができますよ~!
知育菓子は美味しい!ねるねるねるねの秘密とは!?
あなたは、知育菓子と聞くとハッキリとした色味のパッケージを思い出しませんか?
私は子どもながらに「味は美味しいけど、本当に食べても大丈夫なのかな?」と思った記憶があります。
あれだけ発色がいいと、カラダに悪い合成着色料がたっぷりなんだろうな〜と思うよね…。
実は、クラシエが製造する知育菓子シリーズは、合成着色料と保存料が使われていないんです!
知育菓子に使われている色素は、野菜や果実など安全が確認されている天然由来の着色料を使っているので安心して食べることができるんですよ!
色によって使っているものが違うので、こちらを参考にしてくださいね。
では、これから「ねるねるねるね」の色が変わったりふくらんだりする仕組みを順番に解説していきますね!
仕組みを知っておくと、子どもから「なんで?」と聞かれたときに答えることができますよ♪
アルカリ性が酸性に変わることで色も変化する!
紫キャベツに入っているアントシアニン色素は、酸性かアルカリ性かによって色が変わるという特徴があります。
「ねるねるねるね」は、その特徴を活かして作られているんですよ!
- トレーの中に1番の粉と水を入れて混ぜる
- 1の中に2番の粉を入れて混ぜたら完成
1番の粉にはアントシアニンが含まれていて、水溶液になると青色に発色します。
そこに、クエン酸が含まれる2番の粉を混ぜると酸性になり、赤紫色に変化するという仕組みなんです。
「ねるねるねるね」で手軽に、青色(アルカリ性)が赤色(酸性)に変化していく様子を楽しむことができますよ。
学校によっては「ねるねるねるね」を理科の教材として使うこともあるみたいです。
数百円でカンタンに試せて、味も美味しいので嬉しいですよね~。
ふくらむ仕組みは?炭酸ガスにヒミツが隠されていた!
「ねるねるねるね」は混ぜると、どんどんふくらんできますよね。
どうして「ねるねるねるね」はあんなにふくらむんでしょうか?
重曹(じゅうそう)と酸が反応して炭酸ガスができることでふくらむという仕組みなんです。
1番の粉には重曹が含まれています。重曹はベーキングパウダーなどのふくらし粉にも入っていますね。この段階ではまだサラサラしています。
その中に酸が入っている2番の粉を、入れて混ぜるとモコモコとふくらんできました!
また、2番の粉には卵白やとろみ成分が含まれているため、発生した泡が閉じ込められてふわふわの状態になるんですよ。
泡が閉じ込められるのですぐにしぼむことがなく、食べるのがゆっくりなお子さんでも美味しい状態で食べることができます。
思考力を育てるために、お子さんに「なんでふくらむと思う?」と考えを聞いてみるのもおすすめですよ~!
まとめ
- 知育菓子は昔からあるお菓子で、1978年にはじめて発売された
- 知育菓子を作ることで「創造力や思考力」「集中力」が身に付く
- 知育菓子は「混ぜる」「こねる」「ちぎる」「形を作る」「飾り付けをする」のような作るプロセスを楽しむお菓子である
- 知育菓子を作ることで脳の活性化に繋がるため、大人にもおすすめ
- 知育菓子は一緒に同じものを作るため、親子でコミュニケーションをとるのにもぴったり
- クラシエが製造する知育菓子シリーズは合成着色料と保存料が使われておらず、天然由来の着色料を使っているため、安心して食べることができる
- 「ねるねるねるね」は、アルカリ性が酸性に変化することで色が変わり、重曹と酸が反応して炭酸ガスができることでふくらむ仕組み
今回は知育菓子は昔から売られていること、作ることで身に付くチカラやおすすめ商品を紹介しました。
昔も今も変わらない、お菓子を作る楽しさがあるので子どもだけじゃなく大人にもおすすめなんですね。
あなたもお子さんと一緒に知育菓子を作って、脳を活性化させてみませんか?
ちぎったり丸めたり色んな作業があるので、最後まで飽きずに作ることができます!
プレゼントにもおすすめ!みんなで一緒に食べ比べするのも楽しいですよ♪