あなたはパプリカを買い忘れてしまった時に、どんな野菜を代用に選びますか?私は今までなんとなく、似た形のピーマンを選んでしまっていました(笑)
他にもパプリカを使わないときの理由として、味や食感が苦手、金額が高いので違うもので代用したいなど、色々な理由がありますよね。
ピーマン以外にも、ししとう・ズッキーニ・人参・カボチャ・ラディッシュなどがパプリカの代用野菜としてオススメなんです。
もちろん、紹介した以外の野菜でも代わりになるものはありますが、この記事では6種類をご紹介しますね。
また、パプリカの代用として使える野菜について、彩りや食感・栄養などの特徴も合わせて詳しくご紹介していきます!
パプリカの代用野菜のことをもっとよく知って、安心して使ってくださいね♪
パプリカを使う料理といえば、パエリア!
素を入れるだけで、簡単に美味しいパエリアが完成するのでオススメですよ。もちろん、代用の野菜を入れてもOKです♪
パプリカの代用野菜は?ピーマン以外でも代わりになる!
あなたは「パプリカの代用野菜といえば?」と聞かれてなんと答えますか?なんとなく形も似ている、ピーマンを思い浮かべるのではないでしょうか。
私もパプリカの代用野菜と言ったら、ピーマンしかないかなと思っていました。
でも実は、パプリカの代用野菜はピーマン以外にもあったんです!ズッキーニや人参、カボチャなどでも代用できるんですよ。
パプリカの代用ができる野菜について、今回は6種類に厳選して紹介しますね。
パプリカは料理の見栄えを良くするのに使うことも多いので、ピーマンを代用野菜にするときはカラーピーマンを使うのもオススメです。
味も形も全然違う野菜なのに、パプリカの代用として使って大丈夫なのかなと心配になりますよね。
安心してください!代用野菜としてどうして選ばれたのか、詳しく紹介していきます。
代用野菜の決め手は食感と彩り!6種類の使い分けを紹介
パプリカの代用野菜がたくさんあることはわかったけど、決め手はなに?
パプリカの代用野菜として紹介した6種類は、食感と彩りが決め手になっています。
しかし、料理によっては、合わない代用野菜もあるので注意してくださいね。
例えば、甘さが必要のない料理に、代用野菜としてカボチャを入れたら失敗作になりそうですよね…。
料理に失敗しないように、それぞれの代用野菜の食感や彩りをそれぞれ詳しく紹介していきますね!
ピーマン
ピーマンはパプリカよりも実が薄いですが、食感がパプリカと一番似ています。使い方も似ているので、炒め物など様々な料理で代用することが出来ますよ。
ただ、パプリカと違って青臭さや苦味があるので注意が必要です。繊維(せんい)にそって切ったり、水にさらしたりなどの下処理をしておくのがオススメです。
カラーピーマンと呼ばれる赤色や黄色のピーマンもあります。カラーピーマンは熟した状態で収穫されたピーマンなんですよ。
緑色のピーマンを収穫せずにそのままにしておくと、熟した状態になり黄色や赤色に変化して、カラーピーマンになります。
実はパプリカと食感や彩りが一番似ているのは「カラーピーマン」なんです。なのでカラーピーマンがあるときは、パプリカの代用野菜として使うのをオススメします。
パプリカとピーマンを実際に見比べると、丸みなど形が少し違いますよね。
ししとう
ししとうもパプリカより実が薄いですが、食感の似た野菜です。パプリカにある甘さはあまりありませんが、炒め物や揚げ物などで代用することができますよ。
ししとうは、青唐辛子から辛みを抜いて食べやすく品種改良されたものなので、ピーマンが苦手な人でも、苦味や青臭さが少ないので食べやすいんです。
しかし、青唐辛子を改良しているので、猛暑が続くなど栽培環境によるストレスが原因で辛味が出てしまうことがあるんです。
ししとうが辛いのは困りますよね。辛いししとうの特徴を紹介するので、選ぶときの参考にしてくださいね。
曲がっていたり実の真ん中がへこんでねじれてたりするものは、実にストレスがかかっていることが多いので辛味がある可能性が高いんです。
ズッキーニ
ズッキーニはしっかりとした食感がありますが、ほどよい柔らかさもあるのでパプリカの代用野菜として使いやすいです。
ズッキーニはパプリカと同じようにオリーブオイルで炒めるなどの、洋風の味付けに合うのでオススメです。
ズッキーニは細長い形や色などの見た目から、キュウリの仲間だと思ったことはありませんか?私も最初に見たときは、大きいキュウリだなと思いました。
実は、ズッキーニはカボチャの一種なんですよ。ほのかな甘みがあり、あっさりとした味わいです。
アクによる苦味を感じることもありますが、アク抜きが必要なほどではありません。皮も柔らかく、栄養があるので皮付きのまま料理に使うのがオススメです。
人参
人参の食感はパプリカと違いますが、オレンジ色をしているので彩りにぴったりです!
しっかりとした食感があり、パプリカの代用を人参ですることで食べごたえも出るのでオススメなんですよ。
人参の栄養は皮の近くに多く含まれているので、皮はそのままで食べるか薄くむいて食べてくださいね。
でも人参は独特の味や香りがして、苦手と感じる人も多いですよね。私も子供のころは、苦手でした…。
しかし最近の人参は改良が進んでいて、苦手でも食べやすい品種がたくさんあるんですよ!
カボチャ
味や食感も全然違いますが、カボチャも彩りになる野菜です。特に黄色パプリカの代用に使うのがオススメです。
ただし、パプリカとは違う甘みがあり、使う料理によっては味をダメにしてしまうこともあるので、代用野菜として使う料理には注意しましょう。
カボチャは皮にも栄養があるので、皮ごと料理に使うのがオススメです。しかしカボチャは皮がとても硬いので、調理するときには怪我に気をつけてくださいね。
ラップをかけて電子レンジで丸ごと5〜6分くらいを目安に加熱すると、簡単にカボチャを切ることが出来るようになりますよ。
ただ他の代用野菜と違って、糖質が多いので食べ過ぎには注意しましょう。
ラディッシュ
ラディッシュは日本で二十日大根(はつかだいこん)と呼ばれています。カブに似ていますが、ダイコンの仲間なんですよ。
キレイな赤い色が特徴で、パプリカの彩りの代用で使うことが出来るんです。
パプリカをサラダにして生で食べるときや、ピクルスとしてつけるときなどの代用にオススメです。
日本では二十日大根を含め、主に小さい品種の総称としてラディッシュと呼んでいます。カブに似たものだけでなく細長い種類もあるんですよ。
12月〜2月の寒い時期以外は育てることができるので、簡単に手に入りやすくて使いやすい便利な野菜なんですよ。
パプリカの代用品の栄養面は?よく使われる野菜を紹介!
パプリカの代用野菜としての決め手はわかったけど、代わりの野菜の栄養面はどうなの?
あなたも食事のときに、栄養面がとても気になりませんか?そこでパプリカの栄養と代用野菜の栄養を比べてみました。
パプリカと全く同じ栄養をとることは難しいですが、それぞれの野菜にもしっかりとビタミンなどの栄養があるんですよ。
私も調べてみて、パプリカに栄養がたくさん含まれていることを初めて知りました。
それでは、パプリカの栄養から紹介していきますね。パプリカには食物繊維・鉄分・カリウムなどが豊富に含まれています。
また、パプリカには「ビタミンエース」と呼ばれる、ビタミンA・C・Eが入っているんですよ。ビタミンエースなんて、なんだかカッコいい響きですよね。
ビタミンエースには抗酸化作用といって、老化や病気の原因の一つとされる「酸化」を抑えてくれる効果があるんです。
ただ、実際に含まれている栄養素は「β-カロテン」と呼ばれるものなんです。
β-カロテンは私たちの体に吸収されるときに、必要な分だけビタミンAに変換されるんですよ。
なのでこの記事では、β-カロテンをビタミンAで統一して紹介していきますね。
パプリカに含まれているどのビタミンも、体にいい働きをするんですね。
ではパプリカの代用野菜の栄養はどうでしょうか。これから紹介していきますね。
パプリカと代用に選ばれた野菜の栄養を比べてみよう!
野菜だから栄養はあると思うけど、パプリカとの違いは?
野菜なので、もちろん栄養はどの代用野菜にもありますよ。それぞれの代用野菜が、パプリカとどう違うのか比べてみましょう。
先ほど紹介した、ビタミンA・C・Eが含まれている量を比べていきましょう。
今回は、2020年に「文部科学省」が紹介している「日本商品標準成分表」を参考に表を作ってみました。
表では、野菜の食べられる部分100gあたりの栄養成分を紹介しています。
品 目 (単位) | パプリカ(赤) | ピーマン | ししとう | ズッキーニ | 人参 | カボチャ | ラディッシュ |
ビタミンA (μg) | 1100 | 400 | 530 | 320 | 8600 | 1400 | 0 |
ビタミンE (μg) | 4.7 | 0.8 | 1.3 | 0.8 | 0.4 | 5.2 | 0 |
ビタミンC (mg) | 170 | 76 | 57 | 20 | 6 | 16 | 19 |
紹介したビタミンA・C・E以外にも栄養素は入っていますが、今回はこの3種類で比べてみています。
私はパプリカと代用野菜を一緒に入れるなど、栄養を考えながら料理をアレンジしてみてるんですよ♪
パプリカの代用ピーマンでもできるパエリアのレシピ!
パプリカの代用は、どうやって使えば良いの?
あなたも、実際どうやって使えば良いのか悩んでいると思います。
そこでパプリカの代用野菜の代表であるピーマンでも作れる、簡単パエリアのレシピを紹介していきますね。
パプリカの代用野菜としてピーマン以外にもどんな野菜が使えるのかも、一緒に紹介していきます。
緑色のピーマンでも良いですが、カラーピーマンを使うとより見栄えがするのでオススメですよ。ピーマン以外にもパエリアであれば、ズッキーニなどでも代用OKです。
お米を炊くときは水分がなくなるまで加熱して下さいね。時間はあくまで目安になります。
お米に芯が残る場合は加熱時間や、蒸らす時間を長くして調整してくださいね。
私も初めてパプリカの代用野菜を使うときは、本当に大丈夫なのか心配でした。でも紹介したレシピで作れば、フライパン一つでおいしいパエリアができますよ。
パプリカを使う料理といえば、パエリア!
素を入れるだけで、簡単に美味しいパエリアが完成するのでオススメです!もちろん、代用の野菜を入れてもOKです♪
まとめ
- パプリカの代用野菜はピーマン以外に、ししとう、ズッキーニ、人参、カボチャ、ラディッシュがオススメ
- ピーマンとししとうは、パプリカと食感や使い方が似ているため、炒め物などで代用しやすい
- ズッキーニはほどよい柔らかさがあるので、オリーブオイルを使った炒め物のときにパプリカの代用としてオススメ
- 人参はパプリカと食感が異なるものの、オレンジ色で彩りが良く、しっかりとした食感で食べごたえも出る
- カボチャは黄色パプリカの代用としてオススメだが、パプリカとは違う甘みがある
- ラディッシュは彩りが華やかで歯応えもあるので、サラダやピクルスなどのパプリカの代用としてオススメ
- パプリカにはビタミンエースと呼ばれる、ビタミンA・C・Eといった栄養素が豊富に含まれている
- パプリカを使わなくても、代用野菜のピーマンで美味しいパエリアが作れる
パプリカの代用として使える野菜は6種類もあり、この記事では紹介しませんでしたが、トマトやカリフラワーも代用できるんですよ。
私は調べてみて、ピーマン以外でもパプリカの代わりになることにビックリしました。
あなたもパプリカの代用野菜を使って、色々な食感や彩りで料理を楽しんでみてくださいね。