最近は色々な種類の油をスーパーなどで見かけることが多くなりましたね!
私の母も家族の健康を考えていつの間にかサラダ油から米油に変えたり、市販のドレッシングからオリーブオイルに変えたりしていました。
私も健康に良いとされている油が日々話題になっているので、米油とオリーブオイルどっちがいいのか比較してみたくなりました。あなたもそう思いませんか?
調べたところ、まず2つの違いは米油が米ぬかの油分を抽出されているので無味に近く、オリーブオイルはオリーブの果実から作られているため香りや風味に特徴があることです。
この記事を読めばそれぞれの魅力的な特徴や効果、選び方もわかるので、あなたも実際に使って比較してみたくなること間違いなしです♪
健康を考えるなら油にこだわりたいですよね。米油を使いたいと思っているあなたにおすすめの人気商品です。
紙パックなので保存しやすく、持ち運びも楽!ストックがあると安心ですね。
米油とオリーブオイルを比較!2つの特徴や違い
あなたは、米油とオリーブオイルにはどんな特徴があったり違いがあったりするのか、比較したことはありますか?
きっとそれを知りたいと思ってこの記事にたどりついたんですよね!?
そんなあなたのために今回は米油とオリーブオイルについての特徴だけではなく違いについても比較していきます。
米油は玄米から米ぬかの油分を抽出した貴重なもの
米油は何でできているか知っていますか? 実は、米丸ごとからできているわけではないんです!
米油は、玄米を白米に精製する時にできる「米ぬか」の油分を抽出して作られています。
この米ぬかを作る際に玄米100kg を精製してもわずか1kg しか作れない大変貴重なものです。
オリーブオイルと比較して味は無味に近いですが、サラッとした感触で料理以外にも色々な場面で使いやすいのが特徴です。
例えば、米を炊く時に米1合に対して小さじ半分程度の米油を入れると米の甘みが増してモチモチとした炊きあがりになります。
また、肌や髪に塗ることで肌はしっとり、髪にはつやが出るという効果もあるんですよ!
オリーブオイルはオリーブの果実から作られている
オリーブオイルは米油より先に「健康に良い油」として知れ渡ったイメージがあります。
スーパーでよく見かけるのは「バージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」の2種類。今回はこの2つについても紹介します。
<バージンオリーブオイル>
バージンオリーブオイルは、オリーブの果実を絞ってろ過した「1番絞り」の油のこと。
原料や製法によって変わってきますが、香りや風味に特徴があり、よくサラダやおひたしなど生食でよく使われています。
またバージンオリーブオイルは、人間の五感(目、耳、鼻、舌、皮膚)を使って審査する官能検査と分析によって4段階にグレードが分けられているのが特徴です。
無精製で酸度が0.8% 以下に抑えられているのが、あなたも1度は耳にしたことがある「エキストラバージンオリーブオイル」と呼ばれるものです。
<ピュアオリーブオイル>
ピュアオリーブオイルは、工場などで作られたばらつきのある品質に風味を付けるためにエキストラバージンオリーブオイルまたはバージンオリーブオイルを混ぜて作られたものです。
そのため、バージンオリーブオイルやエキストラバージンオリーブオイル特有の味や香りが少ないのが特徴です。
その代わりに日本人好みのマイルドな味になっているので、主に炒め物や揚げ物の油として使われています。
以上が米油とオリーブオイルの特徴や違いについてでした。
続いては、2つの油の効果について紹介していきます!
次を読めばあなたもきっと、今日から2つとも使ってみたくなりますよ♪
米油とオリーブオイルの効果は?体によい栄養素を解説!
米油とオリーブオイルの特徴については理解できましたか?
私も調べてみて今まで「健康に良い」という理由だけであまり考えずに米油とオリーブオイルを選んでしまっていたことに気づきました。
続いては、米油とオリーブオイルの効果についてそれぞれ紹介します!
米油特有の栄養素による健康への効果とは
調べてみると、米油にはビタミンE が他の油より多く含まれていることがわかりました。
その他にも米油特有の栄養素について下の表で簡単に紹介します!
- トコトリエノール… ビタミンEの一部で同様のトコフェロールの約50倍の抗酸化力がある
- ガンマオリザノール… ポリフェノールの一種
- リノール酸… 必須脂肪酸のオメガ6のこと
- オレイン酸… オメガ9脂肪酸のことで悪玉コレステロールの数値のみ下げることができる
続いてこれらの栄養素には、驚くべき効果があるのでさらに詳しく紹介していきますね♪
<がん予防>
トコトリエノールの高い抗酸化力によって、がんによる細胞の増殖を抑える効果が期待できます。
また、抗酸化力が高いおかげでしわやシミを防ぐアンチエイジング効果もあります。
さらにメラニン(紫外線から肌の細胞を守る黒色の色素) の生成も抑制できるので、美白効果もありますよ♪
<心身を整える効果がある>
ガンマオリザノールは、オリーブオイルなどの他の油にはなく米油にしかない栄養素です!
ガンマオリザノールは、トコトリエノールと同様に抗酸化力がとても強いのも特徴です。
この抗酸化力が強いことから、コレステロールの吸収を抑える効果があるとされていて、満腹中枢も抑えられることでメタボリックシンドロームの改善にも期待されています。
また、血のめぐりもよくなるので、ストレスから来る病気を防ぐことができ、更年期障害やうつ病、認知症に効果があるとして医薬品として使用されているそうです。
<動脈硬化や心筋梗塞の予防>
米油にはリノール酸が他の油より多く含まれていて、血液中のコレステロールを下げる効果があり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に期待されています。
また、米油もオリーブオイルと同様にオレイン酸が豊富に含まれていて、オリーブオイル特有の香りや風味が気になる場合は、米油で摂取することができます。
さらに、便秘解消や免疫力を高める効果もあります!
オリーブオイルにはどんな効果があるのか
一方オリーブオイルは、米油と同様にビタミンE も含まれているためアンチエイジング効果もあることがわかりました。
その他のオリーブオイルならではの栄養素は下の表で簡単に紹介します。
- オレイン酸… 米油と同様オメガ9脂肪酸のことで悪玉コレステロールの数値のみ下げることができる
- ビタミンA… 脂溶性のビタミンの一種で身体のダメージの回復にもつながる
- スクワラン… アイザメなどに含まれている成分を水素添加させたもの
これら3つの栄養素の効果について詳しく紹介しますね♪
<便秘や肌トラブルの解消に効果あり>
オリーブオイルにも米油と同様にオレイン酸が多く含まれていて、動物性の脂質のとりすぎによる悪玉(LDL)コレステロールだけを抑制、改善すると言われています。
また、油分も含まれているため便秘解消の効果もあります。
さらに、オレイン酸は乳液やクリームなどに使われていることもあるのでニキビ解消などの肌トラブルも解消してくれます!
<乾燥肌を防ぐ>
オリーブオイルに含まれているビタミンA には抗酸化作用があるので、細胞の老化を防止する効果があります。
さらに、オリーブオイルを体内から摂取するだけではなく、気になる部分にも直接塗ることで体外で摂取することで2倍の効果が期待できます。
<いつまでも肌を若々しく保てる>
スクワランは化粧水の保湿成分として知られています。最近「スクワランオイル」というものが販売されているので、1度は聞き覚えがあるのではないでしょうか?
スクワランは、元々肌の中にあって、このスクワランが常に乾燥や紫外線から守っていますが、年を重ねることで減ってきてしまいます。
オリーブオイルにはスクワランが多く含まれているので、この成分が肌に潤い効果を与え、乾燥や紫外線から守ってくれます。
以上が、米油とオリーブオイルの効果でした。栄養素の名前が難しかったですが、どちらも私たちにとってプラスになることばかり、とても素晴らしい効果があることがわかりましたね♪
米油とオリーブオイルおすすめの選び方のポイントは?
ここまで読んでみて米油とオリーブオイルにはそれぞれの特徴があって、両方使ってもプラスになる健康効果があることがわかりましたね!
ここからは、米油とオリーブオイルおすすめの選び方のポイントについて紹介します。
米油おすすめの選び方は特に製造方法にあり
米油を選ぶ際のおすすめは、以下の3つがポイントになります。
- 産地を確認してより新鮮な米油を選ぼう
- 製造方法を見ればあなたに合う米油がわかる
- パッケージは紙か瓶でできたものを選ぼう
3つとも重要ですが、特に製造方法については良い米油を選ぶ時の大きなポイントになってきますので、ぜひ読んでみてくださいね!
1.産地を確認してより新鮮な米油を選ぼう
日本の米油は主に特定の地域の米の表記が少なく「国産」と表記されていることが多いのが特徴ですが、まれに外国産の米を使っている場合があります。
今まで産地についてこのように表記されていることは知りませんでした。あなたも選ぶ際は産地に注目して選びましょう。
2.製造方法を見ればあなたに合う米油がわかる
米油には「圧搾抽出」と「溶剤抽出」という2パターンの製造方法があります。
・圧搾抽出:原料全体に圧力をかけて作る方法。
・溶剤抽出:ヘキサンという、物質を溶かす溶剤を使って作る方法。
残念ながら、私たちがスーパーでよく見かけるのは溶剤抽出の米油の方が多いと言われています。素早く大量に作ることはできますが、その分栄養素が崩れてしまいます。
溶剤抽出に比べて、圧搾抽出は手間がかかっているのでスーパーではなかなか置いてありません。
その代わり栄養価は高いので、経済的に余裕があればインターネットでの購入をおすすめします。
3.パッケージは紙か瓶でできたものを選ぼう
米油などの食用油は酸化しやすいため、光や空気を通しにくい瓶か紙のパッケージを選ぶのがおすすめです!
ですが、スーパーなどではプラスチックのパッケージも多くありますよね。
その際は、短期間で使い切れる量を選びましょう。
健康を考えるなら油にこだわりたいですよね。米油を使いたいと思っているあなたにおすすめの人気商品です。
紙パックなので保存しやすく、持ち運びも楽!ストックがあると安心ですね。
オリーブオイルおすすめの選び方は認定マークにあり
オリーブオイルを選ぶ際のおすすめは以下の通りです。
- まずはボトルの作りで本物かどうかを見極める
- さらに認定マークを確認して本物を選ぼう
- 最後に価格が安すぎていないか確認しよう
調べたところ、大変残念ですが日本では海外とは違い品質の認定が厳しくないため、偽物のオリーブオイルが流通していることがわかりました。
ですが、安心してください!これから正しい選び方について紹介します。
1.まずはボトルの作りで本物かどうかを見極める
米油でも紹介した通り、オリーブオイルも酸化しやすいのが特徴です。
この性質に配慮されているのは、ガラス製やステンレススチール製のボトルです。さらに色がグリーンや黒でできていれば遮光になり、なお良い品質を保つことができます。
2.さらに認定マークを確認して本物を選ぼう
例えば、イタリアで定められた生産、加工、調整された「DOPマーク」や「IGPマーク」
または「EUオーガニック認証」や「有機JAS 認証」が付けられているオリーブオイルがおすすめです。
現在は、様々な認証があるので選ぶ際の基準として上記のマークをチェックしてみてください。
3.最後に価格が安すぎていないか確認しよう
今はイタリア産やスペイン産だけではなく日本人の好みに合わせた国内産のオリーブオイルなど色々な種類が流通していて、価格も安いものから高いものと幅広くあります。
あくまでも基準にはなりますが、例えば500ml で数100円だとしたら少し疑ってみてください。
オリーブオイルはサラダ油とは違い高価なイメージがありますが、先ほど紹介した効果を得たい場合は価格にも気を付けながら選びましょう。
以上が米油とオリーブオイルおすすめの選び方のポイントでした。
今までつい、値段が安いものに惹かれがちでしたが2つとも選ぶ際のポイントがあったとは目から鱗でした。
あなたも紹介したポイントを確認しながら購入してみてくださいね!
私がリピートしているオリーブオイルがこちらの人気商品です。
オリーブオイル独特のクセがなく美味しいので、サラダにそのままかけてドレッシング代わりに愛用しています♪
まとめ
- 米油は、玄米を白米に精製する時にできる「米ぬか」の油分を抽出して作られたもので無味に近くサラッとした感触が特徴
- オリーブオイルは、オリーブの果実から作られていて香りや風味に特徴があり、主に「バージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」が代表的
- 米油は、がん予防や心身を整え、動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果がある
- オリーブオイルは、肌のトラブルや便秘予防にも効果がある
- 米油は、産地や製造方法を確認し、紙か瓶でできたパッケージのものを選ぶこと
- オリーブオイルは、ガラス製やステンレススチール製のボトル、または色がグリーンや黒でできているボトルを選ぶこと
- さらにオリーブオイルの場合は、認定マークがあるものや値段について安すぎないかも確認する
以上が、米油とオリーブオイルの徹底比較でした。
2つを比較するとそれぞれ魅力的な効果があったり、選び方のコツがあったりしてとてもおもしろいなと思いました♪
ぜひ、2つを比較して試してみてはいかがでしょうか?あなたに合う油が見つかりますように。
健康を考えるなら油にこだわりたいですよね。米油を使いたいと思っているあなたにおすすめの人気商品です。
紙パックなので保存しやすく、持ち運びも楽!ストックがあると安心ですね。