食パンをオーブントースターに入れておけばすぐに焼けるので、忙しい朝に便利ですよね。
その時、ちょっと目を離して真っ黒こげ!なんて経験ありませんか?それ、オーブントースターの余熱による仕業です。
ところで、予熱という言葉もありますが、余熱と予熱は発音は同じでも違うんです!
余熱とは調理した後に残っている熱のことで、予熱は事前に温めておくことです。
この記事では余熱や予熱を利用したオーブントースターでの調理法をご紹介します。
この記事を読めば、あなたの簡単料理のバリエーションが増えること間違いなしです!
初心者の私も予熱したオーブントースターでクッキーを作ってみたので、そちらもあわせて読んでみてくださいね!
「そろそろ新しいオーブントースターが欲しいな」と思っているあなたには、こちらの商品が人気でおすすめです!
アラジンのトースターはかわいらしいデザインなので、インテリアとしてもいいですね♪
オーブントースターの余熱と予熱は異なるもの
漢字変換の時に「余熱と予熱、どっちだろう?」と思われたこと、ありませんか?同じ発音ですが、全くの別物です。
余熱とは加熱調理をした後に、調理器具や食材に残っている熱のこと、予熱は調理する前に温めておくことです。
なので、調理する前に加える熱は予熱、調理した後に残っている熱は余熱と覚えておけばOKですね。
さて、この記事を読んでくれているあなたに質問です。
オーブントースターを使う場面が、トーストを焼くだけだったり、揚げ物を温めるだけだったりしていませんか?
もし、答えが「はい」でしたら、焼くだけのオーブントースターの使い方は勿体無いです!
実はオーブントースターはヒーターを使って温める調理器具なので、余熱や予熱をうまく使って料理の幅を広げることができます。
でも、オーブントースターを利用した調理法があまりメジャーではないのも事実です。
その理由は、温度管理がなかなか難しいというオーブントースターの特性にあります。
オーブントースターの特性がわかると、オーブンの代わりにオーブントースターでも様々な料理があなたご自身で作れますよ!
ということで、私、色々と調べてみました!その基礎的な内容を次の項目でご紹介しますね。
オーブントースターの温度とワット数は比例する
オーブントースターの余熱や予熱を利用する際に気をつけなければならない点があります。
それはオーブントースターの特性と出力温度です。この2つについて解説していきますね!
オーブントースターの特性は温度が上がり続けること
オーブントースターの特性として挙げられるのは、最高温度になるまでずっとヒーターが稼働し、温度が上がり続けるという点です。
これはオーブンと全く異なる点でして、オーブントースター内の温度は一定に保たれないということなのです。
そのため、オーブントースターは急激に温度が上がってしまうということも頻繁に起こりがちなので、使用している時には目を離してはいけないのです。
冒頭でお話しした、ちょっと目を離したらトーストが真っ黒になってしまうという現象も、このオーブントースターの特性によるものだったのですね。
オーブントースターのワット数と出力温度の関係は?
オーブントースターのには温度調節機能がついたものもありますが、まとめると下のようになります。
温度の幅があるのは、メーカーによって異なるからです。所有しているオーブントースターの出力温度が知りたい場合は取扱説明書を確認しましょう。
ちなみに、私が使用しているオーブントースターには本体のシールに説明書きがあり、そこにヒントが書かれていました。
ガラス窓表面が200度くらいになるということなので、オーブントースター内は最高で200度よりも高くなっていることがわかります。
オーブントースターの出力温度なんて考えたことなかったです!メーカーでもバラバラだなんて知らなかったです。
もし複雑な料理をオーブントースターで行うのなら、温度は知っておくべきですね。
これでオーブントースターの特性や出力温度の目安がわかりましたね!
次の項目では、予熱が必要な料理がオーブントースターで作れちゃうことをご紹介しますね♪
オーブントースターは代用で予熱が必要な調理も可能!
オーブントースターは使い方に気をつければオーブンの代用機器として使うことができるんです!
これらの料理ですが、もしオーブンで調理するとしたら予熱を必要とするものばかりです。
予熱とは、あらかじめ温めておくことなので、オーブントースター内を温めておけば予熱の条件はクリアできます。
しかし、オーブントースターは温度を一定に保つのが苦手なので、できるだけ目を離してはいけないというデメリットがあります。
どのくらいの難易度なのか、実際に私がオーブントースターを使って作ってみました!
ちなみに、オーブントースターでトーストを焼く以外の調理法を行うのは初めてでした。
もしあなたが、私と同じようにオーブントースターで複雑な調理をしたことがない場合、私のレポートが参考になるかもしれませんね。
オーブンの代用でトースターでクッキーを作ってみた!
今回作ってみたのはホットケーキミックスを使ったクッキーです。
これを選んだ理由は、簡単に作れそうと思ったからです(笑)
実際、味は私好みの美味しいお菓子が出来ました♪外はさくさく、中はフワッとした、スコーンのような感じになりました。
クッキーを作ったはずなのにどうしてスコーンのようになったかと言いますと、これは単純に私のズボラさが生んだものです。
大雑把にせず、ちゃんと分量を守ったらクッキーになると思います。では、今回の私のレシピを紹介します。
色々ツッコミどころのあるレシピですが、温かい目でみてください(汗)
例えばですが、本来バターを使うべきところをマーガリンで代用しています。
これは単純にマーガリンの方がバターよりも安かったからです。なので、食塩が入っています。
あと、牛乳の分量が「大さじ3くらい」と書いたのは、目分量だからです。
お菓子作りが好きな私の母がこの事実を知ったら、おそらく私は母から説教されるでしょう。
実際、だいぶ生地が緩くできてしまいました。ギリギリ形を留めている状態でした。
これらの工程があったので、クッキーというよりスコーンのような感じになりました。
でも、スターバックスのスコーンのような味や食感が再現できたので、これはこれで私は満足しています。
ただ、私のは今回たまたま成功しただけだと思うので、失敗しないためには分量は守った方がいいです。
私は、ちょっと冒険してみたくなってしまうので、また色々はみ出したことをやると思いますが(笑)
さて、話を戻しますが、調理方法は次の通りです。
とても簡単です。作ってみて、とっても楽しかったです♪
このように、オーブントースターはオーブンの代用として利用するのに問題はないと思います。
しかし、オーブンと全く同じ使い方をしてしまうと失敗するので、私が今回作ってみて感じた、オーブントースターで代用するメリットとデメリットを紹介しますね。
<オーブンを代用するメリット>
実際にオーブントースターを使って料理をしてみて、私が感じたメリットは2点あります。
1つ目は、手軽にできるというところです。私は一人暮らしで、料理を本格的にやったことがないので、高価な調理器具を購入することに抵抗がありました。
でも、オーブントースターなら手軽に購入でき、初めての場合でもハードルが下がってやりやすいような気がしました。
ちなみに、私のオーブントースターは新品で1,500円くらいでした。Amazonのセールで定価の半額で買えました♪
メリットの2点目はすぐに焼けるということです。オーブンだと、予熱にまず時間がかかり、さらに焼くのに時間がかかります。
それに対し、オーブントースターだとたった1分で予熱ができ、焼くのにも10分かからなかったです。
焼くだけだったら10分なので、朝ご飯にスコーンというのもありだなと思いました。
焼きたてのスコーンに紅茶を入れたら、本格的なイギリスの朝食みたいでおしゃれです。朝からウキウキしますね♪
<オーブンを代用するデメリット>
次に、私が感じたデメリットは全部で3点あります。
まず1つ目は、初回は失敗する可能性が高いということです。
下の写真を見てください。今回私が作ったお菓子の焼け具合です(汗)
左側のお菓子が初回に焼いたもの、右側のが2回目に焼いたものです。左側のはほぼ焦げていることがわかりますね。
理由ですが、1回目は天板に直接クッキングシートを敷いてから焼いたのですが、天板が非常に熱くなり、焦げてしまったようです。
なので、2回目以降は天板とクッキングシートの間にアルミ箔を敷くことで、焦げるのを防ぐことができました。
このように、初めての場合は火力の加減が掴めないため、成功したらラッキー!というくらいの心づもりの方がいいかもしれませんね。
それで、もし初回に失敗してしまっても、工夫をすればなんとかなります。
大体火力が強すぎるということだと思いますので、アルミ箔で調整してみましょう。
2つ目は、一度にたくさん焼くことができないという点です。
これは、オーブントースターの大きさに依存するものだと思いますが、オーブンより焼ける量が少ないのは明らかです。
3つ目は、前の項目でもお話した通りですが、焼いている途中で目を離せないという点です。
すぐに焼ける分、焦げてしまう可能性もオーブンに比べて高いため、十分注意が必要だと思います。
初めから多く作らずに、試作をしてから調理するといいでしょう!
オーブントースターの余熱を使った調理法と注意点
オーブンと異なり、オーブントースターは上限温度になるまでヒーターで温め続け、その温度になったらヒーターが切れるという単純な構造です。
そのため、温度を一定に保つということが苦手なため、余熱を利用するにしてもすぐに冷めてしまいます。
コントロールがなかなか難しいので、それを使った調理法はなかなか生み出されないかと思います。
そのように扱い難易度の高いオーブントースターの余熱ですが、おもちを焼くときに重宝することが調べていてわかりました!その手順をご紹介しますね!
オーブントースターでおもちを上手に焼く方法は下のようになります。
1. 天板を使わずにワイヤーラックの上にアルミ箔を敷いておもちをおく
2. アルミ箔は、ヒーターに触れないようにカットしてから使用する
3. ヒーターの真下におもちを置かないように気をつけながら配置する
4. ふくらみすぎると焦げるので様子を見ながら調整する
5. タイマーが切れてから2分ほど余熱で温める
それぞれの操作には失敗しないための防止策がなされていますが、ひとつずつ説明しますね。
<天板を使わない>
天板を使用するとおもちが天板にこびりついたり焦げ付きやすくなったりするからです。
<ワイヤーラックにアルミ箔を敷く>
アルミ箔を敷く理由ですが、その下にあるヒーターにおもちが落ちないようにするためです。
ワイヤーラックに直置きでもよさそうですが、ヒーターにおもちが落ちてしまうと出火の原因になってしまいます。
また、同じ理由ですが、アルミ箔をヒーターに当ててしまっても発火の原因になってしまうので、当たらないようにちょうどいい大きさにカットしましょう。
<ヒーターの真下に置かない>
ヒーターの真下が一番火力が強いです。そのため、真下におもちを置いてしまうとすぐにその部分だけ火が通ってしまい、焦げの原因になります。
<余熱で仕上げをする>
余熱で温めることで、中心まで熱が届きます。そのため、外側はパリパリ、中はもっちりとした仕上がりになります♪
オーブントースターの余熱にこのような利用法があるとは今まで知らなかったので、今度やってみたいと思いました!
オーブントースターで簡単にいろんな料理が作れそうな気がしてきました!
まとめ
- 余熱は調理後に残っている熱のこと、予熱は調理前にあらかじめ温めておくことを指す
- オーブントースターはメーカーによって最高温度はバラバラなので取扱説明書などで確認すると安心
- オーブントースターはオーブンの代用として利用が可能で、その料理の種類はクッキー、たまごスフレ、キッシュなどたくさんある
- オーブントースターは手軽にできる反面すぐに高温になるために目を離すと焦げつくなど失敗する可能性がある
- オーブントースターの余熱の取扱は難易度が高いが、おもちをふっくら焼くのに適している
オーブントースターを使って料理するのはなんとなく難しそうな印象がありました。
しかし今回実際に調理してみて、難しく感じる原因は出力温度やヒーターの火力がどのくらいなのかいまいち把握できていないからだと思いました。
余熱と予熱、違いはわかりましたか?トーストだけでなく、さまざまな料理ができちゃうことも今回わかりましたね。
あなたもオーブントースターを使って、今まで作ったことのない料理に挑戦してみませんか?
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