子育て中の友達同士の会話の中で「ネギトロっていつから食べさせ始めた?」という話になったんです。
そこでの回答はみんなバラバラで、何歳からなら食べさせても大丈夫なのかな?と心配になったので調べてみました!
ネギトロは何歳から食べて大丈夫なのでしょう?赤ちゃんに離乳食として与えてもいいのか、心配ですし悩みますよね。
調べた結果、3歳からなら食べさせても安心とわかりました。
もし3歳より前にネギトロを食べてしまったら、どのようなことが起こってしまうのでしょうか。
今回はネギトロは何歳から食べられるのか、3歳から食べても良い理由や注意点を、食べさせる際のコツと共に紹介していきます。
幼児食は食材選びやレシピのレパートリーを増やすのが大変ですよね。
毎日忙しいパパママでも、簡単に栄養たっぷりメニューを作れます♪
6歳になるまで使えるレシピブックなので、1冊あると便利ですよ。
ネギトロは何歳からがいいの?3歳からが安心!
ネギトロは何歳から食べていいの?
ネギトロは、何歳からいいのか?それは、3歳から食べさせ始めることをオススメします!
個人の体質や家庭の方針などもありますが、目安として3歳頃からが比較的安全にネギトロを食べさせられるでしょう。
中には「何歳でも大丈夫でしょ?」と、3歳より前に食べさせてしまう方もいるようです。
それが悪いわけではないのですが、アレルギーや食中毒の危険、噛む力や消化能力を考えると少し心配です。
もし1歳や2歳の子供に食べさせてしまったら、その後の様子をしっかり見守ってください。どんな危険性があるのかこれから詳しく解説していきますね。
3歳未満の子供にネギトロを食べさせない方が良い理由
3歳未満の子供に食べさせない方が良いってどういうこと?どんなことが起こる可能性があるの?
もしあなたが間違えて1歳や2歳のお子さんにネギトロを食べさせてしまったら、どんな危険性があるのでしょうか。
- 食中毒になる可能性がある
- マグロ以外のアレルギー物質が含まれている可能性がある
- 塩分を摂り過ぎてしまう
- 噛み切れずにのどに詰まる可能性がある
こうして見ると、かなり危険があることがわかりますね。ひとつずつ詳しくみていきましょう!
<食中毒になる可能性がある>
ヒスタミン中毒といって、15歳未満の子供が発症するケースが多い食中毒です。
マグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジなどの魚及びその加工品にはヒスチジンという成分が含まれています。
そのヒスチジンがヒスタミンに変換されることにより引き起こされるアレルギーの食中毒です。
ヒスチジンが多く含まれる食品を常温に放置する等の不適切な管理をすることで、食品中のヒスタミン産生菌が増殖し、ヒスタミンが生成されます。
ヒスタミンは熱に強いので、一度生成されると調理時の加熱等では分解されません。
ヒスタミンによる食中毒の予防法は、「増やさない=すぐに冷却する」しかないのです。
魚を購入した際や、自分で魚を釣った際でも常温で放置せずにすぐに冷やすようにしましょう。
ネギトロに限らず、刺し身などの生魚を食べさせる際には注意が必要です!
ヒスタミン中毒の症状は、食べた直後から1時間以内に顔面(特に口の周り)や耳たぶが赤くなり、頭痛・じんましん・発熱などがあげられます。
重症になることは少ないようですが、発症した場合には抗ヒスタミン剤が必要になるため、すみやかに医療機関へ相談してください。
<マグロ以外のアレルギー物質が含まれている可能性がある>
油脂に含まれるアレルギー成分に反応してアレルギーを起こす可能性があります。
ネギトロは日持ちや味付けのために、マグロ以外の油脂を使っていることがあります。
メーカーによっても違いますが、動物性油脂や植物性油脂が使われているものがあるのです。
購入する際は、食品表示をよく確認して買うようにしましょう!
<塩分を摂り過ぎてしまう>
1歳〜2歳の塩分摂取の1日の目標量は3〜3.5gといわれています。
ネギトロ1食分(120g)では、なんと約71.2mgの塩分が入っています!
これに醤油などの調味料をかけると、さらに塩分が増してしまいますね。
調味料の塩分量
醤油を大さじ1使用すると、約3gの塩分量になります。
<噛みきれずにのどに詰まる可能性がある>
3歳までは、噛む力が十分に成長してない可能性があります。
2歳では、大人の5分の1程度の噛む力しかないそうです。
また、消化器官なども未熟なため消化不良になることもあります。3歳でやっと、大人と同じ胃の形になってくるんですね!
ネギトロの名前の由来は意外なものだった!
そもそも、ネギトロとはどんなものでしょう?どういった状態のものをネギトロというのかあなたは知っていますか?
野菜のネギと、マグロのトロと思っている方もすくなからず居るのではないでしょうか。
実は、私もそう思っていました!しかし、よくよく調べてみると…。
これをはじめて知った時は、衝撃を受けました。
だってお寿司屋さんに行って、ネギトロを頼むと野菜のネギがのっているのに!お寿司屋さんの、ネギトロ軍艦のイメージが強すぎますね(笑)
ネギトロを何歳から食べればアレルギーは大丈夫?
マグロにも、アレルギー反応がある方も少なからずいます。それは何歳でもありえることです。
そう聞くと、ネギトロを3歳より前に食べさせるのはより心配ですよね。
詳細なアレルギー検査をした際の項目として、マグロがありました。その他にも、魚ではサケやサバも入っていました。
ネギトロは3歳から食べても大丈夫とされていますが他の食材同様、最初は慎重に食べさせる必要があります。
何歳から食べはじめても、アレルギーが絶対大丈夫だと言い切れることはありません。
しかし3歳からであれば、噛む力や消化能力などアレルギー以外は、比較的安全にネギトロを食べさせることができます。
注意しなくてはいけない食品が多くて大変だと思いますが、大切なお子さんの食の安全の為に、慎重にいきましょう!
ネギトロは何歳からでも食べさせていいわけではないと、わかりましたね。
ネギトロやお刺身をはじめて食べさせる時は、なにかあった時すぐに病院に行ける平日がおすすめです。
ネギトロは何歳から?子供向けレシピは加熱でアレンジ!
何度も言いますが、ネギトロは何歳から食べさせていいのか、それは3歳になってから食べさせてくださいね!
まずは、少量ずつ様子を見ながら食べさせてください。最初から生のネギトロではなく、加熱調理したものを食べさせてみるのもいいと思います。
外食でネギトロを食べさせたい場合は、ガストや夢庵などキッズメニューのあるお店を選ぶといいですね。
キッズメニューのネギトロは、塩分や盛り付けの量なども考えられてるので比較的簡単にチャレンジできるかと思います。3歳より上の何歳のお子さんでも安心ですよね。
加熱して食べやすくそぼろ状にして食べさせる
お料理サイト(クックパット)などで調べると「ねぎとろマグロそぼろ」などのレシピが載っています。
はじめてネギトロを食べさせる時は、火を通して食べさせてみるのが安心ですね。
大人は生のネギトロ、子供は加熱したネギトロでも、同じ食材で献立を作れるのは楽でいいですよね♪
つくねやハンバーグなどお団子状にして食べさせる
つくね汁やハンバーグなど、お団子状の方が噛み砕きやすいです。
お刺身を細かくしたりすり身を使うと、アレンジもしやすく簡単に調理できます。
このように、まずは加熱したネギトロを食べさせてみて、アレルギーがなさそうだなとわかってから生を食べさせるのが良さそうですね!
何歳のお子さんでも、はじめてのものを食べさせる時は慎重にするのに越したことはないですね。
幼児食は食材選びやレシピのレパートリーを増やすのが大変ですよね。
毎日忙しいパパママでも、簡単に栄養たっぷりメニューを作れます♪
6歳になるまで使えるレシピブックなので、1冊あると便利ですよ。
まとめ
- ネギトロを何歳から食べさせていいのかは、3歳から食べさせるのが安心
- ネギトロを食べさせる際の注意点は、食中毒(ヒスタミン中毒)、アレルギー、塩分の摂りすぎ
- ネギトロに使われている油脂にアレルギーを起こすことがあり、まれにマグロにアレルギーがある場合もある
- 3歳より前の1歳〜2歳は噛む力が弱いためのどに詰まらせたり消化不良をおこす危険性がある
- はじめてネギトロを食べさせる時は、まず加熱して食べさせて様子をみるのがおすすめ
何歳のお子さんでも、大人の食べるものを欲しがる時期がありますよね。つい可哀想になってあげてしまうなんて話もよく聞きます。
他の子が食べてるなんて聞くと食べさせてあげたくなるところですが、万が一お腹をこわしたり吐いてしまったりしたら後悔しますよね。
孫可愛さで、つい欲しがってるからとあげてしまう祖父母にもルールがあれば説得が可能です。消化能力がないまま食べさせると、孫も辛い思いをすることを伝えましょう。
これで「ネギトロは何歳から食べさせていいの?」というあなたの疑問は解決しましたね。ネギトロに限らず、焦らずゆっくりと「生もの」を進めていきましょう!