ねぇ、どっちの映画観たい?
えー、どっちでもいいよ〜?
こんなふうに、あなたも会話の中で『どっちでもいい』と答えたことはありませんか?振り返ってみると、私も何気なく使っていました。
じつは世間では女性が発する「どっちでもいい」は本音ではないといわれていて、心の底で別の願望があるのをわざと隠しているのだそうです。
中には心からどっちでもいいと答えている女性もいるでしょう。
しかし、女性と男性では脳の働きが違うことは科学的にも証明されているので、女性ならではの深層心理がないとは言い切れません。
この記事では、どっちでもいいの本音を隠す女性の心理が知りたいあなたへ、隠された本音や、実際に言われたとき受け取り方について解説していきます。
すべて読めば、普段本音の見えづらい人とも仲良くなることができますよ♪
話し方が上手になることで人とのコミュニケーションがとりやすくなりますよ。
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どっちでもいいの本音を女性はどう思っている?
質問に対して女性が「どっちでもいい」と答えるとき、多くの場合、その本音は別にあると言われています。
日頃から使う言葉なので違和感はありませんが、私は、こういう話題で「女性が」と性別で断定してしまうのはどうなのかな?と思っていました。
しかし調べてみると、男性と女性では実際に考え方や本音に違いがあるそうなんです。
「どっちでもいい」と答える女性の脳内には、大きく分けて以下の4つの思考パターンがあるとされています。
この4つに、あなたが心当たりのある感情はありましたか?
ここからは「どっちでもいい」に隠された女性の本音をそれぞれ解説していきますね!
どっちでもいいの本音は気をつかっているだけ
あなたが相手に気をつかう瞬間はどんなときですか?
女性の本音として、相手を困らせないように気づかう気持ちから「どっちでもいい」という発言が出ることがあります。
例えば、会社の上司と食事をするときのようなシチュエーションがあったとします。
寿司と居酒屋でどちらがいいかと聞かれ、自分の本当の好みを言うと失礼になるのではと不安になり、相手を立てるために主張を抑えるケースです。
本当は寿司が食べたいと思っていても、上司の好みを意識してあえて選択しないことがあります。
これは目上の人だけでなく、カップルや友人の間でもよく見られる瞬間かもしれません。
私にもよく一緒にランチをする友人が二人いますが、そのうち一人は野菜が嫌いで、もう一人の子は肉と魚を食べることができません。
お店を決めるときは必然的に、「二人が食べられそうなものがあるお店」を選ぶことになります。
決まったお店は私が食べたいものではないこともありますが、話ができること自体に価値があるので、特にストレスを感じたことはありません。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もありますよね。
好みを聞かれたときに気をつかうのは、「相手に好きなものを選んでほしい」という女性ならではの思いやりの気持ちなのですね!
どっちでもいいの本音は結果に責任を持ちたくない
あなたは、日常で大事な選択を迫られたことはありますか?どちらを選ぶかで結果が大きく変わってしまうようなことってありますよね。
そのときに、責任を取ることを避けたいという本音から「どっちでもいい」という返答をすることがあるのです。
私の場合は、車での旅行の際、「目的地までどちらの道を通っていくか」というときについ言ってしまいます。
渋滞状況やサービスエリア、到着時刻など、何を基準に道を決めるかは人それぞれですよね。
しかし、もし自分の読みが外れて、予想外のスーパーロング渋滞に巻き込まれてしまったら…。
せっかくウキウキしていた車内が悲惨な沈黙に包まれてしまうと思うと、道の決定するのはどうしても気が引けてしまいます。
この他にも、自分が決めた結果があまり良いものにならなかったとき、周りから責められてしまうと考える人もいるでしょう。
実際に責められた経験のある人もいるかもしれません。
悲しいことに、このような考え方をする人の中には、自分ではない誰かが決めた内容でトラブルが発生したとき、その相手を責めてしまうことがあります。
または、傍観して何も言わないというケースもあります。
仕事でこのような態度を取ってしまうと、周囲からは「責任感がない」と評価される可能性もあります。
大事なことを決めるときは、人に頼るだけでなく自分の考えをしっかり伝えることも大切ですね。
どっちでもいいの本音はその人と仲良くなりたい
一方で、「相手と仲良くなりたい」「相手の好きなものを知りたい」という気持ちから「どっちでもいい」という場合もあります。
この場合、好みや好きなことなど、相手の情報を知っておきたい、喜んで欲しいという気持ちが第一にあるので、あえて「どっちでもいい」と伝えているのです。
例えば、職場に新しく入った後輩がいて仲良くなり、初めてご飯を食べにいくようなシチュエーションなどがあります。
もしどうでもいいと思っている相手であれば、そこまでの気持ちになることは少ないかもしれません。相手に対して愛情があるからこそ、もっと知りたいと考えているのです。
人によりますが、自分が先輩の場合は「仲良くなりたい」とストレートに伝えては相手への負担になる場合もあります。
相手に気をつかわせないように、相手に自然に沿う目的で、意見や考えを聞いているのです。
どっちでもいいの本音はこだわりがなく優柔不断
「どっちでもいい」という人の中には、本当にどちらかいいか悩んでしまって、決められないという人もいます。
両方の選択肢を相手に託すことで、相手に決めてもらおうとしているのです。
中には、「特定の物事に対してこだわりがない」という人も存在します。
しかし、毎回何事に対しても「どっちでもいい」と言う人は、友人や恋人など人付き合い全般において「意思がない人」と判断されてしまう可能性もあります。
もし本当に決められない性格なのであれば、仕方がないと開き直るしかありません。
もしくは、正直に「ものすごく優柔不断なので決めてくれると嬉しい」と素直に本音を伝えてみるといいかもしれません。
「どっちでもいい」とだけ伝えてしまうと、決めてほしいという本音が相手に届かず、「投げやり」と受け取られ誤解されてしまう傾向もあります。
どっちでもいいの本音を隠す理由と女性の深層心理
「どっちでもいい」の本音を隠す理由の深層心理には、女性脳の特徴が関係しているんです。
以下の2項目は、「どっちでもいい」に関係する女性脳の傾向のまとめです。
パッと見ても、自分には当てはまることがないと感じたら、男性脳を持っているのかもしれません。対になる男性脳の特徴と合わせて解説していきますね♪
共感を求める女性と問題解決を求める男性
女性脳をもつ多くの女性は、恋愛の話で周囲に共感を求めるように、共感重視のタイプです。
女性が会話の中で「どっちでもいい」を使う理由は、自分の意見は他にあったとしても、相手の意見、思いに対して共感することができるからです。
前述した「寿司か居酒屋か」の選択を迫られた際、相手に自然に気をつかえるのは、柔軟な共感力をもつ女性脳ならではです。
一方、男性脳は結論を先に求める、ビジネス的な思考をもっています。
そのため、ビジネスとして「気をつかう」というタスクを実行することはできますが、それが必ずしも相手の意に沿っているとは限りません。
男女での飲み会の際は、お互いのいい側面を補い合っていい空間をつくっていくことが大切ですね。
社会性と平和主義の女性と狩猟本能の男性
社会性の高さも、女性脳タイプを見分ける要素の一つです。女性脳は男性脳と違って争いごとを好まない性質があります。
その理由は、男性がはるか昔から闘争本能をもち、女性のかわりに狩りや戦さを行ってきたことにあります。
一概には言えませんが、遺伝子学的なベースとして、喧嘩や争いに発展しやすい性質をもっているのです。
その男性脳タイプとは異なり、できるだけ感情に流されたくないと考えているのが女性脳タイプです。
女性脳タイプの人が会話の中で「どっちでもいい」を使うのは、争いごとの発展しないためのワンクッションである場合が多くあります。
会話の中でまわりの意見を聞きながら自然と尊重するのが平和主義の女性脳タイプです。
反対に、話し合いで自分の意見を通したり、人の話をさえぎるような人は男性脳タイプと言えるでしょう。
どっちでもいいの本音と女性心理に効く最良の返し方
「どっちでもいい」をよく使う女性の心理がだんだんとわかってきましたね。
心理がわかれば、会話の中で出てきたときにどんな返事をすればいいかも少しずつ見えてきますよね。
ここからは、女性から「どっちでもいい」と言われたときの、最も良い返し方のポイントを紹介します!
一つ一つ説明しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
どっちでもいい人には希望を聞いてみる
「どっちでもいい」と言われたら…。その後にもう一歩、相手の希望を聞いてみましょう。
本当は希望や意見があるのに遠慮して言えないのだとしたら、こちらから言いやすくしてあげるといいですよね。
そうすると、相手は遠慮しながらでも希望を伝えてくれるはずです。このときのポイントは、相手が答えやすいような言葉で聞いてみることです。
「○○さんは何がいい?」「○○さんが気になるのはどっち?」のように、相手の気持ちを優先する言葉を意識的に使うようにしてみましょう。
これを言えば、相手は「そう言ってくれるなら…。」と思い、本音を言いやすくなります。
ただ、どんな場合でも聞きすぎは逆効果になるので、ほどほどにすることが大切です。
話し方が上手になることで人とのコミュニケーションがとりやすくなりますよ。
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どっちでもいい人には急かさないようにする
「どっちでもいい」と言われたときは、急かすのではなく相手の返事を待ってあげるといいでしょう。
相手の希望や考えを求めているのに、早く言ってほしいと急かすのは逆効果になってしまう場合があります。
考えをゆっくりとまとめたいタイプの人もいるため、急かさずに待つようにしてみるのが大切です。
「いつでもいいよ」という心の余裕を見せるようにすると、相手は考えやすくなります。
考えている途中に急かされてしまうと、焦ってしまって更に決めにくくなるケースもあります。
焦らずに決めたらいいよ
などと優しく声を掛けたりして、本音を言いやすい環境づくりをすることが大切ですね!
どっちでもいい人には大切だという気持ちを伝える
会話の中で、「どっちでもいいよ」と言われたら…。
相手を大切にしているという気持ちを素直に伝えるようにしましょう。
「どっちでもいいよ」を多く使う人の心理には、自信が持てなかったり本音が言えなかったりする不安があります。
でももし好きな人や友人からの愛情が伝われば、安心して自分の希望や思いを伝えやすくなるはずです。
中には、自分の気持ちを伝えるのが苦手な人もいるかもしれません。
相手が本当に苦手に思っているなら、その相手にこちらから気持ちを伝えることで、信頼が増したり言いやすい環境を作ってあげることができますよね。
これは、優柔不断な人の場合も同様です。こちらから気持ちを伝えることでと、自分の気持ちを言ってくることもあるのです。
時間はかかるかもしれませんが、気持ちが伝わっているかどうか様子を見ながら、焦らず会話を続けていきたいですね♪
まとめ
- どっちでもいいを言う女性の本音は「気をつかっているだけ」、「結果に責任を持ちたくない」、「その人と仲良くなりたい」、「こだわりがなく優柔不断」
- どっちでもいいを言う女性の心理は「会話に共感を求める」、「社会性が高く平和主義」
- どっちでもいいを言う女性への対応は希望を聞いてみるようにする
- どっちでもいいを言う女性への対応は急かさないようにする
- どっちでもいいを言う女性への対応は大切だという気持ちをきちんと伝える
以上が、どっちでもいいの本音を言わない女性の隠された本音や、言われたとき受け取り方のまとめになります。
自分でも思っている以上に当てはまることが多くて、日常の中で無意識に多用していたことがわかりました。
周りの人との会話を楽しみながら、「どっちでもいい」を上手く使っていきたいですね♪
話し方が上手になることで人とのコミュニケーションがとりやすくなりますよ。
女性の本音を引き出せるように、話し方のコツをつかんでみませんか?