チーズには柔らかくクリーミーなものから硬い食感のものまで、様々な種類がありますよね。
私はピザやグラタンにのっているチーズが大好きで、食べるととても幸せな気持ちになります。
ままがたべてる「ちーず」おいしそう…。
ナチュラルチーズを食べさせてあげたいけど、何歳からいいのかな?
ナチュラルチーズは赤ちゃんに何歳から与えられるのか、世のお母さんたちは知りたいところですよね。
じつは、赤ちゃんにあげていいのは離乳食後期(9〜11ヶ月)からで、塩分や量などに注意する必要があったんです!
この記事では赤ちゃんに何歳からナチュラルチーズをあげていいか迷っているあなたへ、あげる時の注意やぜひ試してほしいイチ推しレシピをご紹介します♪
赤ちゃんと一緒にナチュラルチーズライフを楽しみましょう!
離乳食後期の9ヶ月頃のお子さんには、こちらの商品がおすすめです♪カルシウムたっぷりで、赤ちゃんの健康と成長にぴったりですね!
ナチュラルチーズは何歳まで食べる時に注意が必要?
ナチュラルチーズは離乳食後期にあたる9〜11ヶ月頃の赤ちゃんから、ごく少量ずつなら良いとされています。
何歳からかの目安が分かると、離乳食をつくるときにも安心ですよね。
チーズはカルシウムなどの栄養素が豊富な反面、脂質や塩分もかなり入っているので、食べさせる量には気をつけなければなりません。
未発達な赤ちゃんの体に栄養を与え過ぎると、赤ちゃんが消化不良を起こし、下痢や嘔吐などを起こす危険があるのです。
ちなみに、下の図は年齢ごとの赤ちゃんの塩分摂取の目安量(1日)になります。
塩分は母乳やミルクなど、他の様々な食品にも含まれています。
チーズを食べることで、さらに上乗せして塩分をとってしまうことを理解し、調味料のようにしてチーズを活用するといいでしょう。
上記を見ると、チーズではカッテージなどのフレッシュチーズの塩分より、熟成期間が長いパルメザンの方が1gあたりに含まれる塩分が多いのがわかります。
じつは、本格的に脂質や塩分が気にならなくなるのは2歳頃とされているんです。
そのため、不安なお母さんは離乳時期が過ぎるまでは与える量を少なめに留めておいた方が安心かもしれません。
特に、赤ちゃんに持病があったり体が小さかったりすると心配も大きくなりますよね。
塩分の他にも、日常の食品には添加物を多く含むものもあるので、購入前には成分表を見ることが大切です。
「てんかぶつ」ってなんのことだろう?
食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の加工や保存の目的で使用される物質です。
一般的に、チーズは製法の違いから「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」に分けられ、含む添加物の量に違いがあるとされています。
ナチュラルチーズの基本的な原材料は生乳と塩で、添加物が少ないことから「無添加チーズ」とも呼ばれているんです!
モッツァレラやチェダーなど1000種類以上もの種類があり、乳酸菌や酵素が生きている状態で固められているので時間が経つほど熟成される特徴があります。
一方、プロセスチーズの特徴を見ると、工程の途中で食品添加物が投入されています。
加熱処理をしているため中の乳酸菌は死滅していますが、その代わり長期保存が可能になっているんです。
もしあなたが添加物の少ないチーズを選びたいと考えているなら、裏面に「ナチュラルチーズ」と記載のある商品を買うのがベストです!
購入時に成分のチェックを心がけていれば、何歳の赤ちゃんでも安全ですよね。
添加物も心配だけど、私は小さい頃アレルギーがあったから、赤ちゃんが発症しないか心配だわ…。
赤ちゃんの食物アレルギーは、添加物と同様、多くのお母さんが心配する問題の一つですね。
0歳の食物アレルギーの原因は鶏卵が最も多く、牛乳、次いで小麦の順になっています。
牛乳アレルギーの多くは、加熱や発酵をしても変化・分解しにくい「カゼイン」が原因といわれています。
そのため、牛乳が原料のチーズでも、アレルギー反応を起こす可能性は十分考えられるんです。
何歳からでも発症の恐れはありますが、もしすでに赤ちゃんに牛乳アレルギーがあると診断されている場合は、必ず医師の指示に従いましょう。
また、チーズを含め、初めての食材を赤ちゃんに与えるときは、異変があればすぐに医療機関を受診できるように、平日の午前中を選ぶと安心です。
離乳食期へ向かう際の不安や疑問は、なるべく一人で抱え込まないことが大切です。
周囲からアドバイスを受けるのも良いですが、年代によっては現在の育児との情報に違いがある場合もあります。
まずは産婦人科の先生や、育児電話相談などの専門機関に相談するようにしましょう。
下記をご覧ください。乳製品やお菓子メーカーで有名な株式会社明治では、HP内に「ほほえみクラブ」という育児応援サイトがあるんです。
平日の日中に、お母さんを対象にしたフリーダイヤルの育児電話相談を開催しています。
ミルクの切り替えや離乳食についての情報も発信しているので、あなたの育児の役に立つこと間違いなしですよ♪
ここまでナチュラルチーズは塩分や脂質が多いとお伝えしましたが、チーズに含まれる栄養素は赤ちゃんにとって大切なものばかりです。
量が多くならなければ、ナチュラルチーズのカルシウムやミネラルは赤ちゃんの体をつくる大切な栄養源になってくれるんですよ!
続いては、ナチュラルチーズの栄養素が赤ちゃんにどんな良い影響をもたらしてくれるかを解説していきます!
離乳食後期の9ヶ月頃のお子さんには、こちらの商品がおすすめです♪カルシウムたっぷりで、赤ちゃんの健康と成長にぴったりですね!
ナチュラルチーズは何歳からあげていい?栄養価まとめ
栄養があるなら食べさせてあげたいけど、本当に大丈夫かしら…。
下の表をご覧ください。種類にもよりますが、一般的なナチュラルチーズに含まれる栄養素をまとめたものです。
これらの栄養素が赤ちゃんにとってどんないい働きをしてくれるか気になりますよね?
ここからは、ナチュラルチーズの栄養素の働きを一つずつ解説していきます!
ナチュラルチーズのタンパク質は体をつくる大事な要素
タンパク質は体をつくり機能を調節する大切な構成要素です。不足すると免疫機能や抵抗力が弱くなり、病気にかかりやすくなると言われています。
ちょっとずつなのは、ぼくのからだのためなんだ…はやくおっきくなりたいなぁ。
離乳が進むにつれて、卵や肉類など、何歳からかによって食べられる種類が増えていきます。
赤ちゃんの離乳の経過に合わせて、様子を見ながら量を増やしていきましょう!
ナチュラルチーズの脂質は重要なエネルギー源!
ナチュラルチーズの「脂質」は糖質などと比べ1g当たりのエネルギー量が多く、とても効率の良いエネルギー源です。
しかし、摂りすぎると下痢や肥満の原因になってしまいますし、不足すると血管や細胞膜がもろくなって、肌荒れや皮膚炎になってしまうこともあるんですよ!
ほかにも「脂質」は体内でつくることが出来ないDHAやEPAに変わるような栄養素でもあり、赤ちゃんにとってとても大切です。
「DNA」「EPA」は、子どもの脳や目の発育に効果があると言われているわね!
ナチュラルチーズのビタミンAは目や皮膚の健康を保つ
ナチュラルチーズに含まれる「ビタミンA」には赤ちゃんの目の健康を保つ役目があり、足りなくなると目が乾燥してまぶしく感じやすくなります。
また、ビタミンAは皮膚や粘膜を強くし、免疫力や抗酸化作用を高めてくれるんです!
バイ菌の侵入を防ぐバリアの機能もあり、赤ちゃんの成長には欠かせない栄養素なんですよ。
ナチュラルチーズのビタミンB2は赤ちゃんの代謝に良し
ビタミンB2はビタミンB(群)の中の一つで、細胞の発育と働きに欠かせない「成長ビタミン」ともいわれているんです!
赤ちゃんの場合、不足すると発育不良になる可能性もあるんですよ。大人でも肌荒れや口内炎などを起こしやすくなってしまいます。
大人も子どもも、何歳でも大切な栄養素には変わりないってことね!
また、ビタミンB2は私たちの体内で「代謝」をサポートしてくれています。
離乳食にナチュラルチーズを少しずつ使ってみることで、赤ちゃんの体の巡りを手助けしてあげることが出来ますよ!
ナチュラルチーズのカルシウムは丈夫な骨や歯をつくる
ナチュラルチーズに含まれるカルシウムは、赤ちゃんの骨や歯を丈夫にしてくれます。
離乳食がはじまると母乳から得ることができなくなるため、食事からのカルシウム摂取がとても大切なんです。
卵黄などのビタミンDを含む食材と一緒に食べると吸収率がアップするので、離乳食をつくる時はナチュラルチーズと組み合わせてみることをおすすめします!
次は、自分でもナチュラルチーズを使って赤ちゃんの離乳食をつくってみたいあなたへ、何歳別おすすめのチーズ離乳食をご紹介します!
ナチュラルチーズの何歳別おすすめ赤ちゃんレシピ紹介
初めに紹介した通り、ナチュラルチーズには様々な種類があり、塩分や脂質の関係で赤ちゃんへは離乳後期(9〜11ヶ月)からが良いとされています。
しかし、熟成が必要ないフレッシュチーズの「カッテージチーズ」は、塩分や脂質がとても少なく離乳中期(7〜8ヶ月)からでもあげることができるんです。
もちろん、離乳期中期以降の何歳の赤ちゃんにも安心して食べさせることができます。
タンパク質も豊富で、お家にある材料で簡単につくることができるんですよ!
離乳中期の赤ちゃんに!簡単自家製カッテージチーズ
ここから、「簡単自家製カッテージチーズ」とその応用レシピをご紹介します。用意する材料は、なんとたった2つだけ。
それでは早速、カッテージチーズをつくっていきましょう!
どうでしたか?私もチャレンジしましたが、レモンを入れるとすぐに分離して、とても簡単にできました!
これなら、安心して赤ちゃんにあげることができるわ!
ポイントは、レンジで加熱する時吹きこぼれに注意することです!また、レモンを多く入れ過ぎてしまうと、酸味がかなり強くなってしまいます。
酸っぱすぎてしまい、今何歳?と笑ってしまうような渋い顔が見られるかもしれません(笑)
離乳中期の赤ちゃんに!応用レシピのかぼちゃクリーム
赤ちゃんのために、レモンの量には十分気をつけましょう!続いては、応用レシピの「かぼちゃクリーム」をご紹介します。
分量は、必要に応じて変えてしまってもOKです!
他にも、バナナを一緒につぶして混ぜて甘みを出したり、カッテージチーズの量を増やしたりと、赤ちゃんの反応を見ながら工夫しても良いですね♪
離乳後期のおすすめレシピは何があるかしら?
離乳後期の赤ちゃんに!豚肉のミルクチーズうどん
離乳後期(9〜11ヶ月)では赤ちゃんは「パルメザンチーズ」や、加熱するととろける「ピザ用チーズ」を使った離乳食も食べられるようになります。
ただし、何歳の赤ちゃんでも塩分の摂りすぎには十分注意する必要があります。
離乳完了期(12〜18ヶ月)までは、振りかけるときはあらかじめグラムを計っておくのがおすすめですよ。
ここからは、離乳後期におすすめの「豚肉のミルクチーズうどん」のレシピを紹介しますね!材料はこちら。
※1調乳済とは、粉ミルクを湯で溶いて、乳児の飲用に適した状態のこと
中期と比べてボリュームがアップしていますね!それでは、作り方を紹介していきます。
私も実際につくって食べてみましたが、チーズが入ることでとろみがつき、味も赤ちゃんには程よい塩気で食べやすそうだと感じました!
中期、後期ともに作りやすいレシピですので、日々のメニューに悩むあなたにもおすすめです。
赤ちゃんの健康と笑顔のために、離乳食にぜひナチュラルチーズを試してみてくださいね♪
まとめ
- ナチュラルチーズを赤ちゃんに何歳からあげて良いかは、主に離乳後期(9〜11ヶ月)からで塩分や添加物を考慮する必要がある
- ナチュラルチーズはプロセスチーズより添加物が少なく赤ちゃんにも安心して与えられる
- ナチュラルチーズを食べて赤ちゃんがアレルギーを起こす可能性もあるので、初めて食べさせるなら病院に行ける平日午前中がおすすめ
- 離乳食づくりが不安なときは、無料育児電話相談を利用するのがおすすめ
- ナチュラルチーズには、タンパク質、脂質、ビタミンA、ビタミンB2、カルシウムなどの栄養が豊富
以上が、ナチュラルチーズを何歳から離乳食で使えるかと、栄養価とレシピの紹介のまとめになります!
ナチュラルチーズは、使うのを避けてしまうには勿体無いほど赤ちゃんの健康にいい要素がたくさん詰まっているんですね。
工夫次第で離乳後期以降何歳の赤ちゃんへのレシピにも応用できるので、離乳食のレパートリーにぜひナチュラルチーズを加えてみてくださいね♪
離乳食後期の9ヶ月頃のお子さんには、こちらの商品がおすすめです♪カルシウムたっぷりで、赤ちゃんの健康と成長にぴったりですね!