あなたはお子さんに栄養価の高いもち麦を食べさせたいと思っているけど、何歳から食べさせていいか分からなくて迷っていませんか?
もち麦は白米に比べて消化が悪いため、離乳食が終わったあとの1歳半くらいからで、やわらかく炊いて食べるなら大丈夫だと言われています。
ですが、お腹をこわしてしまうのが心配だったら歯が生えそろい消化のはたらきも安定してくる3歳以降にするのが安心です。
私も、子供に食事を作っても「少ししか食べてくれない」などというという話しはよく聞きます。
小食のお子さんにも、何歳からでも栄養価の高いもち麦を食べさせることができたら栄養面での悩みは減りますよね。
あなたが安心してお子さんにもち麦を食べさせられるように、もち麦は何歳から食べられるのか理由まで調べてみたので参考にして下さいね!
あなたもお子さんにもち麦を食べさせたいなら1歳半からおかゆなどにして食べる事ができますよ!
もち麦は何歳から?食べられるのは離乳食後の1歳半から
もち麦を販売している「はくばく」のHPには「離乳食が終わって咀嚼(そしゃく)ができるようになったころから、やわらかめに炊いて少しずつお試しください」と、書いてあります。
何歳とははっきりと書いてはありませんが、離乳食が終わるのは1歳半ごろなので、その頃を目安にされるのが良いと思います。
そして、「もち麦は食物繊維が豊富で小さなお子さんには消化に負担がかかってしまいお腹をこわす可能性があります」とも書いてあるんです。
1歳半くらいの子供ではまだ消化器官も未熟なため、もち麦の豊富な食物繊維をしっかりと消化できないそうなんです。
お腹をこわさないか心配なお母さんたちの、「内臓も発達してちゃんと消化ができるようになる3歳ころの方が安心!」という声も多くありますよね。
それに、消化の手助けになる咀嚼も3歳くらいになれば歯も生えそろうので、しっかりと噛んだりすり潰したりができるようになるんですよね。
歯が生えそろい咀嚼が上手にできると、細かくかみ砕いて養分を分解してからだに入りやすい物質に変えることができるそうなんです。
まだ、歯が少ししか生えてないから離乳食にはムリかな~?
でも、もち麦なら「おかゆにすれば離乳食になるかも…」と、あなたは何歳からでも食べられるんじゃないかと思っていませんか?
私も、もち麦だったら栄養もあるしモチモチしているから「やわらかく炊けば大丈夫かな?」とちょっと思いました。
あなたの大切なお子さんの離乳食に、もち麦が安全に食べられるのか調べてみたので参考にして下さいね♪
栄養価が高いもち麦が離乳食に向いていない理由とは
あなたの大事なお子さんが離乳食がはじまってあんまり食べないと「ちゃんと栄養はとれているのかな~?」と、心配になりますよね。
そんな時にもち麦の栄養価が高いと聞けば、子供にも!と思ってしまうかもしれませんね。私でもそう考えてしまいそうです。
栄養価の高いもち麦ですが、残念なことに何歳でも食べられるわけではなく離乳食には向いていないんです。
理由は先ほどもお伝えしたように、小さなお子さんではまだ内臓が未熟なため消化がされずお腹をこわす可能性があるからなんです。
もち麦が離乳食に向いていない理由はこちらにまとめてみました。
- まだ歯があまり生えていないため噛めないことで消化器官に負担がかかる
- もち麦の弾力性がまだ飲み込みにくいこと
- 消化器官が未熟なため食物繊維が多いもち麦は消化されず下痢をしてしまう
食べさせたいと思っても、自分のお子さんがお腹をこわしたりしたら心配ですよね。
どんなに栄養があるもち麦でも、離乳食を食べる時期のお子さんには、何歳でもいいわけではなくまだ早いということでした。
やっぱりまだ早いのか~
でも、離乳食が終わる1歳半くらいになって咀嚼ができるようになったら、軟らかめに炊いて食べることができるそうなんですよ。
あなたもお子さんにもち麦を食べさせたいなら1歳半からおかゆなどにして食べる事ができますよ!
もち麦は何歳の子供から食べられる?安心なのは3歳から
あなたは子供の歯は何歳くらいで生えそろうと思っていましたか?私は3歳よりも遅いと思っていたんですよ。
歯が生えそろい内臓もしっかりする3歳位の方がもち麦を食べさせるのは安心ですが、咀嚼ができるようになる1歳半からでも食べさせる事はできるんです。
3歳くらいの子供に安心して食べさせられる理由はこちらなんです。
<歯が生えそろう>
3歳くらいになると歯が生えそろうため、咀嚼が上手にできるようになります。
咀嚼が上手にできるようになると、細かくかみ砕くことができてプチプチとした弾力性のあるもち麦も噛んでつぶすことができるようになるんです。
その結果、消化器官にも負担がなくなるというわけなんです。何歳からでもいいわけじゃない理由なんですね。
<消化器官が発達する>
そして、3歳くらいになって消化器官自体も発達すると、もち麦の豊富な食物繊維もしっかりと消化できるようになりお腹をこわす事もなくなってくるんです。
3歳くらいの子供になれば、それほどやわらかく炊かなくても大人と同じように食べることもでききるようです。
栄養が豊富と言われるもち麦が、逆に子供の消化器官に負担だったなんて思いもしないですよね。
もち麦の豊富な栄養素を白米と比較!食物繊維は何倍も!
そもそも「もち麦」とは大麦の一種なんです。あなたは大麦がお米に比べて栄養価が高いことを知っていましたか?
私は大麦の栄養価がそんなに高いことも、もち麦が大麦の一種だということも知りませんでした。
もち麦って大麦なんだね!栄養価も高いそうよ!
もち麦には食物繊維が豊富で幼児に必要な栄養素の1つなんです。
もち麦の栄養価は他にも白米と比べてみると、こんなにも違うんです。
100gあたりに含まれる量 | もち麦 | 白米 |
---|---|---|
タンパク質 | 9.6g | 2.5g |
脂質 | 1.6g | 0.3g |
炭水化物 | 78.2g | 37.1g |
食物繊維 | 13.0g | 1.5g |
もち麦は「はくばく」HPより、白米は文部化科学省の日本食品標準成分表の数字を参考にしています。
もち麦の効果は食物繊維で腸がスッキリするほかにも、腸内細菌のエサになることで腸内の環境を整え動きも良くしてくれるそうなんです。
そんな栄養豊富なもち麦なら何歳からでも食べられるといいですよね。
近年では食物繊維の多い健康食として人気がありますよね。私のよく行くスーパーにももち麦のコーナーがあるほどなんですよ。
サイズもいろいろ揃えてあるから人気があるんですね!たしかにあのプチプチ食感がクセになりますよね♪
もち麦は何歳から大丈夫?やわらかくして食べさせよう!
あなたはもち麦のプチプチ食感は好きですか?小さなお子さんにもち麦の「プチプチって大丈夫かな?」と思いませんか?
もち麦のプチプチの弾力性は離乳食が終わった1歳半くらいでもやわらかくおかゆなどにしてあげれば大丈夫なんですよ。
3歳くらいならやわらかめにご飯と一緒に炊いてあげれば大丈夫です。
でも、もち麦はあまり消化が良くないので、大人でも何歳のお子さんでも、よく噛んで食べることが大事なんです。
私はいつも白米2合に対して1袋(50g)を一緒に入れて炊いています。
私は何歳になってもお腹がハリやすいこともあり少なめにしているんですよ。
お子さんに食べさせるときの食べ方と、もち麦の量の目安はこちらです。
<もち麦の食べ方>
1歳半くらい…おかゆがおススメです。白米に対してもち麦の量は3:1か4:1くらいの割合が食べやすいです。
3歳くらい…初めは少しやわらかめに白米と一緒に炊いて、お子さんの様子を見ながら白米ともち麦は3:1くらいから調整してみて下さいね。
初めはできるだけ飲み込みやすくやわらかくして、量はおなかの具合をみながら少しずつ増やしていくことが大事なんです。
3歳以上なら何歳でも、少しずつですが大人と同じかたさにしても大丈夫なんですよ。
子供と大人でご飯を分けて炊くのが大変かも~
3歳以上になれば、分けて炊かなくても大丈夫だよ!
はくばくのもち麦は吸水時間不要と書いてありますが、書いていないもち麦だったらやわらかめに炊くときは30分くらい吸水した方が軟らかくなるそうです。
夏場なら15分、冬なら30分くらいが吸水時間の目安です。長く吸水させるほどもち麦の粒は大きくなり弾力のあるもち麦になるんですよ。
まとめ
- もち麦は白米に比べて消化が悪いため、離乳食が終わってからの1歳半ころならやわらかく炊いてからだったら食べても大丈夫
- もち麦でお腹をこわしてしまうのが心配だったら歯が生えそろい消化のはたらきも安定してくる3歳以降にするのが安心
- もち麦は食物繊維が豊富で小さなお子さんには消化に負担がかかってしまいお腹をこわす可能性がある
- 栄養価の高いもち麦は離乳食には向いていない
- まだ咀嚼が上手にできないお子さんに食べさせるときは、おかゆにしてあげるのが安心
もち麦を食べさせられるのは何歳からでもいいわけではなく、1歳半くらいからならおかゆにして食べさせることができるんです。
また、3歳以上なら何歳でももっと安心して食べさせることができるので、お子さんの様子を見ながら少しずつ食べさせてみて下さいね。
これで「もち麦って何歳から食べてもいいの?」というあなたの疑問が解決しましたね♪
あなたもお子さんにもち麦を食べさせたいなら1歳半からおかゆなどにして食べる事ができますよ!