雑炊は冷凍したご飯や残りご飯を入れて、作り方が簡単でササっと作れてとても便利で美味しいですよね。
もちろんこの作り方でも簡単に美味しく作れますが、時々失敗してベチャベチャした仕上がりになることはありませんか?
また、雑炊を食べたいと思ったときに限って、冷凍したご飯や残りご飯がないときもあると思います。
そんなときにあなたは「お米からでも雑炊って作れるの?」「時間がかかって大変そう」なんて考えたりしませんか?
実は30分で簡単にできるんです!本来お米から作ることは「おかゆ」というそうですが、そこはあまり深く考えずに…(笑)
ここではお米からの作り方や厳選したレシピをご紹介しますので、たまにはひと手間かけてお米から美味しい雑炊を作ってみませんか?
可愛らしい見た目のこちらの片手鍋はくっつきにくく、簡単にお米から雑炊を作ることができますよ。
雑炊だけでなく、スープや炒め物、揚げ物などこれ1つでできる万能鍋なのでおすすめです♪

雑炊の作り方は米から!粘り気が取れて食べやすくなる!

あなたは冷凍しておいたご飯を入れた雑炊を食べたとき、たまに食感がベチャベチャしていると感じたことはありませんか?
原因は、ご飯を洗わないでダシや具材と合わせて煮ると、ご飯のぬめりが出て水分が多くなっていることなんです。
なので、一度水洗いをしてお米のぬめりを取った状態で作るとサラサラとした食感の食べやすい雑炊ができるんですよ!
冷凍したご飯もとても便利ですが、ひと手間かけた雑炊を食べたほうが、食べたときの幸福度はあがりますよね。
お米からの作り方はそこまで難しくないので、お米から作るたまご雑炊の作り方をご紹介していきますね。
30分で作れる!お米から作る定番たまご雑炊の作り方
雑炊の定番メニューであるたまご雑炊の作り方をご紹介します。お米から作る場合でも必要な材料はあまり変わらないんですよ。
- お米…1合
- 水…600CC
- たまご…1個
- 白だし…大さじ3(だしの素の場合は適量)
- 塩…少々
- 青ネギ…適量
では、必要な材料についてわかったところで、さっそくお米から作る雑炊の作り方をご紹介していきますね!
- お鍋でお米を研いだ後、用意した水を入れて中火の火にかける
- 火にかけた鍋の中へ調味料を全て入れてひと混ぜ
- 鍋が沸騰したら弱火にして20分待つ
- 20分待っている間に、たまごを溶いて青ネギを小さく輪切りにして用意する
- 20分経ったらお米のかたさを確かめるために味見して、お好みのかたさまで炊き上げる
- お好みのかたさになったら溶き卵を回しながら入れる
- 卵が固まり始めたら、切った青ネギを加えてひと混ぜして軽く加熱し火を止める
- 器に盛りつけして、青ネギを散らしたら完成
火にかける時間は20分ほどですが、お好みのお米のかたさによってかける時間が変わっていきます。
また、お米のかたさは20分くらいから芯のあるかたさで、25分で普通のご飯くらいのかたさになるそうですよ。
このとき、鍋が焦げてしまわないか心配になりませんか?私は焦げるのが気になるので細かく混ぜちゃいそうです…。
ただ、混ぜすぎると粘り気が出てしまうんですよね。
粘り気を出してしまうと元も子もないので、混ぜる回数は最小限に抑えましょう!
雑炊の色々な作り方!米から簡単に作る鶏雑炊レシピ

基本的なたまご雑炊をお米から作る方法がわかったところで、他の材料でも作れるのか気になりませんか?
もともと雑炊は、具材やダシをご飯に合わせた料理を雑炊というそうなので、色々な具材を合わせて食べたいですよね!
例えば鶏肉。鶏肉はタンパク質が豊富で低カロリーなので、雑炊に入れるとお腹も膨れて体にもいいなんて一石二鳥じゃないですか?
そんな最強助っ人食材の鶏肉を使った、お米から作る鶏雑炊の作り方について、ご紹介していきます。
タンパク質が豊富!鶏肉を使った低カロリーな鶏雑炊
あなたは鶏肉は好きですか?鶏肉にはタンパク質が豊富で、ムネ肉やササミは低カロリーなどでダイエットにかかせないですよね。
そんな鶏肉を使った鶏雑炊もお米から作れるので、食べやすくて体にもいいなんて魅力的じゃないですか?
ではまずはじめに、美味しく簡単に作れる鶏雑炊に必要な材料からご紹介していきますね。
- お米…1合
- 鶏モモ肉…200から250グラム
- たまご…2個
- しょうゆ…大さじ2
- みりん…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 水…900CC前後
- 青ネギ…適量
水の量については、お米のかたさによって変わります。水分を多くしてやわらかくしたい場合は少し多めに入れましょう。
また、鶏モモ肉以外にもカロリーが気になる場合は、鶏ムネ肉やササミで代用してカロリーを抑えるのもアリですね!
では次に、この材料を使ってお米から作る雑炊の簡単な作り方をご紹介しますね。
- 鶏肉を小口切りに切って、しょうゆ・みりん・酒の調味料を加えて鶏肉を漬けておく
- 用意した水を入れて中火にかけて、沸騰したらお米を入れ10分ほど煮る
- 10分経ったら弱めの中火にし、先ほど漬けておいた鶏肉を加えて時々混ぜながらさらに10分ほど煮る
- たまごを溶いて円を描くように回しながら鍋に入れ、20秒ほどそのままの状態で加熱する
- 20秒経ったらたまごと軽く混ぜ合わせ、フタをし火を止めて1分ほど蒸らす
- 器に盛りつけして、青ネギを散らしたら完成
約25分程度で完成するので、とても簡単ですね。ただこちらの鶏雑炊を作るときも注意してほしいことがあります。
2.の手順のお米を煮るときですが、お米を入れてすぐのときは鍋底にお米がくっつきやすくなっています。
お米を入れた最初のうちは時々混ぜましょう!こうすることで鍋底にお米がくっつかなくなりますよ。
私はこの作り方で鶏雑炊を作ってみたら、いつもよりさっぱりとした味わいで食べやすかったので、ぺろりと秒で食べ終わりました(笑)
可愛らしい見た目のこちらの片手鍋はくっつきにくく、簡単にお米から雑炊を作ることができますよ。
雑炊だけでなく、スープや炒め物、揚げ物などこれ1つでできる万能鍋なのでおすすめです♪

鍋のシメはやっぱり雑炊!米からの作り方を伝授!

私が雑炊を作るタイミングといったらキムチ鍋や豆乳鍋など、鍋を食べた後のシメで作ることが多いです。
鍋のシメこそ「ササっと作って食べたい…」と思い、冷凍したご飯を入れることの方が多いですよね。
炊いてあったご飯なら、洗うことでぬめりが取れて、出来上がりがサラサラした雑炊になり食べやすくなります。
でもたまに冷凍したご飯がなくて、雑炊を作ることをあきらめてしまう…なんてことはありませんか?
そんなときに、ひと手間かけてお米から鍋のシメの雑炊を作ることで、また一味変わった雑炊を楽しめちゃうんですよ!
では、お米から簡単に作れる鍋のシメである雑炊の作り方をご紹介していきますね。
余った鍋のダシ汁でお米から作る!シメの雑炊の作り方
- 余った鍋の出汁(だし)…1リットル程度
- 米…1合
おそらく余った鍋の中には具材が残っていると思いますが、そのまま入れた状態で大丈夫です。
大事なのは、お米から作るというなので!では、実際の作り方についてご紹介していきますね。
- お米をしっかりと水で洗い、水切りをする
- 冷やした状態の余った出汁が入った鍋へ、お米を入れて火は中火にして加熱する
- 沸騰してきたら鍋にフタをして、火は弱火で20分ほど待つ
- 20分経ったら火を止めてお米のかたさを確認し、お好みのかたさになるまでおいておく
- たまごを入れる場合は、溶きたまごを用意して再度鍋は沸騰させる
- 沸騰したら溶きたまごを回し入れて火を止めて、2分蒸らして完成
鍋のシメの雑炊も大体25分程度で完成しますね。2.のように鍋にお米を入れると米粒に出汁が浸透するので、旨味が増していくようです。
お米に不純物が残っていると美味しく仕上がらないので、しっかりと洗ってから鍋に入れましょう。
そして、水が少量だと鍋に焦げ付いてしまうので、様子を見ながら水を足してくださいね。量は1カップほどで大丈夫です。
お好みのかたさにするときは、余熱でお米に熱が通っていくので、火を止めた状態でかたさを調整してくださいね!
まとめ

- 雑炊の作り方は米から作ると、ぬめりがなく食感がサラサラで食べやすくなる
- お米を煮るときは、混ぜすぎると粘り気が出てしまいベチャベチャになるので、時々混ぜる程度にする
- お米から作る鶏雑炊の作り方では最初のうちは鍋底にお米がくっつきやすいので、時々混ぜるとくっつくことを防ぐ
- 鍋のシメの雑炊でもお米から作る作り方で、一味違った食べやすい雑炊が出来上がる
- お米を入れるときはしっかりと洗い、煮るときは鍋に焦げ付かないように水を調整しながら作る
ここまでで雑炊の作り方は米から作ると美味しくなる理由から、おススメのレシピまでをご紹介しました。
鍋のシメで雑炊を作るのはもちろん、体調が悪くて食欲がないときにも雑炊を作ることがあると思います。
そんなときにお米から雑炊を作ると劇的に食べやすくなるので、今回ご紹介した作り方をぜひ参考にしてみてください!
可愛らしい見た目のこちらの片手鍋はくっつきにくく、簡単にお米から雑炊を作ることができますよ。
雑炊だけでなく、スープや炒め物、揚げ物などこれ1つでできる万能鍋なのでおすすめです♪