最近「ヌン活」という言葉もあるほどアフタヌーンティーが人気ですよね!高級なイメージがあった紅茶が身近な存在になりました。
私も人気のアールグレイに挑戦しようとしたらダージリンもありました。「アールグレイとダージリンってどっちが美味しいんだろう?」と素朴な疑問を持ちました。
元々紅茶は種類が豊富でいまひとつ違いが分かりませんよね。
調べてみるとアールグレイはフレーバーティー、ダージリンは茶葉の種類という違いがありました!あなたがどっちが美味しいと感じるのか、2つの違いを詳しく説明していきます。
人気の高いこの2つは、それぞれの成分により効果効能が違うのも魅力です。どっちの効能があなたに合いそうなのか紹介していきますね。
さらに、それぞれの美味しい飲み方もご紹介しますので、楽しみにお読みください♪
気になるアールグレイとダージリン、どっちが美味しいか飲み比べてみませんか?他にもアッサムやフルーツティーなどいろいろな味を楽しめます。
パッケージもかわいらしくて、ちょっとしたプレゼントにもおすすめですよ♪
アールグレイとダージリンどっちが美味しい?
アールグレイとダージリンってどっちが美味しいの?違いがよくわからない〜。
紅茶はたくさんの種類がありますが、違いがいまひとつわかりませんよね。実はアールグレーとダージリンには大きな違いがあるんですよ。
最初に2つの紅茶の主な特徴について簡単に紹介しますね!
アールグレイはベルガモット由来のフレーバーティー
アールグレイはフレーバーティー(茶葉に香りをつけたもの)の一種で、茶葉にベルガモットという柑橘系のフルーツ由来のオイルで香りをつけたものなんです。
主に中国のキーマン茶が使用されており、そのほかにダージリンやルイボスティーなど様々な茶葉に香りづけされていることが多いです。
柑橘系でも香りは強くなく、ベルガモット特有の甘さも合わさったとても爽やかな風味が特徴で、とても人気が高いです。
実は、私もアールグレイが大好きです!味はベルガモット特有のフルーティーな味と紅茶ならではの苦みを同時に楽しむことができ、ストレートでも飲みやすくて美味しいですよ。
柑橘系の香りが好きなあなたなら、特におすすめです。
また、アールグレイは歴史的なお茶で諸説ありますが、1830年代のイギリスのチャールズ・グレイ首相に由来するという説が有名です。
首相が中国で龍眼(りゅうがん)というライチのような果実の木で燻(いぶ)した紅茶を気に入り、イギリスで再現したことが始まりと言われています。
ちなみにアール(Earl)は「伯爵」という意味なんですよ。ひとつ紅茶の知識が増えましたね!
ダージリンは茶葉の名前で世界3大紅茶のひとつ
ダージリンはフレーバーティーではなく、インドのダージリン地方で収穫されている茶葉の名前です。
また、世界三大紅茶としても知られ、別名「紅茶のシャンパン」ともいわれて、すっきりした味わいが特徴です。
さらに、ダージリンには年に3回の収穫時期があり、それぞれ茶葉の名称も違います。
- 3月から4月頃に収穫される「ファーストフラッシュ」…1番茶のため若々しい茶葉で、ほどよい渋みが特徴
- 6月から7月頃に収穫される「セカンドフラッシュ」…ファーストフラッシュよりも渋く、マスカットのような香りが特徴
- 10月から11月頃に収穫される「オータムナル」…3つの中で1番渋みが強いため、濃厚な味わいが楽しめる
それぞれの時期と環境下で生まれた香りや味を楽しむことができるそうです。
ちなみに私は「ファーストフラッシュ」を飲んだ時、日本の煎茶にも似ているなと感じましたよ!すっきりした渋みがあって美味しいと感じました。
アールグレイをひと言で表すと「癒やし」、ダージリンは「すっきり」という感じですね。
「どっちが美味しいか」というよりも、その時のあなたの気分によって飲み分けるといいと思います。
以上がアールグレイとダージリンについてです。どうですか?違いがわかりましたね。
次はさらに2つの紅茶の効能について紹介します。
これを読めば、きっとあなたに合う紅茶はどっちなのか決められると思います♪
気になるアールグレイとダージリン、どっちが美味しいか飲み比べてみませんか?他にもアッサムやフルーツティーなどいろいろな味を楽しめます。
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アールグレイとダージリンの違いは効能にもあり
アールグレイとダージリン、2つの違いは分かりましたね?続いては、2つの効能について調べてみたので紹介します。
あなたに合いそうな紅茶は一体どっちでしょうね?
アールグレイに含まれるベルガモットの効能とは
なんと、アールグレイに含まれているベルガモットにはのどの痛みの緩和や口内炎の改善、さらに心臓病の予防効果が期待できるようです。
また、ベルガモットにはリラックス効果もあるのだとか!詳しく見てみましょう。
<のどの痛みの緩和や口内炎の改善>
ベルガモットは元々うがい薬や口内炎の治療薬として重宝されてきたんですね!
<心臓病の予防効果>
研究結果で、ベルガモットに含まれるヒドロキシメチルグルタリルフラバノンと呼ばれる酵素が心臓病に有効であると報告されているそうです。
健康について気になっているあなたにいかがでしょうか?
<リラックス効果>
ベルガモットはアロマオイルなどにも使われていて、その中の酢酸(さくさん)リナリルにはストレスや緊張を緩和させる効能があります。
近頃、気分がいまひとつのあなたや、仕事や勉強にひと息つきたいあなたにおすすめです!
ただし、柑橘系の香りが苦手なあなたにはおすすめできません。苦手な香りは逆にストレスになりますからね。
ダージリンにも紅茶本来の効能がたくさんある!
ダージリンにもアールグレイと同様にリラックス効果、風邪予防や虫歯予防も期待できるようです。それでは見ていきましょう!
<風邪予防>
ダージリンには他の紅茶と同様に殺菌作用があるカテキンが含まれています。また、テアフラビン、テアルビジンといったウィルス感染を防ぐポリフェノールも含まれています。
最近、風邪気味かな?と思っているあなたや、事前に風邪などを予防したいあなたにおすすめです!
<虫歯予防>
ダージリンにはなんと、歯磨き粉にも使われているフッ素が含まれています。さらに口臭予防にも効果があるそうです。
虫歯になりやすい方や毎日忙しくて歯磨きに時間をかけられないあなたにいかがでしょうか?
アールグレイとダージリン、効能にも違いがあることがわかりましたね。
アールグレイは紅茶に共通する効能以外に、ベルガモットの効能がプラスされるのが違いということです。どちらにしても、紅茶には体に良さそうですよね!
アールグレイとダージリンの美味しい飲み方をご紹介
ここまでで、すぐにでも紅茶を飲みたくなってきたのではないでしょうか?
お待たせしました!今回は、ティーバッグとリーフティーでのアールグレイとダージリンの美味しい飲み方を紹介していきます。
アールグレイの美味しい飲み方ティーバッグ編
1.あらかじめカップを温めるのがおすすめ!
紅茶をおいしく飲むには温度を下げないのが1番のポイントです!
お湯の量はカップの約5分の1から約4分の1を目安にしてください。
2.温めたカップにティーバッグを入れて、沸騰したお湯を優しく注ぎます。
温めておいたお湯は捨てて、100℃ のお湯を入れます。
1杯分の湯量は、150ml〜160mlを目安にしてください。
3.カップに蓋をして3分から5分蒸らす
蓋(ふた)をするのは、温度を下げないため!蓋がない場合は、アルミホイルやラップなどでもOKです。
4.ティーバッグを取り出す
ティーバッグは絞らず、2、3回揺らしてから取り出します。絞ってしまうと、渋みがきつくなるので注意しましょう。
アールグレイの美味しい飲み方リーフティー編
1.あらかじめポットとカップは温めておく
こちらもティーバックで飲む場合と同様、温度を下げないことが大事です。
2.人数分の茶葉を入れる
すりきり基準ですが、香りを楽しみたい時や軽く楽しみたい場合など、自分好みの量を入れましょう。
3.沸騰したてのお湯を入れる
10円玉ぐらいの泡が出ているお湯を使うのがおすすめ!ボコンボコンという感じで出てきたら良いタイミングです。
紅茶のおいしさの成分を出すためには90℃以上のお湯が必要です。
また、1杯分は150ml〜160ml の湯量が目安です。
4.2〜5分蒸らす
細かい茶葉では、2分半〜3分。大きめの茶葉は、3〜4分が目安です。
5.茶こしでこしながらカップに注ぐ
この時の注意点は、最後の1滴まで注ぐこと!なぜなら、最後の1滴にはその茶葉の美味しさがつまっているのです。これを「ゴールデンドロップ」と呼びます。
また、アイスティーで飲む際のコツとしては、軟水を使うこと!日本の水道水は主に軟水が使われているため、そのまま気軽に楽しむことができますね♪
ダージリンの美味しい飲み方ティーバッグ編
基本的にアールグレイの時と同様の手順になります。
ですが、ダージリンの場合は蒸らす際の時間にコツがあります!
ダージリンの茶葉の美味しさを最大限に引き出して味わいたいですね♪
ダージリンの美味しい飲み方リーフィティー編
こちらもアールグレイと基本同様の手順ですが、リーフティーで楽しむ場合は、3分を目安に蒸らしてみてください。
茶葉の大きさにも色々な大きさがあるので、大きい茶葉の場合は少し時間を長めに蒸らすとよいでしょう。
アールグレイとダージリンはミルクティーもおすすめ
アールグレイに含まれるベルガモットはミルクとも相性が良いためミルクティーとして飲むのもおすすめです。
また、ダージリンも、コクをまろやかに楽しみたい場合はミルクティーで飲むのもおすすめなんですよ。
前述したように、ダージリンは収穫時期によって味に変化あります。
収穫時期の違うダージリンを入れて、味の違いを比べて楽しむのも良さそうですよね♪
まとめ
- アールグレイとダージリンの違いは、アールグレイがフレーバーティーの一種でダージリンは茶葉の種類の名前
- アールグレイはベルガモット特有の甘さも合わさった爽やかな風味
- ダージリンは「紅茶のシャンパン」といわれスッキリした味わいで採れる時期によっても風味の違いがある
- 柑橘系の香りで癒やされたいならアールグレイ、すっきりしたいならダージリンと飲み分けると、どっちも美味しいと感じられるはず
- アールグレイにはベルガモットがもつ、のどの痛みの緩和や口内炎の改善、心臓病の予防効果、リラックス効果が期待できる
- ダージリンは紅茶本来の風邪予防や虫歯予防の効果が期待できる
- アールグレイとダージリンの美味しい飲み方のポイントはどちらも事前にカップを温めておくこと
- ダージリンの蒸らし時間は甘味や香りを楽しみたいなら3分、香りとコクのバランスを整えたいなら4分、しっかりとしたコクや渋みを味わいたいなら5分がおすすめ
「アールグレイとダージリン、どっちが美味しいの?」というあなたの疑問にお答えしてきました。
どっちが美味しいのか、イメージできましたでしょうか?
ちなみに私はアールグレイの紅茶を入れる、ゆったりとした時間がぜいたくで大好きです。
アールグレイとダージリン、どっちも試してあなたが美味しいと思う紅茶を見つけてくださいね。
気になるアールグレイとダージリン、どっちが美味しいか飲み比べてみませんか?他にもアッサムやフルーツティーなどいろいろな味を楽しめます。
パッケージもかわいらしくて、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです♪